「玄関、なんだか散らかってるなあ」「靴が多くて収まらない」「賃貸だから大掛かりなことはできないし…」
そんなふうにため息をついたことはありませんか?玄関は家の顔。毎日出入りする場所だからこそ、すっきりおしゃれに整えたいですよね。
でも大丈夫。実は100均グッズやちょっとしたリメイクで、驚くほど素敵な玄関に生まれ変わらせることができるんです。この記事では、初心者でも今日からマネできる「玄関DIY」のアイデアと、失敗しないためのコツをたっぷりお届けします。
なぜ玄関DIYが今人気なのか
「玄関DIY」の検索数は年々増えています。理由はシンプル。
リフォームするには予算がかかりすぎるし、賃貸だと原状回復の問題もある。でも既製品の収納家具では、うちの玄関の微妙なサイズに合わない。だったら自分の手で理想の空間を作ってしまおう、という人が増えているんです。
特にここ数年、100円ショップのDIY素材が驚くほど充実してきました。リメイクシート、タイルステッカー、ウォールステッカーなど、貼って剥がせるアイテムも豊富で、賃貸でも気軽に挑戦できるようになったのが追い風になっています。
まずは収納から見直そう!簡単DIYで靴の悩みを解決
玄関の最大の悩みといえば、やっぱり靴の収納。家族が増えるほど靴も増えるのに、玄関の広さは変わらない。ここをなんとかしないと、玄関DIYの満足度は半減してしまいます。
100均グッズで作る靴収納アイデア
ダイソーやセリアなどで手に入るアイテムで、驚くほど機能的に変身します。
突っ張り棒を縦に使って、ブーツの形崩れを防止する。ワイヤーネットとフックを組み合わせて、子どもの上履きを浮かせて収納。シューズケースを積み重ねるのではなく、横に倒して引き出し式にする。
どれも予算500円以内でできるものばかり。工具いらずなのもうれしいポイントです。
意外な家具を靴箱に転用する発想
ここでぜひ試してほしいのが、靴箱以外の家具を収納に使うという発想です。
たとえば、スチールキャビネットを靴箱として使うアイデア。オフィスで使われるようなスチール製の書類キャビネットは、引き出し一つひとつに靴がぴったり収まります。通気性を考えて、引き出しにすのこを敷いておくとさらに快適です。
インダストリアルな無骨さがおしゃれで、来客時に「それ、靴箱なんですか?」と驚かれること間違いなし。奥行きも浅めのものを選べば、狭い玄関でも圧迫感なく設置できますよ。
100均リメイクシートで壁と床をプチ変身
壁や床の印象が変わると、玄関全体の雰囲気がガラッと変わります。でも「壁紙の張り替えはハードルが高い…」という方にこそ試してほしいのが、100均のリメイクシートです。
板壁風シートでカフェのような玄関に
ダイソーで売っている木目調や板壁風のリメイクシート。これを貼るだけで、まるで本物の木を張ったような質感が楽しめます。
貼り方のコツは、壁をしっかり拭いて乾かしてから、空気を抜きながら少しずつ貼っていくこと。一気に剥離紙をはがさず、端から5cmずつくらいのペースで貼ると、失敗しにくいですよ。
3Dタイルステッカーで高見えするアクセントウォール
最近SNSでも話題なのが、立体感のあるタイルステッカー。本物のタイルを貼るよりはるかに手軽で、しかも賃貸なら剥がせるタイプを選べば原状回復も安心です。
一面だけアクセントウォールとして貼ると、まるでホテルのエントランスのような上質感が出ます。色は白やグレー系を選ぶと、どんなテイストの玄関にも合わせやすいですよ。
床のDIYで気をつけたい3つのポイント
床は目線が行きやすい場所だからこそ、DIYの失敗が目立ちやすい部分でもあります。
フロアタイルは必ずサンプルを取り寄せる
フロアタイルはネットで手軽に買えますが、ここに大きな落とし穴があります。画面上の色味と、実際に自宅の照明下で見たときの印象がまったく違うことがよくあるんです。
必ずサンプルを取り寄せて、玄関の床に置いて、朝と夜の両方で確認してから購入しましょう。あとから「思ってた色と違う…」となると、貼り直すのはかなり大変ですから。
賃貸なら「置くだけ」床材が最適
賃貸で床をいじるのは抵抗があるという方は、はめ込み式の置くだけフロアタイルが便利です。ジョイント部分を組み合わせるだけで、接着剤を使わずに敷き詰められます。退去時にはパズルを外すように取り外せるので、原状回復の心配がありません。
玄関マットをDIYするという選択肢
意外と見落としがちなのが、玄関マットの存在。これも立派な床の一部です。市販のココナッツマットを好きなサイズにカットし、ステンシルで文字を入れたり、ペンキで幾何学模様を描いたり。世界に一枚だけのオリジナルマットが、来客を出迎えてくれます。
壁材にこだわるなら知っておきたい素材の選び方
もっと本格的に壁を変えたい方に向けて、素材選びのポイントをお伝えします。
エコカラットは狭い玄関にこそ効果的
エコカラットは調湿や消臭効果があるタイル状の壁材です。注目したいのは、施工面積が小さいほど費用対効果が高くなるという特性。つまり広いリビングよりも、玄関のような狭い空間でこそ、その実力を発揮するんです。
タイルを貼る感覚でDIYできるので、漆喰や珪藻土を塗るよりはるかに初心者向き。湿気やニオイがこもりやすい玄関に貼れば、「なんだかいつも気持ちいい空間」が手に入ります。
漆喰や珪藻土はDIY初心者にはハードルが高い
自然素材の質感に憧れて漆喰や珪藻土のDIYに挑戦したい方もいると思います。でも正直なところ、これはかなり難易度が高いです。
漆喰は強アルカリ性なので、素手で触ると肌が荒れます。珪藻土は均一に塗るのが難しく、ダマになると乾いたあとにボロボロ落ちてくることも。もし挑戦するなら、必ず動画で施工手順をしっかり予習してからにしてください。不安な方は、同じような質感が出せる塗り壁風の壁紙を貼るという選択肢もあります。
玄関ドアの塗装で外から見た印象をガラリと変える
玄関DIYは内側だけではありません。外から見える玄関ドアの印象を変えるだけで、家全体の雰囲気がぐっと引き締まります。
塗料選びで失敗しないために
ドア塗装におすすめなのは、ウレタン塗料やシリコン塗料です。耐久性が高く、数年は塗り直し不要。材料費は1万円から3万円程度で、休日の1日があれば完了します。
色は思い切ってダークグレーやブラックにすると、ぐっとモダンな印象に。ただしマンションの場合は管理規約でドアの色が決まっていることもあるので、事前に確認してくださいね。
ステンシルで遊び心をプラス
ドア全体を塗り替えるのはハードルが高いという方は、ステンシルで模様や文字を入れてみるのも素敵です。家番号をスタイリッシュに入れたり、「Welcome」の文字をさりげなく入れたり。ほんの少しのアクセントが、訪れる人をほっこりさせてくれます。
初心者でも失敗しない玄関DIYの基本ルール
最後に、これから玄関DIYを始める方に守ってほしい3つのルールをお伝えします。
小さな面積から試す
いきなり壁全面にシートを貼るのは危険です。まずは見えにくい隅っこや、小さなスペースで練習してから本番に臨みましょう。リメイクシートなら、コンセントカバーに貼ってみるところから始めるのがおすすめです。
道具をケチらない
100均グッズでDIYするのは大賛成ですが、カッターやハサミなどの道具だけは良いものを使ってください。切れ味の悪い刃で作業すると、仕上がりがガタガタになったり、余計な力が入ってケガの原因になったりします。
通気と採寸を忘れずに
塗料や接着剤を使うときは、必ず換気をしてください。玄関ドアを開けて作業すれば問題ないと思いがちですが、風が通らない日は思っている以上にニオイがこもります。扇風機で空気を回すだけでも全然違いますよ。
採寸は「二度測って、一度切る」が鉄則。特にフロアタイルやリメイクシートは、切りすぎると取り返しがつきません。面倒でも必ず2回は測ってからカットしましょう。
玄関DIYは、ちょっとした工夫で家全体の印象を変えられる、コスパ最強の模様替えです。完璧を目指さなくて大丈夫。まずは気になるアイテムをひとつ手に取って、小さな一歩から始めてみてください。
あなたの玄関が、帰るたびに気分が上がるお気に入りの場所になりますように。

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