1×4(ワンバイフォー)材のサイズとDIYでの使い方を徹底解説

DIY

「1×4サイズ」の木材って、実際には何ミリなんだろう?

ホームセンターで「1×4」と書かれた木材を見かけたけど、1インチ×4インチ=約25mm×約101mmだと思って買ったら、家で測ってみたら違っていた…なんて経験、ありませんか?

実はこれ、木材の世界ではよくある話。1×4材は「呼び寸法」と呼ばれるもので、実際のサイズとは少しズレているんです。

この記事では、1×4材の本当のサイズから、DIYで使うときのポイント、材質の選び方まで、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

1×4材のサイズは実寸で何ミリ?

結論から言うと、1×4材の実際のサイズは、厚さが約19mm、幅が約89mmです。

これは多くのホームセンターで販売されている1×4材(SPF材、ホワイトウッド材など)に共通するサイズです。

「1インチ=25.4mm、4インチ=101.6mmだから、厚さ25mm、幅101mmじゃないの?」と思うかもしれません。でも、木材の場合は少し事情が違います。

なぜ1インチ×4インチじゃないの?

その理由は、製材後の乾燥収縮表面の仕上げ加工にあります。

1×4材は、もともと「生の状態(製材直後)」では約1インチ×4インチのサイズで切られます。その後、乾燥させることで木材は縮み、さらに表面を平滑に仕上げるために少し削られます。その結果、最終的な製品サイズが19mm×89mmになるんです。

このように、木材のサイズ表記はあくまで「呼び名」であり、実寸法とは異なることを覚えておきましょう。

長さの単位は「F(フィート)」で表す

1×4材の長さは、「F」という単位で表記されることが多いです。1Fは約305mm(1フィート)です。

ホームセンターでよく見かける長さは以下の通りです。

表記長さ(約)
3F910mm
4F1,220mm
6F1,830mm
8F2,440mm

DIYでよく使われるのは4F(1,220mm)や6F(1,830mm)あたり。作りたい作品の大きさに合わせて選びましょう。

1×4材の材質はどう選ぶ?

1×4材と一口に言っても、実は材質によっていくつかの種類があります。代表的なのは以下の3つです。

SPF材(スプルース・パイン・ファー)

SPF材は、北米や北欧産の針葉樹の総称です。建材としても使われることが多く、DIYでも非常にポピュラーな木材です。

  • メリット:比較的安価で入手しやすい。加工性が良いので、初心者でも扱いやすい。
  • デメリット:天然木のため、反りやねじれ、節、ヤニなどが出ることがある。個体差が大きい。
  • 向いている人:棚や小物作りなど、気軽なDIYを楽しみたい初心者の方。
  • 向いていない人:美しい木目を重視したい方。反りのリスクを極力避けたい方。

集成材(1×4集成材)

集成材は、小さな木材を接着して作られた加工木材です。

  • メリット:反りや割れが少なく、寸法が安定している。木目が美しく、塗装との相性も良い。
  • デメリット:天然木より価格が高め。木目が不自然に見えることもある。
  • 向いている人:精密な加工が必要な作品を作る方。塗装を美しく仕上げたい方。
  • 向いていない人:天然の木目や風合いを重視する方。価格を抑えたい方。

ホワイトウッド材

ホワイトウッドは、ヨーロッパ産の針葉樹を使用した木材です。

  • メリット:比較的入手しやすく、加工性が良い。
  • デメリット:材質に個体差がある。
  • 向いている人:棚など、一般的なDIY用途全般。
  • 向いていない人:特定の樹種にこだわりがある方。

これらの特徴を理解したうえで、自分の作りたいものに合った材質を選ぶのがおすすめです。

1×4材を使うときの注意点

天然木である1×4材(特にSPF材)を使う際は、いくつか注意すべきポイントがあります。

反りやねじれをチェックする

ホームセンターで実際に手に取って選ぶ場合は、反りやねじれがないかを必ず確認しましょう。まっすぐな木材を選ぶことが、作品の仕上がりに大きく影響します。

目視で確認するのはもちろん、水平な床や棚の上に置いて浮きがないかチェックするのも効果的です。

節やヤニの位置を確認する

節(ふし)は木の枝があった部分で、強度や見た目に影響を与えることがあります。また、SPF材にはヤニ(樹脂)が出ることも。節の位置やヤニの出方を確認し、用途に合ったものを選びましょう。

特に、食品を直接置くような作品や、布製品と接する部分に使う場合は、ヤニの多い材を避けたほうが無難です。

表面の仕上げ状態を確認する

SPF材は「プレナー仕上げ」といって、機械で表面を削った状態で販売されていることが多いです。表面はやや粗めで、そのまま使うとささくれが気になることも。

塗装やニス塗りをする予定なら、サンドペーパー(紙やすり)でしっかり研磨してから使うのがおすすめです。一方、集成材は表面が比較的きれいに仕上がっていることが多いので、研磨の手間が少なくて済みます。

構造用材としての使用は避ける

1×4材(特にSPF材)は構造用材としても使われますが、DIYでよく販売されているものは、あくまで加工用・内装用として考えましょう。重い本棚や大きな棚を支えるような構造的な用途には、より強度のある材を選ぶ必要があります。

1×4材のよくある疑問

Q. 1×4材はどこで買えるの?

多くのホームセンターや、カインズ、DCMなどの大型DIY店で販売されています。通販でも購入可能です。

Q. 1×4材の価格はどのくらい?

価格は材質や長さ、店舗によって異なりますが、例えばDCMの1×4集成材(6F/約1,830mm)で1,400円前後が目安です。SPF材はもう少し安価な傾向があります。ただし、価格は変動するので、購入時に各店舗でご確認ください。

Q. 1×4材と1×6材の違いは?

厚さは同じ19mmで、幅が違います。1×6材の実寸法は約19mm×140mmです。作りたい作品のサイズに合わせて選びましょう。

Q. 1×4材に塗装はできる?

もちろんできます。ただし、SPF材はヤニがあると塗料が乗りにくい場合があるので、事前にシーラー(下塗り材)を塗ることをおすすめします。集成材は塗料との相性が良いので、比較的スムーズに塗装できます。

1×4材のサイズと使い方を理解してDIYを楽しもう

1×4材は、DIY初心者から上級者まで幅広く使われている、とても便利なサイズの木材です。

改めておさらいすると、1×4材の実寸法は厚さ約19mm、幅約89mm。インチ表記のイメージとは少し違うけど、これが木材業界のルールなんです。

材質は、SPF材(手頃で加工しやすい)、集成材(反りにくく仕上がりが美しい)、ホワイトウッド材(バランスが良い)の3つが代表的。それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分の作りたいものに合わせて選ぶのがポイントです。

そして何より大事なのは、実際に手に取って反りや節を確認すること。特に初めてのDIYなら、ホームセンターで実物を見て選ぶのが安心です。

1×4材は、本棚、ラック、収納ボックス、フォトフレーム、プランターなど、さまざまなDIY作品に使えます。この記事で紹介したサイズ感や選び方を参考に、あなたも1×4材を使ったDIYにチャレンジしてみてください。

SPF材
ホワイトウッド

集成材

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