アイワ金属「インテリアウォールバー」の使い方とオプションパーツ。1×4材で作る壁面収納

「壁に棚やフックを取り付けたいけど、DIYは難しそう……」「賃貸だから大きな穴は開けられない……」そんな風に思ったことはありませんか?

実は、1×4材(いちよんざい)という市販の木材と専用金具を使えば、壁をあまり傷めずに自分好みの壁面収納が作れるんです。そのための便利な製品が、アイワ金属の「インテリアウォールバー」シリーズです。

この記事では、アイワ金属の「インテリアウォールバー」がどんな製品なのか、必要なパーツは何か、それぞれの特徴や耐荷重、そして安全に使うための注意点まで、メーカー公式情報をもとに解説していきます。

インテリアウォールバーとは?1×4材で作る壁面収納システム

「インテリアウォールバー」は、アイワ金属株式会社が販売する壁面収納DIYシステムの名前です。

「1×4材」と呼ばれる、厚さ約1.9cm、幅約8.9cmの木材を壁に取り付けるための専用金具がセットになっています。この木材にフックや棚受けパーツを取り付ければ、壁に穴を大きく開けずにコートやバッグ、本やスマートフォンなどを収納・ディスプレイできるようになります。

DIY初心者でも比較的簡単に取り付けられるのが特徴で、賃貸でも使いやすいと注目されている製品です。

必要なパーツはこれだけ!取付セットが基本ユニット

インテリアウォールバーを実際に使うために、まず必要なのが「取付セット(AP-3012A)」です。

この取付セットには、1×4材を壁に固定するための金具やネジ類が一式入っています。具体的には、石膏ボード壁用の「クロスピン」と木壁用の「皿タッピングネジ」が付属しており、壁の素材に合わせて使い分けられます。

取付セット1つで使用できる1×4材の長さは、1200mm(1.2m)以下です。もし1200mmを超える長さの木材を使いたい場合は、取付セットを追加するか、パーツの取り付け間隔を1000mm以下に調整する必要があります。また、取付セット全体の静止安全荷重は10kgとされています。

オプションパーツ4種。使い方に合わせて選ぶ

取付セットで木材を壁に固定したら、あとはオプションパーツを取り付けて自分好みの収納にカスタマイズしていきます。ここでは、公式サイトで確認できる4種類のオプションパーツを紹介します。

1. IWB専用バー(AP-3012B) – 棚板として使いたい人に

IWB専用バー AP-3012B

1×4材の裏側に取り付けることで、棚板としての機能をプラスできるパーツです。2本入りで、フラットな面と物がこぼれにくい面の2通りで使えます。

本やスマートフォン、リモコン、CDなど、ちょっとしたものを置くのに便利です。ただ、バー1本あたりの静止安全荷重は1kgなので、重いものを置くのには向いていません。

  • 特徴:2WAYで使える棚受けパーツ
  • 向いている人:壁にちょっとした棚を作りたい人
  • 向いていない人:重いものを棚に置きたい人

2. IWB専用マグネットバー(AP-3012C) – 鍵や小物をマグネットで整理したい人に

IWB専用マグネットバー AP-3012C

こちらも1×4材の裏側に取り付けるバーですが、マグネット(磁石)が付いているのがポイントです。鍵やハサミ、ペンなど、磁石にくっつく小物を壁面にピタッと固定して収納・ディスプレイできます。

玄関周りで鍵を整理したり、キッチンでよく使うツールを掛けたりするのに便利です。マグネット1個あたりの静止安全荷重は120g、バー全体では1kgです。

ただし、マグネットはネオジム磁石を使っているため、携帯電話や電子機器、磁気カードなど、磁気の影響を受けやすいものは近づけないようにしてください。

  • 特徴:マグネット付きで鍵や小物をスッキリ収納できる
  • 向いている人:玄関やキッチンで小物を整理したい人
  • 向いていない人:磁気に弱いものを収納したい人

3. 1×4専用フック(AP-3012E) – コートやバッグを掛けたい人に

1×4専用フック AP-3012E

1×4材にぴったり合うサイズのシンプルなフックです。コートや帽子、バッグなどを掛けるのに使えます。素材はステンレス(SUS201)で、錆びにくく丈夫です。公式サイトには個別の耐荷重は記載されていませんが、取付セット全体の耐荷重である10kgの範囲内で使用するのが基本です。

  • 特徴:シンプルで使いやすいステンレス製フック
  • 向いている人:壁に洋服やバッグを掛けたい人
  • 向いていない人:10kgを超えるような重いものを掛けたい人

4. 1×4専用リングフック(AP-3012G) – ハンギングやドライヤー収納に

1×4専用リングフック AP-3012G

リング状のフックで、こちらも1×4材にぴったり合うサイズです。プランターを吊るしたりドライヤーホルダーとして使ったりするのに便利です。1×4専用フック(AP-3012E)と同じく、素材はステンレス(SUS201)です。

  • 特徴:リング型で用途が広いフック
  • 向いている人:ハンギングプランターを飾りたい人、ドライヤー収納を工夫したい人
  • 向いていない人:シンプルなフックだけ欲しい人

オプションパーツ比較まとめ

ここまで紹介した4つのオプションパーツの特徴を簡単にまとめます。

  • IWB専用バー(AP-3012B):棚を作れる。バー1本あたり耐荷重1kg
  • IWB専用マグネットバー(AP-3012C):マグネット付き棚。マグネット1個120g、バー全体1kg
  • 1×4専用フック(AP-3012E):シンプルなフック。金属製で丈夫
  • 1×4専用リングフック(AP-3012G):リング型フック。ハンギングやドライヤー収納に

どのパーツを選ぶかは、「何を収納したいか」「どこに取り付けたいか」で決まるとよいでしょう。

安全に使うために。耐荷重と取り付けの注意点

インテリアウォールバーを安全に長く使うために、公式サイトで案内されている注意点をいくつか押さえておきましょう。

全体の耐荷重は10kgが目安

取付セット1つ(木材1本)あたりの静止安全荷重は10kgです。オプションパーツをいくつか取り付けても、トータルで10kgを超えないようにしてください。フック1つで10kgまでOKというわけではなく、木材全体で10kgまでという意味です。

偏った荷重や水平方向の力に注意

公式サイトでは、以下のような使い方は避けるよう案内されています。

  • 荷重が木材の片方に偏っている状態
  • 木材に対して水平方向(横から)に強い力がかかる使い方
  • 木材の端から150mm以上離れた場所に荷重をかけること

これらは金具や壁に想定外の負荷をかけ、破損や落下の原因になる可能性があります。

取り付け間隔を守る

1200mmを超える長さの木材を使う場合は、取付セットを追加するか、パーツの取り付け間隔を1000mm以下にしてください。間隔が広すぎると強度が不足します。

マグネットバーを使用する際の注意

AP-3012Cのマグネットバーは、磁力が強いネオジム磁石を使っています。そのため、携帯電話や電子機器、クレジットカードなどの磁気カードを近づけると、誤作動やデータ消失の原因になります。絶対に近づけないようにしてください。

賃貸でも使いやすい?クロスピンのメリット

インテリアウォールバーが賃貸で使いやすいと言われる理由のひとつが、付属の「クロスピン」です。クロスピンは、石膏ボード壁に細いピンをクロス状に打ち込むタイプの金具です。

通常のネジよりも跡が目立ちにくく、取り外し後の穴も比較的小さく済むため、原状回復がしやすいとされています。もちろん、完全に跡が残らないわけではないので、賃貸で使う場合は管理会社や大家さんに確認するのが安心です。

よくある質問

Q. 1×4材はどこで買えますか?

ホームセンターやDIYショップで販売されています。カットサービスをしている店舗も多いので、必要な長さに合わせて購入すると便利です。

Q. 電動ドリルは必要ですか?

取付セットには壁にピンやネジを打ち込むための専用の位置出しマーカーが付属しています。状況にもよりますが、クロスピンの場合はハンマーで打ち込むことも可能です。ただし、木壁にネジで固定する場合は、電動ドリルがあると作業がスムーズです。

Q. どの壁にも取り付けられますか?

取付セットは石膏ボード壁と木壁に対応しています。コンクリート壁やタイル壁などには使用できないので、事前に壁の素材を確認しましょう。

まとめ:目的に合わせてパーツを選び、壁面収納を楽しもう

アイワ金属の「インテリアウォールバー」は、1×4材という身近な木材を使って、自分好みの壁面収納を作れるDIYシステムです。

  • 取付セット(AP-3012A)が必須で、全体の耐荷重は10kg
  • オプションの バー(AP-3012B)マグネットバー(AP-3012C)フック(AP-3012E)リングフック(AP-3012G) を組み合わせてカスタマイズできる
  • クロスピンを使えば賃貸でも比較的取り付けやすい
  • 耐荷重や取り付け間隔など、安全に使うためのルールを守ることが大切

最初は取付セットと、使いたいオプションパーツを1つか2つ買って試してみるのもおすすめです。壁面収納の選択肢がぐっと広がる「インテリアウォールバー」で、あなたの空間をもっと使いやすく、おしゃれにしてみてはいかがでしょうか。

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