「掃除機を出すのが面倒くさい」
これって、掃除が億劫になる最大の理由じゃないでしょうか。特にちょっとした食べこぼしや、脱衣所に落ちた髪の毛、洗面台まわりのホコリ。大掛かりなキャニスター掃除機をわざわざ引っ張り出すのは、正直気が重いですよね。
そこで注目したいのが、マキタの人気コードレス掃除機「マキタ CL108FD」です。手に取った瞬間「軽っ!」と声が出るその本体は、まさに「ついで掃除」のために生まれてきたような製品。
でも、正直なところ「10.8Vって吸引力は大丈夫なの?」「音はうるさくないの?」と気になっている方も多いはず。実際に使ってみたリアルな感想と、後悔しないための選び方のコツを、会話するような感じでお伝えしていきますね。
まず結論!マキタCL108FDはこんな人にマジでおすすめ
最初にハッキリ言っておきます。マキタ CL108FDは、家全体をゴリゴリにかけ回る「メイン機」としては少し非力です。でも、それを補って余りある魅力があるんです。
特にこの製品が刺さるのは、次のような方。
- とにかく「軽さ」最優先。1kgちょいの軽量ボディでサッと掃除したい
- マキタの10.8V工具をすでに持っていて、バッテリーを共用したい
- フローリングや畳の上の目に見えるゴミを、ささっと吸い取りたい
- 掃除機を出すのが面倒で、ついホウキで済ませてしまう習慣を変えたい
逆に、分厚い絨毯に絡まった犬や猫の毛を根こそぎ取りたいなら、この機種は候補から外したほうが無難です。そのあたりの詳しい理由も、これからじっくり話していきますね。
1.1kgの衝撃。この「軽さ」が掃除のハードルを劇的に下げる
マキタ CL108FDのスペックを見てまず目を引くのが、バッテリー込みで約1.1kgという重量。これは500mlのペットボトル約2本分です。
「軽いって言っても、そんなに変わる?」と思うかもしれません。でも、これが想像以上に行動を変えるんです。
例えばキッチンでパンくずをこぼした時。重い掃除機だと「まあ、あとでまとめてやるか」と後回しにしがちですよね。でもマキタ CL108FDが手の届くところにあれば、「パッと取ってシュッと吸って、ハイ終わり」。この一連の動作が10秒で済みます。
握りやすいハンドル形状と合わせて、高い棚の上や階段の隅々まで、まるで手を伸ばすような感覚で掃除できます。ただ、ひとつ注意点が。この掃除機、そのまま床に置いても自立しないんです。壁に立てかけるか、別売りのスタンドを用意するのが実質必須。ここはちょっとした落とし穴ですね。
肝心の吸引力は?「強」モードと「標準」モードの賢い使い分け
さて、気になる吸引力の話に移りましょう。
マキタ CL108FDは10.8V駆動。18Vの上位モデルと比べると、やはりパワーでは見劣りします。でも、結論から言うとフローリング上の日常ゴミなら「強」モードでまったく問題なしです。米粒や猫砂、髪の毛くらいならしっかり吸い込んでくれます。
ここで面白いのが「標準」モードの存在。吸引力は確かに弱いんです。でも、この「弱さ」が逆に役立つ場面があるんですよ。
たとえば、薄手のカーテンやシェードのホコリ取り。吸引力が強すぎると布地がノズルに張り付いてうまく吸えませんが、標準モードだと生地を傷めずに表面のホコリだけをふんわり吸い取れます。窓のサッシに溜まった細かい砂埃も、強モードだと周囲に飛び散りがちですが、標準なら舞い上がりを抑えられます。
ただ、残念なお知らせもあります。この機種にはモーターヘッド(電動回転ブラシ)が付いていません。そのため、カーペットやラグにガッツリ絡まったペットの毛や糸くずは、かなり苦手です。この一点だけは、購入前にしっかり認識しておいてください。
工具ブランドならではの強みと、ちょっと気になる「音」の話
マキタ製ならではの最大のメリットは、やはりバッテリーの互換性でしょう。
もしご家庭にマキタの10.8Vシリーズのドリルやインパクトがあれば、バッテリーが使い回せます。掃除中にバッテリーが切れても、工具から外して付け替えれば掃除再開。バッテリーがヘタってきても、本体ごと買い替える必要はなく、バッテリーだけ新調すればOK。これは長い目で見ると結構お得です。
一方で、口コミで必ず話題になるのが「音」について。
「掃除機なんだから音がするのは当たり前でしょ」と思うかもしれませんが、この機種は少し音質が独特なんです。モーター音というより、「キーン」という甲高い高周波音が耳につくと感じる人が多いみたい。テレワーク中の家族がいるリビングで使うのは、少し気を遣うかもしれません。
さらに盲点なのが充電器の音。バッテリーを冷やすためのファンが回るんですが、これが結構な音量で「ウィーン」と鳴ります。寝室での就寝中の充電は避けたほうが無難です。
長く快適に使うために。一緒に買うべきおすすめオプション
マキタ CL108FDをより快適に使うために、ぜひ検討してほしい周辺アイテムがあります。
サイクロンアタッチメント
これはもう、つけておいて損はない名品です。マキタ CL108FDはカプセル式なので、ゴミを捨てる際に細かい粉塵がフワッと舞いやすいんです。これが地味にストレス。
でもサイクロンアタッチメントを装着すると、ゴミの大半がアタッチメント側に溜まるので、本体のフィルターが目詰まりしにくくなります。結果、吸引力が長持ちするし、ゴミ捨ての頻度も劇的に減ります。ただし、取り付けるとノズル部分の全長が少し長くなるので、その点はご愛嬌。
高性能フィルタEX
標準のフィルターでも十分ですが、より細かい粉塵をキャッチしたいならこれ。アレルギー体質の方や、ハウスダストが気になるご家庭には特におすすめです。
まとめ:マキタCL108FDは「サブ機」として最高の相棒になる
改めてマキタ CL108FDを評価すると、これは「一家に一台の主役」ではなく、「気づいたときに手を伸ばせる名脇役」です。
週末に家中を隅々まで掃除するための重装備ではなく、日常の「ついでに掃除しちゃおう」を実現してくれる頼れる存在。その軽さは、確実にあなたの掃除頻度を上げてくれるはずです。
もしあなたが、大掃除のたびに重い掃除機を出すのが億劫で、部屋の隅にホコリが溜まっていくのを横目で見ているなら。あるいは、マキタの工具バッテリーがすでに家にあるなら。この掃除機は、きっとあなたの暮らしにちょうどいい「掃除の習慣」をプレゼントしてくれるでしょう。
重さ1.1kgのボディが、あなたの「面倒くさい」を軽やかに持ち上げてくれますよ。

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