「和室をフローリングに変えたいけど、リフォームはお金がかかるし、賃貸だから原状回復できるか不安…」
そんな悩みを抱えていませんか?
実は、畳の上からそのまま施工できるDIY方法があるんです。大掛かりな工事は一切不要。この記事では、費用を抑えながら和室を洋室風に変える具体的な方法と、後悔しないための注意点を詳しくご紹介します。
畳の上にフローリングをDIYする3つの方法
畳をフローリングにするDIYには、大きく分けて3つのやり方があります。それぞれに特徴があるので、あなたの目的や予算に合わせて選んでみてください。
1. ウッドカーペットを敷く
木材の薄板を布地でつないだカーペット状の床材です。見た目が本格的で、木の質感もしっかり感じられます。
費用の目安:6畳で15,000円~40,000円程度
メリットは、なんといってもそのリアルな見た目。来客時に「フローリングにリフォームしたの?」と驚かれることも多いです。裏面がフェルト素材のものを選べば、畳を傷つけにくく、防音性も保たれます。
デメリットは、畳の凹凸が表面に出やすいこと。あと、湿気がこもりやすいのでカビ対策は必須です。
選ぶときのコツは、板幅が7cm以上のものを選ぶこと。幅が広いほうがナチュラルな印象になりますよ。
2. フロアタイルを敷き詰める
塩化ビニル素材の硬質タイルで、パズルのようにはめ込んでいくタイプです。最近は木目調のデザインがかなり豊富。
費用の目安:6畳で20,000円~80,000円程度
最大の魅力は水に強いこと。飲み物をこぼしてもサッと拭けるので、小さなお子さんがいる家庭や、飲食の機会が多い部屋にぴったりです。カッターで簡単にカットできるので、部屋の隅の処理もラク。
ただし、材料費は3つの方法のなかで一番高め。それから、畳の上に直置きすると継ぎ目がずれることもあるので、ずれ防止テープの併用がおすすめです。
3. クッションフロアを敷く
塩化ビニル素材のシートを部屋のサイズに合わせて敷く方法。3つの中で最も手軽で安価です。
費用の目安:6畳で10,000円~30,000円程度
ホームセンターで好きな長さにカットしてもらえるので、女性ひとりでも扱いやすいのが嬉しいポイント。防水性も高く、汚れにも強い。
デメリットは耐久性。重い家具を置くと跡がつきやすく、長期間使っていると表面がすり減ってくることも。あくまで「気軽に雰囲気を変えたい」という方向けです。
フローリングDIYで絶対に気をつけたい3つの失敗ポイント
「やってみたけど後悔した…」という声を実はよく聞きます。理由はだいたいこの3つに集約されるんです。施工前にしっかり対策しておきましょう。
湿気とカビの問題
これは一番多い失敗例。畳とフローリング材の間に湿気がこもって、気づいたら畳がカビだらけ…なんてことも。
対策は意外と簡単です。
- 施工前に畳をしっかり乾燥させる(晴れた日に窓を開けて半日ほど)
- 防カビ・防虫シートを必ず敷く
- 月に1回は床材を部分的にめくって換気する
特に梅雨前と梅雨明けの換気はマストです。このひと手間で畳の寿命がまったく変わってきます。
底冷えが想像以上にきつい
畳にはもともと断熱効果があります。薄いフローリング材を敷いただけだと、その断熱性が失われて冬場はかなり冷えます。
「見た目は満足なのに、冬は靴下二重でも足が冷たくて…」という声も。
断熱マットを下に敷くのが正解です。 ホームセンターで売っている薄手のもので十分。プラス2,000円~3,000円の出費で快適さが段違いになります。ラグやカーペットを部分的に重ねるのも効果的ですよ。
段差につまずく
畳の上に床材を重ねると、どうしても敷居との間に段差ができます。厚みは数ミリ~1センチ程度ですが、これが意外とつまずくんです。
特に、夜中にトイレに行くときや、小さなお子さんが走り回るときは危ない。
段差を完全になくすことは難しいので、家族みんなが「ここに段差がある」と認識しておくことが大事。あと、敷居の前にだけ滑り止めテープを貼って注意を促すのもひとつの手です。
賃貸でも大丈夫?原状回復のポイント
「賃貸だけど大丈夫かな」という不安、よくわかります。結論から言うと、ちゃんと準備して施工すれば問題なく原状回復できます。
ポイントは3つ。
まず、畳を傷つけないこと。ウッドカーペットなら裏面がフェルト素材のもの、クッションフロアやフロアタイルなら滑り止めシートを併用する。これだけで畳へのダメージはかなり抑えられます。
次に、湿気対策を徹底すること。畳がカビてしまったら退去時に修繕費が発生します。先ほどお伝えした防カビシートと定期的な換気、これは本当にやっておいて損はありません。
最後に、退去時にはすべて撤去すること。これは当たり前ですが、両面テープの跡が残らないよう、畳用の養生テープを使うなどの気配りも忘れずに。
和室の雰囲気も少し残したい人へのおすすめ
「完全に洋室にするのは味気ない」「和のテイストも残したい」そんな方には、置き畳を部分的に使うのがおすすめです。
フローリングにした部屋の一角に、置き畳を敷いて茶のスペースにする。あるいは、フローリングにせず既存の畳を活かして、ウッドカーペットで半分だけ洋室風にする。そんな「いいとこ取り」の発想も素敵ですよね。
最近は琉球風の置き畳や、カラフルな縁なし畳も増えていて、和モダンな空間づくりを楽しめます。全部変えなきゃいけないなんてルールはないんです。
まとめ:フローリングDIYで畳の部屋を理想の空間に
畳をフローリングにするDIY、思ったより簡単そうだなと感じていただけたでしょうか。
最後に大事なポイントをまとめます。
- 方法はウッドカーペット・フロアタイル・クッションフロアの3つ
- 本格的な見た目重視ならウッドカーペット
- 水や汚れに強くしたいならフロアタイル
- 何より手軽さを求めるならクッションフロア
- 湿気対策と底冷え対策はマスト
- 賃貸でも原状回復は問題なくできる
材料はホームセンターやネットで簡単に手に入ります。費用もリフォームに比べたら圧倒的に安い。週末2日あれば十分作業できますよ。
和室の雰囲気は好きだけど掃除が大変、洋室のテイストに憧れるけど費用は抑えたい。そんなわがままを叶えてくれるフローリングDIY、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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