洗面所って、なぜかすぐに物があふれてしまいますよね。
タオルや洗剤、予備の歯ブラシにヘアケア製品……。収納スペースが足りなくて、洗面台の上に物を積み上げている人も多いのではないでしょうか。
でも、ぴったりのサイズの棚が売っていなかったり、賃貸だと壁に穴を開けられなかったりして、なかなか解決できずに困っている方もいるはずです。
そこでこの記事では、洗面所にDIYで棚を作る方法やアイデアを紹介します。壁付け、突っ張り式、床置きタイプなど、設置方法ごとの特徴や注意点もまとめました。自分に合った方法が見つかれば、収納不足もすっきり解消できますよ。
洗面所に棚をDIYする前に知っておきたいこと
DIYで棚を作る前に、まずは基本を押さえておきましょう。最初に計画をしっかり立てることで、失敗を減らせます。
洗面所の棚DIYで最初に決めるべきこと
棚を作る前に、何をどこに収納したいのかを具体的にイメージすることが大切です。
まずは、洗面所で使うアイテムを全部出してみてください。タオル、洗顔料、歯ブラシ、ドライヤー……。意外なほどたくさんの物があるはずです。
その中で、毎日使うものとたまに使うものを分けましょう。頻繁に使うものは手の届きやすい場所に、あまり使わないものは上の方や奥に収納するのがおすすめです。
また、収納する物のサイズも忘れずに測っておきましょう。高さのあるボトルや大きなタオルが入るように、棚板の間隔を調整する必要があります。
洗面所に合った棚の設置方法を選ぶ
設置方法は大きく分けて3つあります。それぞれの特徴を理解して、自分の環境に合った方法を選びましょう。
壁面固定式棚
壁に直接ビスやL字金具で固定する方法です。強度が最も高く、たくさんの物を収納できます。スッキリとした見た目になるのも魅力ですが、壁に穴を開ける必要があるため、賃貸では難しい場合があります。
突っ張り式棚
床と天井の間にポールを突っ張らせて固定する方法です。壁に穴を開けずに設置できるので、賃貸でも気軽にチャレンジできます。高さや位置の調整も簡単で、模様替えも自由自在です。ただし、壁付けに比べると耐荷重は劣ることがあるので、重い物を収納するのは避けたほうが無難です。
床置き式ユニットシェルフ
既製の収納ラックを置くだけの一番手軽な方法。壁を傷つける心配が一切なく、工具も不要です。ただ、床面積を取るので、洗面所が狭いと圧迫感が出てしまうかもしれません。
洗面所のDIY棚、設置方法ごとの作り方とアイデア
それでは、具体的な作り方を見ていきましょう。それぞれの方法に合った材料や手順を解説します。
壁面固定式棚の作り方と注意点
壁面固定式は、強度を求める人におすすめの方法です。
まず、棚を設置する壁の下地を確認することが何より重要です。下地センサーを使って間柱(柱の部分)の位置を調べましょう。間柱のない石膏ボード部分にビスを打ってしまうと、耐荷重が足りずに棚が落下する危険があります。
間柱の位置がわかったら、そこにL字金具や棚受け金具をビスで固定します。棚板はホームセンターで購入した木材を好みのサイズにカットして使います。多くのホームセンターでは有料でカットサービスも行っているので、初心者でも安心です。
洗面所は湿気が多い場所なので、棚板には防水対策が欠かせません。水性ペンキやウレタンニスなど、耐水性のある塗料を塗っておくと、カビや変形を防げます。
突っ張り式棚の作り方と注意点
壁に穴を開けられない賃貸住まいの方にぴったりなのが、突っ張り式の棚です。
必要な材料は、突っ張り棒と棚板だけ。最近では、ディアウォールやラブリコといった専用のパーツを使う方法も人気です。これらのパーツはホームセンターやネットで手軽に購入できます。
作り方はシンプルです。まず、床と天井の間にポールを設置し、しっかりと固定します。次に、ポールに棚受けを取り付け、その上に棚板を載せるだけ。高さを自由に変えられるので、収納する物に合わせて調整できるのが大きなメリットです。
ただし、突っ張り部分で壁紙が変形したり、色が変わってしまうこともあります。長期間設置する場合は、保護パッドなどを挟むと安心です。また、地震対策として、転倒防止のための補強も検討しておきましょう。
床置き式ユニットシェルフの選び方
工具を使わずに手軽に収納を増やしたいなら、床置き式のシェルフがおすすめです。
洗面所に合うシェルフを選ぶときは、素材に注目しましょう。水はねや湿気に強いプラスチック製や、メラミン化粧板(耐水性のある加工が施された板材)が適しています。木製のものでも、しっかりと防水塗装が施されていれば問題ありません。
サイズも重要です。洗面所の空いているスペースを事前に測って、圧迫感のないものを選びましょう。動線を妨げないように、通路の幅は十分に確保しておくことが大切です。
洗面所の棚DIYを成功させるためのポイント
せっかくDIYで棚を作るなら、長く快適に使い続けたいですよね。そのために押さえておきたいポイントをまとめました。
洗面所の湿気対策は必須
洗面所は湿度が高くなりがちです。棚の素材選びや加工を間違えると、すぐにカビが生えたり、木材が反ってしまったりします。
木材を使う場合は、必ず耐水性のある塗料やニスでコーティングしましょう。表面だけでなく、裏面や切り口もしっかりと処理することが大切です。
また、オープン棚にするか、扉付きの収納にするかも検討ポイントです。オープン棚は取り出しやすく圧迫感がありませんが、ホコリが気になることも。扉付きにすれば生活感を隠せますが、その分だけ材料費や作業工数が増えることも頭に入れておきましょう。
安全に設置するための注意点
DIYは楽しい反面、ケガのリスクも伴います。特に高所作業や電動工具を使うときは、十分な注意が必要です。
壁面固定式の場合は、必ず下地を確認し、適切な長さのビスを使って固定しましょう。耐荷重を超える物を載せると、棚ごと落下する危険性があります。
突っ張り式の場合は、地震などで倒れないように、定期的に固定状態をチェックすることをおすすめします。
電動工具を使うときは、説明書をよく読んでから使用し、保護メガネや手袋を着用するなど、安全対策を怠らないでください。
見た目を重視するならデザインにもこだわる
機能性だけでなく、おしゃれな洗面所を目指すなら、デザインにもこだわりたいですよね。
棚板の素材や色を洗面所の雰囲気に合わせると、統一感が出ます。例えば、ナチュラルな木目調の棚板に白い金具を合わせると、清潔感のある印象に。逆に、黒いアイアン製の金具を使えば、スタイリッシュな雰囲気に仕上がります。
また、棚に並べる小物もデザインの一部として考えると、より洗練された空間になります。統一感のあるボトルや収納ケースを選ぶと、ごちゃごちゃした印象を防げます。
洗面所のDIY棚に関するよくある疑問
賃貸でも壁に穴を開けずに棚を設置できますか?
はい、できます。突っ張り式の棚やラブリコ、ディアウォールなどのパーツを使えば、壁に穴を開けずにしっかりとした棚を設置できます。ただし、突っ張り部分の壁紙が変形する可能性もあるので、長期間の使用には注意が必要です。
DIYの棚を作るのにどれくらいの費用がかかりますか?
材料や規模によりますが、100円ショップのアイテムを組み合わせれば数百円から、ホームセンターで木材を購入してしっかり作ると1万円前後が目安です。
洗面所に設置する棚の素材は何がいいですか?
湿気に強い素材がおすすめです。木材を使う場合は防水塗装を施しましょう。ステンレスやアルミ、プラスチック製のものは、腐食やカビの心配が少なく、メンテナンスも簡単です。
洗面所の棚DIYを始める前に準備すること
DIYをスムーズに進めるために、事前に準備しておくことをまとめました。
まずは、設置場所のスペックをしっかり確認しましょう。壁の素材や下地の有無、天井の高さ、床の状態など、設置方法によって確認すべきポイントは異なります。
次に、必要な材料と工具をリストアップします。木材、塗料、金具、ビス類のほか、ノコギリやドライバー、レベル(水平器)なども必要に応じて用意しましょう。
最後に、作業スペースを確保します。広い場所がない場合は、ホームセンターのカットサービスを活用するのも手です。
洗面所の収納不足は、DIYの棚を作ることでしっかり解決できます。
この記事で紹介した方法は、壁面固定式、突っ張り式、床置き式の3つです。賃貸か持ち家か、予算はどのくらいか、どんなデザインが好みか。それぞれの条件に合わせて、最適な方法を選んでください。
どの方法を選ぶにしても、安全面と湿気対策はしっかりと行うことが長く使い続けるコツです。
さあ、あなたも洗面所の収納DIYにチャレンジしてみませんか?最初の一歩を踏み出せば、きっと使いやすい洗面所が手に入りますよ。

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