DIYを始めたいけど、電動工具って意外と高いし、使うのも数回だけだしなあ……。そんなふうに思ったことはありませんか?
実は、電動工具は「レンタル」という選択肢がとても便利なんです。必要な時に必要なだけ借りられて、購入するよりずっとお財布に優しい。しかも、使わない時の保管場所にも困りません。
この記事では、電動工具レンタルの基本から、代表的なサービスの特徴や選び方のポイントまでをわかりやすく解説します。自分にぴったりのレンタルサービスを見つけるための材料として、ぜひ参考にしてください。
電動工具レンタルとは?まずは基本を押さえよう
電動工具レンタルとは、その名の通り、電動ドリルやインパクトドライバー、丸ノコなどの電動工具を、必要な期間だけ借りることができるサービスです。
購入するとなると、1台数万円から十数万円することも珍しくありません。しかしレンタルなら、1日数百円〜数千円で利用できるケースがほとんど。特に、これからDIYを始めたいという初心者の方や、年に数回しか使わないという方には、非常におすすめの選択肢です。
電動工具レンタルのメリット
- 初期費用を大幅に抑えられる:高価な工具を購入する必要がなく、気軽に始められます。
- 保管場所が不要:使わないときは邪魔になる大型の工具も、借りたらすぐに返せるので、自宅の収納スペースを圧迫しません。
- 最新機種やプロ仕様の工具を試せる:最新モデルをレンタルで体験してから購入を検討することも可能です。
- メンテナンスの手間がかからない:自分でメンテナンスする必要はなく、使用後は返却するだけです。
電動工具レンタルのデメリット
- 返却期限がある:期日までに返却する必要があり、延長すると追加料金が発生します。
- 急な作業に対応しにくい:特に宅配型の場合は、数日前からの予約が必要になります。
- 消耗品は別途購入が必要:ドリルのビットや丸ノコの刃などは、レンタルに含まれていないことがほとんどです。
- 使い慣れない工具もある:操作に慣れていないと、思わぬケガやトラブルにつながる可能性があります。
電動工具レンタルの主な2つのタイプ
電動工具のレンタルサービスには、大きく分けて2つのタイプがあります。それぞれの特徴を理解して、自分のライフスタイルに合った方を選びましょう。
ホームセンターの店頭受取型
コーナンやDCM、カインズなどのホームセンターで行われている、最も一般的なレンタル方法です。
- メリット:実際に現物を見てから借りられる。気軽に利用できる。料金が比較的安い。
- デメリット:店舗に行く手間がかかる。在庫状況によっては借りたい工具がないこともある。返却も店舗まで持ち込む必要がある。
宅配型ネットレンタル
自宅にいながらインターネットで予約し、工具を自宅まで配送してもらうサービスです。
- メリット:店舗に足を運ぶ必要がなく、とても便利。近くにホームセンターがない人でも利用しやすい。コンビニから返却できるサービスもある。
- デメリット:工具を実際に見られない。配送料がかかる場合がある。急ぎの場合は対応できない。
代表的な電動工具レンタルサービスを比較
ここからは、日本で利用できる主要な電動工具レンタルサービスを紹介します。
1. コーナン(ビーバートザン / 一般店舗)
コーナンは関西を中心に全国に店舗を展開するホームセンターです。電動工具のレンタルは、大きく分けて2つのタイプの店舗でサービス内容が異なります。
- 特徴:
- ビーバートザン店舗:電気ドリル、充電式インパクトドライバー、丸ノコなど、多種多様な電動工具を取り揃えています。
- 一般店舗:ブラック&デッカーのマルチツール(本体と各種ヘッド)のレンタルに特化しています。
- メリット:
- ビーバートザン店舗は料金が非常にリーズナブルで、特にコーナンPay会員なら2泊3日の基本料金が半額になるお得な特典があります。
- 一般店舗では、マルチツール本体とヘッドを別々に借りられるので、必要なヘッドだけを選んで費用を抑えられます。
- デメリット:
- 店舗によって取り扱い工具や在庫が大きく異なるため、事前に確認が必要です。
- 自宅から遠い場合は、往復の手間がかかります。
- 向いている人:近くにコーナンがある人、とにかく安く工具を試したい人。
- 向いていない人:特定のメーカーや機種を確実に借りたい人。
- 注意点:ビットや刃などの先端工具は別途購入が必要です。
- 根拠のある価格:
- ビーバートザン:電気ドリル(2泊3日)253円〜、充電式インパクトドライバー(2泊3日)649円(税込)。
- 一般店舗:マルチツール本体・各ヘッド(2泊3日)各330円(税込)。
2. DCM
DCMは北海道から九州まで全国展開する大手ホームセンターです。電動工具レンタルの料金体系が非常にシンプルでわかりやすいのが特徴です。
- 特徴:充電ドリルドライバー、インパクトドライバー、丸ノコなど、主要な電動工具のレンタル料金がすべて統一されています。
- メリット:
- 全機種2泊3日600円(税込)と、料金が明確で計算しやすいです。
- DCMのマイボ会員になると、レンタル料金の50%分のポイントが還元されるため、非常にお得です。
- デメリット:店舗によって取り扱っている機種が異なるため、希望の工具があるかは事前に確認する必要があります。
- 向いている人:DCMが近くにある人、シンプルで分かりやすい料金設定を好む人。
- 向いていない人:特殊な工具やプロ仕様の高級機種を探している人。
- 注意点:ビットや刃などの先端工具は別途購入が必要です。
- 根拠のある価格:全機種、2泊3日600円(税込)。
3. カインズ
カインズは関東・中部地方を中心に店舗を展開するホームセンターです。インターネットから事前にレンタル予約ができる点が大きな魅力です。
- 特徴:店頭でのレンタルに加え、公式サイトから事前予約が可能です。
- メリット:事前に予約することで、希望の工具が確実に借りられます。特に週末や繁忙期には、この予約機能が非常に役立ちます。
- デメリット:宅配サービスには対応しておらず、店頭での受け取りと返却が必須です。
- 向いている人:計画を立ててDIYを進めたい人、カインズが近くにある人。
- 向いていない人:車がなく店舗に行くのが面倒な人、急に工具が必要になった人。
- 注意点:消耗品(刃、ビットなど)は自己負担になります。また、レンタルには身分証明書の提示が求められます。
- 根拠のある情報:公式サイトにネット予約が可能である旨が明記されています(料金は要問い合わせ)。
4. WECURLY(ウィカリー)
WECURLYは、電動工具に特化した新しいスタイルの宅配型ネットレンタルサービスです。自宅にいながら簡単に工具を借りられる便利さが支持されています。
- 特徴:電動工具専門の宅配レンタル。全品送料無料(一部地域を除く)で、2泊から自由にレンタル期間を選べます。
- メリット:
- 車がなくても、自宅にいながら工具を借りられ、返却もコンビニから手軽に行えます。
- 万が一、故意ではない破損が生じた場合でも、修理費が無料になるという安心の補償制度があります。
- デメリット:送料無料の対象エリアが限定されています。また、急ぎの場合は利用できません。
- 向いている人:車を持っていない人、近くにホームセンターがない人、最新の工具を試してみたい人。
- 向いていない人:当日すぐに工具が必要な人。
- 根拠のある情報:送料無料対象エリアは東北(一部)、関東、信越地域です。
5. アトラス
アトラスは、主にプロの現場で使われるような高性能な工具のレンタルに特化したサービスです。埼玉県に拠点を置いています。
- 特徴:マキタやハイコーキなどのプロ用工具を中心に取り扱っており、初心者向けに安全機能が搭載されたモデルも厳選しています。
- メリット:
- ホームセンターにはないような、パワフルで高性能な工具が借りられます。
- 13時までの注文で即日出荷にも対応しています。
- デメリット:ホームセンターと比べると料金は高めに設定されていると思われます(具体的な料金は問い合わせが必要)。
- 向いている人:本格的なDIYや大がかりなプロジェクトに挑戦する人、特定の高性能工具がどうしても必要な人。
- 向いていない人:価格の安さを最優先する人、簡単な日曜大工だけの人。
- 注意点:拠点は埼玉県で、店頭での受け取りの場合は事前に電話での連絡が必要です。
- 根拠のある情報:レンタルプランは3泊4日が基本で、バッテリーと充電器が付属します。
電動工具レンタルを選ぶ時の5つのポイント
数あるレンタルサービスの中から、自分に最適なものを選ぶためのポイントをまとめました。
- 利用する頻度や期間で選ぶ
- 数時間だけサッと使いたいなら、近くのホームセンターが便利です。
- 数日間じっくり使いたいなら、料金設定が明確なDCMや、宅配で気軽なWECURLYも検討しましょう。
- 借りたい工具の種類で選ぶ
- まずは自分が何の作業をしたいのかを明確にしましょう。インパクトドライバーなのか、丸ノコなのか。サービスによって取り扱い品目が異なります。
- 料金システムを比較する
- 基本料金はもちろん、延長料金が1日いくらか、セット料金があるかなどを事前にチェックしておくと安心です。
- アクセスのしやすさで選ぶ
- 車で気軽に店舗に行けるならホームセンター型。車がなくても大丈夫、自宅で完結したいなら宅配型。自分のライフスタイルに合わせましょう。
- 補償・保証内容を確認する
- 万が一、借りた工具を壊してしまった場合のことを考えて、補償内容は必ず確認しておくべきポイントです。サービスによって対応が大きく異なります。
電動工具レンタルに関するよくある疑問
Q. レンタルする時に必要なものはありますか?
A. ほとんどのホームセンターでは、運転免許証などの公的な身分証明書の提示が必須です。カインズなどでは、ネット予約の際に会員登録が必要になる場合もあります。事前に準備しておきましょう。
Q. インターネットで予約はできますか?
A. はい、カインズやWECURLY、アトラスなどはネットからの予約が可能です。しかし、コーナンやDCMなど店頭受取型のサービスは、店舗ごとに在庫状況が異なるため、直接店舗に問い合わせるか、来店して確認する必要があります。
Q. 借りた工具が壊れてしまったらどうなりますか?
A. これもサービスによって大きく異なります。WECURLYのように、故意でない破損は修理費無料というサービスがある一方、多くのホームセンターでは利用者の負担となることが一般的です。レンタル前に、必ず補償規定を確認するようにしてください。
Q. ビットや刃なども一緒に借りられますか?
A. いいえ、基本的にドリルビットや丸ノコの刃などの消耗品(先端工具)はレンタル対象外で、別途購入する必要があります。ホームセンター内で一緒に購入するか、事前に用意しておきましょう。
まとめ:目的に合ったサービスを選んで、DIYをもっと身近に
電動工具のレンタルサービスは、高価な工具を購入しなくても、プロ並みの道具を気軽に使える素晴らしい選択肢です。
今回紹介したサービスをまとめると、以下のようになります。
- コーナン:とにかく安く、幅広い工具を借りたい人に。
- DCM:シンプルで分かりやすい料金体系が魅力。
- カインズ:事前予約で計画的にDIYを進めたい人に。
- WECURLY:自宅で完結する手軽さを最優先したい人に。
- アトラス:本格的な作業やプロ仕様の工具を求める人に。
それぞれのサービスに特徴や強みがあります。この記事で紹介した比較ポイントを参考に、あなたの作業内容やライフスタイルに最も合った電動工具レンタルサービスを見つけて、DIYや現場作業をもっと楽しく、効率的に進めてくださいね。


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