「キッチンのカウンター下って、気づけば物置き場になってない?」
そんな悩み、実はすごくよく聞くんです。郵便物や文房具、なんだかよくわからない小物たち。生活感があふれ出す、まさに魔のデッドスペースですよね。
でも大丈夫。ちょっとしたDIYで、ここは家の中で一番「使える収納」に変わります。
しかも、既製品を買うより愛着がわくし、誰かに自慢したくなるような空間になる。この記事では、そんなDIYカウンター下収納の具体的なアイデアと、絶対に失敗しないためのコツをお伝えしますね。
失敗しないために最初に決めたいこと
まず、いきなり材料を買いに行くのはちょっと待ってください。
先に決めておかないと、せっかく作った収納が「なんか使いにくい…」ということになりかねません。よくある失敗が、収納家具の形から先に決めてしまうこと。そうではなくて、大事なのは「何をしまうか」を先に考えることです。
たとえば、こんな感じで仕分けてみてください。
- 文房具やハサミ、DMの一時置き場にしたい:奥行きは15cmもあれば十分。スリムな棚がぴったり。
- ファイルボックスや薬箱を置きたい:奥行き20cmを目安に。A4サイズが入るかがポイントです。
- 家族の教科書や雑誌、食器まで収納したい:奥行き25cm以上は欲しいところ。ぐっと安定感が増します。
収納したいものの寸法を測って、それに合わせてDIYのサイズを決める。これだけで使い勝手は雲泥の差になりますよ。
手軽に試せる100均DIYアイデア
「いきなり大がかりなのはハードルが高いなあ」という方には、100円ショップのアイテムを使ったDIYが本当におすすめです。コストが低いから失敗しても痛くないし、気軽にレイアウト変更もできます。
セリアのフィルムフックで吊るす収納
セリアに「フィルムフック」という商品があるのをご存じですか?
耐荷重は軽めですが、カウンターの側面や裏側にペタッと貼るだけで、ちょっとしたバッグやエプロンを吊るせるようになります。釘もネジも不要。賃貸住宅でも安心して使えるのが嬉しいですね。
ダイソーの取り付け式引き出しで隠す収納
ダイソーで見つけられる「取り付け式引き出し」は、カウンター天板の裏側にネジや両面テープで固定する小さな引き出しです。
ここに、リモコンやペン、印鑑など「なくしがちな小物」を入れておくと、必要なときにサッと出せて本当に便利。見えない場所に収納を作るという発想が、すっきりしたカウンター周りをキープするコツです。
既製品を組み合わせる「なんちゃって造作家具」
「のこぎりや電動ドリルはちょっと…」という方も、既製品をちょっと工夫するだけで、まるで造作家具のような仕上がりになります。
カラーボックスを土台にする
アイリスオーヤマのA4サイズカラーボックス B0B6G7VH3Z を2~3台、カウンター下に横並びに置いてみてください。
その上に、ホームセンターでカットしてもらったパイン材を天板として乗せて、貼ってしまう。これだけで隙間なくぴったり収まった、オーダー感のある収納台に早変わりします。木材を自分の好きな色に塗装すれば、さらに愛着がわきますよ。
無印良品のアイテムを活用する
無印良品の「スチールワイヤーバスケット」は、カウンターと床の間のわずかな隙間にぴったり収まることがあります。
ゴチャつきがちなタオルやお菓子のストックも、バスケットにまとめるだけで一気に生活感が減ります。「スタッキングシェルフ」のミニサイズを組み合わせて、奥行きの浅い棚を作るのも賢い使い方です。
本格派さんへ。ワンランク上のDIY実例
「せっかくやるなら、しっかり作り込みたい!」という方は、壁面や構造そのものを利用した本格DIYにチャレンジしてみませんか。
有孔ボードで自由自在の壁面収納
IKEAの「スコーディス」シリーズは、DIY好きなら一度は検討したことがあるのでは?
カウンター下の壁面に有孔ボードを取り付ければ、そこはもう自由自在の収納スペースです。フックでキッチンツールを吊るしたり、小さなバスケットを取り付けてスパイスを並べたり。気分や季節に合わせてレイアウトを変えられるのが最大の魅力です。
棚柱(ガチャ柱)で作る可動式シェルフ
賃貸で壁に穴を開けられない場合は、突っ張り式の棚柱「ガチャ柱」が強い味方です。
カウンターの内側の側壁に2本の柱を立てて、棚受けを好きな高さに引っ掛けるだけで、頑丈な可動棚が完成します。将来、収納したいものが変わっても、棚の高さを変えれば対応できるという柔軟性が最高です。DIYショップ B08XYZ で「棚柱 突っ張り」と検索すると、たくさん選択肢が見つかりますよ。
カッティングシートで魅せる背面
さらにこだわるなら、カウンター下の奥の壁にカッティングシートを貼ってみてください。レンガ調やタイル調のシートを貼るだけで、奥行きがぐっとおしゃれに強調されます。
手前の収納を開けたときに、ふと目に入る素敵なデザイン。この「見える場所の裏側まで気を配る」という一手間が、プロっぽい仕上がりに見せるコツなんです。
DIYか、プロに頼むか。後悔しない選び方
ここまでDIYのアイデアを紹介してきましたが、正直なところ「自分でやるか、プロに頼むか」で悩む方も多いと思います。両方のメリット・デメリットを整理しておきますね。
DIYのメリット
- 材料費のみなので、数千円からと圧倒的に安い。
- 愛着がわくし、世界に一つだけの収納になる。
DIYのデメリット
- 仕上がりの精度は自分のスキル次第。継ぎ目や塗装が甘くなることも。
- もちろん耐久性は自己責任で、壊れたときの保証もない。
プロ(造作)のメリット
- サイズがミリ単位でぴったり。仕上がりは美しく、まるで最初から家の一部だったかのよう。
- 強度や素材のプロの知見があるから、耐久性は折り紙付き。
プロのデメリット
- 費用は8万円~25万円ほどが相場。小さな工事でもまとまった予算が必要になる。
「どうしてもサイズが特殊でDIYでは難しい」とか「毎日何度も開け閉めするから丈夫さが最優先」という方は、最初からプロに依頼するのも賢い選択です。
あなたの暮らしにフィットするDIYカウンター下収納を作ろう
さあ、ここまで読んでみていかがでしたか?
大事なのは、難しいテクニックより「まず、何を収めるか決めること」、そして「自分の暮らしに合ったレベルで試してみること」です。
100均のフック一つから始めるのも立派なDIY。休日の午後を使って、愛着のわくDIYカウンター下収納を作り上げてみてくださいね。きっと、キッチンに立つのが少し楽しくなるはずです。

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