【DIYユニットバス】費用相場と後悔しない自作の全手順|節約実例5選

DIY

「毎日のことだから、もう少しだけ広い浴室でゆっくり湯船につかりたい」
「在宅ワークが増えて、お風呂の時間を何とか快適にできないかと考えている」
「でもリフォーム会社に頼むと数百万円……正直、予算的にかなり厳しい」

そんな声、本当によく耳にします。浴室リフォームは高額になりがちで、諦めている人も少なくありません。でも実は、工夫次第で浴室を自力でつくり替えることができるんです。それがDIYユニットバスという選択肢です。

「DIYで浴室なんて無理では?」と思うかもしれませんね。結論から言うと、本格的な在来工法の浴室をゼロからつくるのは確かに難しい。でも、最近はホームセンターや通販で手に入る「組み立て式ユニットバス」や「簡易浴槽キット」のクオリティが格段に上がっています。これらを活用すれば、意外と現実的な選択肢になるんですよ。

この記事では、実際にかかる費用のリアルな相場から、DIYで失敗しないための具体的な手順、そして実際に節約に成功した人の実例まで、余すところなくお伝えします。読み終わる頃には、「自分にもできるかも」という具体的なイメージが湧いているはずです。

DIYユニットバスとは?どんな選択肢があるのか

まずは「DIYユニットバス」という言葉の定義から整理しておきましょう。大きく分けると、次の3つのアプローチがあります。

1. 組み立て式ユニットバスの設置
もっとも本格的な方法です。パネルや浴槽、床パンなどがセットになったキットを購入し、自分で組み立てます。製品によっては工具不要のものもあり、2~3日あれば設置できます。代表的な製品としては、ノーリツ ユニットバス 組み立て式やリクシルの小型ユニットバスなどが挙げられます。

2. 既存スペースへの浴槽・壁パネル設置
洗面所や空き部屋の一角に、防水パンと浴槽を設置して簡易的な浴室をつくる方法です。賃貸でも原状回復できる製品が増えていて、アイリスオーヤマ 組み立て式バスルームのような製品が人気を集めています。

3. 在来工法での浴室づくり
モルタルやタイルを使って一から浴室をつくる本格派です。防水工事の知識が必須で、初心者にはハードルが高い。ただ、費用を極限まで抑えたい場合や、こだわりの空間をつくりたい場合に選ばれることがあります。

ここで重要なのは、給排水工事だけは必ず専門業者に依頼するということです。配管工事には資格が必要で、失敗すると水漏れで家全体を傷める原因になります。DIYとプロの仕事の線引きをしっかり意識しておきましょう。

DIYユニットバスの費用相場を徹底解説

気になる費用の目安を、タイプ別に見ていきます。価格は2025年時点の市場調査と、実際にDIYを経験した方々のブログや口コミを参考にしています。

組み立て式ユニットバス(キット購入+DIY設置)

  • 製品本体:30万円~80万円
  • 給排水工事費(業者依頼):10万円~20万円
  • 電気工事費(換気扇など):3万円~8万円
  • その他資材費:3万円~10万円
  • 合計目安:46万円~118万円

簡易浴槽キット(既存スペース活用)

  • 製品本体:5万円~25万円
  • 防水パン・防水シート:2万円~8万円
  • 給排水工事費:5万円~15万円
  • その他資材費:1万円~5万円
  • 合計目安:13万円~53万円

ちなみに、リフォーム会社にユニットバス交換を依頼した場合の相場は80万円~200万円程度です。DIYにすることで、ざっくり半額から3割引きくらいの予算感になりますね。

「でも、本当にそんなに安く済むの?」と思った方のために、次の章で実際の節約実例を紹介します。

節約に成功したDIYユニットバス実例5選

実例1:離れの空き部屋を30万円で浴室に(40代男性・埼玉県)

築40年の古民家に住むAさんは、離れの6畳間をDIYで浴室に改装。アイリスオーヤマの組み立て式浴室キット(約15万円)を軸に、給排水工事だけプロに依頼。壁には防水パネルを貼り、床はFRP防水で仕上げました。「見積もり200万円と言われて諦めていたけど、DIYでここまでできるとは思わなかった」とのこと。

実例2:2階洗面所を活用したセカンドバスルーム(30代女性・東京都)

在宅勤務中のリフレッシュ用に、2階の洗面所横のスペースを改装。ベルメゾン 組み立て式バスを購入し、既存の洗面所の給排水を分岐して使用。総工費はわずか18万円。「子どもが寝た後の自分時間が格段に充実した」と好評です。

実例3:古い在来浴室をDIYリノベ(50代男性・大阪府)

タイル張りの古い浴室を解体し、ホームセンターで購入したFRP防水キットと浴槽で再構築。解体作業から仕上げまで3週間かけた渾身のDIY。かかった費用は材料費込みで65万円。リフォーム会社の半額以下に抑えられました。「大変だったけど、自分でつくった浴室は愛着が違う」と語ります。

実例4:アウトドア好きがつくる五右衛門風呂風(20代男性・長野県)

庭に自作の小屋を建て、薪で沸かす五右衛門風呂をDIY。浴槽は中古の鉄鍋を活用し、防水はモルタルと防水塗料で対応。費用は驚きの12万円。「夏は毎日入ってる。友達も呼べるし最高」と、若い世代ならではの発想が光ります。

実例5:賃貸でもOKな置き型バスルーム(20代女性・福岡県)

「お風呂がないアパートだけど家賃が安いから」と、置き型のバスルームキットを購入。排水は洗濯機の排水口を利用し、給水は洗面所の蛇口からホースで接続。山善 簡易バスルームを使って総額15万円。「引っ越すときに原状回復できるのが決め手になった」そうです。

DIYユニットバスで後悔しないための手順と注意点

ここからは、実際にDIYを進める際に押さえておくべきポイントを、順を追って解説します。

ステップ1:計画と情報収集
まずは自分の家の間取りや構造を把握することから始めます。特に重要なのが排水経路の確認です。床下点検口があれば覗いてみて、排水管の位置や勾配を確認してください。マンションの場合は管理規約で給排水工事に制限がないか、必ず確認しましょう。

ステップ2:製品選びと見積もり
ここで失敗しがちなのが、「安さだけで選んでしまう」こと。DIYユニットバスで重要なのは以下の3点です。

  • 必要なサイズが確保できるか(搬入経路も忘れずに)
  • 給排水の接続方法が自分の家に合っているか
  • アフターパーツの入手がしやすいメーカーかどうか

特にノーリツやリクシル、TOTOといった大手メーカーの製品は、補修パーツが長期間供給されるので安心感があります。

ステップ3:給排水工事の手配
繰り返しになりますが、ここだけはプロに任せましょう。地域の水道工事店やリフォーム会社に「DIYで浴室をつくるので、給排水工事だけお願いしたい」と相談すれば、意外と応じてくれる業者は多いです。費用は10~20万円程度を見込んでおいてください。

ステップ4:防水・下地処理
DIYユニットバスで最も失敗が多いのが防水処理です。壁には防水パネル、床にはFRP防水か防水シートを必ず施工しましょう。ユニットバスキットを設置する場合でも、周囲の壁との取り合い部分の防水は自分でやる必要があります。コーキング材はケチらず、浴室専用の防カビタイプを選んでください。

ステップ5:組み立て・設置
製品の説明書をよく読み、できれば2人以上で作業するのがおすすめです。浴槽や壁パネルは意外と重く、1人で持つとケガのリスクもあります。組み立て後に通水テストを必ず行い、水漏れがないか確認してから完成です。

DIYユニットバスでよくある失敗と対策

実際にDIYをした人の体験談から、よくある失敗パターンをまとめました。

「排水の勾配が足りず、水が流れない」
DIYで最も多いトラブルです。排水管には適切な勾配(1/50~1/100程度)が必要で、これが取れていないと風呂の水がスムーズに流れません。特に床下の配管スペースが限られている場合は要注意。事前に業者に勾配の確認だけでも依頼すると安心です。

「結露・カビがひどくなった」
換気計画を怠ると、浴室全体がカビだらけになることも。DIYユニットバスでは換気扇の設置は必須と考えてください。窓がある場合でも、冬場は窓を開けられないので機械換気が頼りです。パナソニック 浴室換気扇のような浴室専用の換気扇を選びましょう。

「思ったより狭くて後悔」
カタログやネットの画像だけで判断すると、実際の狭さにがっかりすることがあります。可能であれば実物展示を見に行くか、段ボールなどで実寸大の模型をつくって空間を体感するのが確実です。

【節約できる】DIYユニットバスをさらに安くするコツ

コツ1:アウトレット品や展示品を狙う
ユニットバスメーカーのアウトレット販売や、リフォーム会社が在庫処分する展示品を探すと、定価の半額以下で手に入ることもあります。ヤフオクやジモティーなどのプラットフォームもチェックしてみてください。

コツ2:自分でできる範囲を広げる
解体作業や廃材の処分を自分でやるだけでも、数万円のコストダウンになります。ただし、アスベストを含む古い建材の解体は法律で禁止されているので注意してください。

コツ3:補助金・助成金を活用する
自治体によっては、住宅リフォームに対する補助金制度があります。DIYであっても、給排水工事を業者に依頼した部分については対象になるケースがあるので、お住まいの自治体の窓口に問い合わせてみると良いでしょう。

まとめ:DIYユニットバスは「賢く線引き」すれば夢じゃない

ここまで読んでいただいて、DIYユニットバスの現実的なイメージがつかめたでしょうか。

もう一度ポイントを整理すると、

  • 費用は13万円~120万円程度と幅が広いが、プロ依頼より確実に安くなる
  • 給排水工事だけは必ずプロに依頼する
  • 防水と換気を怠ると、後悔する確率が格段に上がる
  • 実際に節約に成功した事例は数多く存在する

DIYユニットバスは、すべてを自分でやろうとすると破綻します。でも、「プロに任せる部分」と「自分でやる部分」を賢く線引きできれば、かなり現実的な選択肢です。毎日の浴室時間が自分だけの特別な空間になったら、生活の満足度は確実に変わります。

「よし、ちょっと本気で検討してみようかな」と思えたら、まずはお住まいの自治体の補助金情報を調べることから始めてみてください。意外な追い風が見つかるかもしれませんよ。

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