「部屋の床、なんか古くさいなあ」「でも業者に頼むと高いし…」そんな風に思って、このページにたどり着いたんじゃないでしょうか。
実はフローリングの張り替えって、ちょっとしたコツさえつかめばDIYでも十分できるんです。しかも業者に頼むよりずっと安く済む。この記事では、素人でも失敗しない「重ね張り」という方法を中心に、道具選びから廃材処分までまるっとお伝えします。
なぜフローリングDIY張り替えが今アツいのか
まず、気になるのは費用ですよね。業者に依頼すると、6畳の部屋でだいたい10万〜20万円が相場と言われています。これがDIYなら、材料費だけで済む。具体的には、6畳用の6mmフローリング材で4万〜6万円ほど、接着剤や道具を入れても7万円前後に収まるケースが多いんです。
しかも、「重ね張り」という工法を選べば、今ある床をわざわざ剥がす必要がありません。廃材処分の手間も費用もカットできる。これこそDIYの最大のメリットと言えます。
フローリングDIY張り替えに必要な道具と材料
まずは準備から。ここで手を抜くと作業が止まります。買い出しは余裕を持って済ませましょう。
必須の材料
- フローリング材:初心者には厚さ6mmの薄型フローリングがおすすめ。軽くて切りやすく、重ね張りしてもドアに干渉しにくい。
- 接着剤:必ず弾性接着剤を選んでください。おすすめは床職人(コニシ)。普通の木工用ボンドは水分が多く、無垢材が反る原因になるのでNGです。
- スペーサー:壁際に隙間を作るためのもの。1mm、3mm、5mmの3種類あると安心。
必須の道具
- のこぎり(できれば刃渡りの細かいもの)
- 金尺またはメジャー
- 鉛筆
- ゴムハンマー(なければ普通のハンマー+当て木で代用)
- 軍手
- マスキングテープ(仮置き用)
道具はホームセンターで一式揃えられます。電動のこぎりがなくても手動でいけるのが6mmフローリングのいいところ。女性の方からも「意外と切れた」という声をよく聞きます。
失敗しない!フローリングDIY張り替えの手順
1. 部屋の下準備
まずは部屋を空っぽにします。家具は全部出すのが理想ですが、どうしても無理なら片側に寄せて半分ずつ作業しましょう。床は掃除機をかけて、ゴミや砂を完全に除去。小さな凹凸があると仕上がりに響きます。
2. 接着剤を塗る
弾性接着剤を、フローリングの裏側にジグザグに塗布します。一気に全面に塗ろうとしないで、1〜2列分ずつ進めるのがコツ。乾く前に貼りきる必要があるからです。
3. フローリングを貼っていく
壁際にスペーサーをかませ、最初の1列を貼ります。この1列目が歪むと最後まで歪むので、丁寧に。2列目以降は、継ぎ目が揃わないようにレンガ状に配置してください。自然な見た目になる上に強度も上がります。
4. カットが必要な箇所
壁際や柱の周りは寸法を測ってフローリング材をカットします。「採寸→鉛筆で線を引く→切る→合わせてみる」の流れで。もし隙間が空いても、後で幅木やコーキングで隠せるので神経質になりすぎなくて大丈夫です。
5. 最後の仕上げ
全部貼り終えたら、スペーサーを外して幅木(はばき)を取り付けます。これで壁際の隙間も見えなくなり、見た目がぐっとプロっぽくなります。
フローリングDIY張り替えでありがちな失敗例と回避策
「よしやるぞ!」と気合が入るのはいいんですが、実はやってはいけないことがいくつかあります。先に知っておけば怖くない。
水性接着剤を使ってしまった
一番多い失敗がこれです。安いからといって木工用ボンドを使うと、無垢フローリングが湿気で反り上がり、目も当てられない仕上がりに。必ず弾性接着剤を使ってください。
スペーサーを入れ忘れた
壁にピッタリつけて貼ってしまうと、湿気で床が膨張したときに行き場を失い、中央が盛り上がってきます。必ず壁際にスペーサーを入れて、逃げの隙間を確保しましょう。
採寸ミスで材料不足
「6畳だから6畳分でいいや」は危険。カットロスを考慮して、実際の面積の1割増しで買うのが鉄則です。足りなくなると色ロットが合わないこともあるので注意。
作業時間の目安と心構え
建材メーカーのスタッフが実際に6畳間で試した事例では、一人で約9時間かかったそうです。内訳は準備と養生に1時間、貼り作業に6時間、仕上げと清掃に2時間。土日で終わる計算ですね。
「平日の夜にちょっとずつ」も可能ですが、接着剤の匂いや音の問題があるので一気にやる方がおすすめです。途中でやめると接着面が汚れたり、位置がずれたりするリスクもあります。
廃材処分の賢い方法
重ね張りの場合、もともとの床を剥がしていないので廃材は基本的に出ません。出るのはフローリング材の端切れくらい。これらは各自治体の「可燃ごみ」または「粗大ごみ」で処分できますが、量が多い場合はホームセンターの「廃材回収サービス」を使うと便利です。
それでもDIYが難しい場合の選択肢
「読んでみたけど、やっぱり自分には無理かも…」という方もいるでしょう。そんな時は無理せずプロに頼むのが正解です。DIYと業者依頼の中間として、一括見積もりサービスを使って相見積もりを取る方法も。適正価格がわかるだけで、ずいぶん安心できます。
フローリングDIY張り替えで理想の部屋を手に入れよう
ここまで読んでくださってありがとうございます。
フローリングDIY張り替えは、最初こそハードルが高く感じるかもしれません。でも、正しい材料と道具さえ揃っていれば、想像以上にすんなり進むもの。自分の手で床が生まれ変わった瞬間の達成感は、業者に頼んだのでは味わえません。
まずはホームセンターで6mmフローリングを手に取ってみてください。「これなら自分にもできそう」、そう思えるはずです。

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