「マキタの丸ノコを買おうと思ったんだけど、サイズが165mmと195mmで迷ってる…」
「195mmってちょっと中途半端なサイズに見えるけど、実際どうなの?」
そんな声、現場でもよく聞きます。でもちょっと待ってください。195mmという刃径には、実はっきりとした「選ぶ理由」があるんです。
今回は、プロの大工さんから週末DIYerまで、なぜあえて195mmのマキタ丸ノコを手にするのか、そのメリットと具体的な機種選びのコツを包み隠さずお話ししていきます。
なぜマキタの195mm丸ノコが選ばれるのか?165mmとの決定的な違い
まず最初に、多くの人が悩む「165mmと195mm、どっちがいいの?」という疑問に答えていきましょう。
最大の違いは切り込み深さです。
- 165mm刃: 最大切り込み深さ 約57mm
- 195mm刃: 最大切り込み深さ 約61mm~62mm
「たった5mmの差でしょ?」と思うかもしれません。しかし、この5mmが木材加工では天国と地獄を分けるんです。
ホームセンターで売っている一般的な2×4材や垂木はもちろん、ちょっとした柱に使う60mm角の材料。165mmの丸ノコではこの60mm角を一発で切り落とすことができません。わずかに数ミリ刃が届かず、材料をひっくり返して両面から切る「二度引き」が必要になります。
二度引きは線がズレやすく、断面がガタガタになりがち。仕上がりが汚いだけでなく、時間も手間も二倍です。
一方、195mm刃なら60mm角材をスパッと一発。この「一発で決まる気持ちよさ」と「作業時間の短縮」こそ、現場のプロや本気のDIYユーザーが195mmを選ぶ理由です。
マキタの現行195mm丸ノコおすすめモデル【充電式編】
ここからは具体的な機種を見ていきましょう。マキタの現行ラインアップで「195mm」といえば、主にパワフルな充電式マルノコが中心です。コード式(AC100V)で195mmを探している方は、次の章で注意点を確認してください。
1. 最上位モデル amazon_link product=”HS002G”
これは現時点でのマキタ充電式丸ノコのフラッグシップです。
- 電源: 40Vmaxリチウムイオンバッテリ
- 特徴: コード式を超えたと感じさせる圧倒的なパワー。湿った硬い木材でも回転が落ちにくいです。
- こんな人におすすめ: プロの大工、あるいは「どうせ買うなら最高の一台」を求める方。重いですが、その重量が安定感と切り込みの力強さに繋がります。
2. ハイパワー後継機 HS011F (40Vmax / 18V兼用のモデルもあり)
HS002Gよりも少しコンパクトで扱いやすいモデルが欲しい方にはこちらが候補になります。上位機種のテクノロジーを受け継ぎつつ、長時間作業での疲労を軽減してくれるバランスの良さが魅力です。
- 特徴: AWS(Auto-start Wireless System)対応で、別売の無線ユニットを付ければ掃除機と連動してスイッチオン。作業場が片付きます。
- こんな人におすすめ: 集塵をしっかりやりたい屋内DIYer、細かい作業が多い方。
3. コストパフォーマンス重視なら HS631D シリーズ
予算を抑えたいけど、マキタの青いボディと195mmの深さは譲れない。そんな方にチェックしてほしいのが、従来の18Vシリーズです。
型番は時期によって変わりますが、18V×2本使用するタイプの旧機種(または現行スタンダードモデル)も選択肢に入ります。中古市場や在庫処分で狙い目です。新品で買うなら前述の40Vmaxの方が将来的にバッテリの拡張性が高いですが、「手持ちの18Vバッテリを大量に持っている」という方には、本体のみ購入できるこのシリーズが経済的です。
【要注意】コード式でマキタの195mmを探している方へ
ここで一つ、非常に重要な注意点があります。
「コンセントに挿して使う、コード式のマキタ195mm丸ノコ」を探している方は、選択肢が極めて限定的であることをご承知おきください。
マキタのコード式丸ノコの定番サイズは165mmと190mmです。195mmは充電式(コードレス)の規格として発展してきました。
- もしコード式が絶対条件なら: 刃径195mmではなく、一つ小さい190mm刃の「マキタ 190mm 丸ノコ」を検討することをおすすめします。切り込み深さは195mm機とほぼ同等(約60mm以上)です。定番機種は HS7000 などがあります。
- どうしても195mmがいいなら: 充電式モデルをコードレスで使うことを覚悟するか、他メーカー(例:ハイコーキや京セラ)のコード式195mmを探す必要があります。
マキタ195mm丸ノコをさらに使いこなす!必須アクセサリと替刃
せっかく本体を買うなら、一緒に揃えておきたいアイテムがあります。
1. 純正195mm替刃
これがなくては始まりません。マキタ純正のチップソーには、大別して「木工用」と「バリ取り・仕上げ用」があります。
2. 集塵機との接続アダプタ
195mm機は切り屑が大量に出ます。掃除が面倒なら、集塵機接続ノズル(別売)とマキタ 集じん機を繋ぐのが快適です。
まとめ:マキタの195mm丸ノコは「厚切り」を最短で終わらせる相棒
最後にもう一度おさらいです。
マキタの195mm丸ノコを選ぶ理由は「60mm角材を一発で切りたいから」、ただその一点に尽きます。
「たった5mmの差」と侮るなかれ。その差が、作業時間の短縮、仕上がりの美しさ、そして「もう二度引きしなくていいんだ」という精神的なストレスからの解放に直結します。
もしあなたが、分厚い木材を頻繁に扱うDIYer、あるいは日々の現場で効率を一秒でも上げたいプロなら、HS002Gのようなマキタの195mm機は、きっとあなたの右腕になってくれるはずです。迷っているなら、一発の深さを体験してみてください。世界が変わりますよ。

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