「壁に棚をつけたいけど、賃貸で壁に穴を開けられない…」「DIYは難しそうで不安…」そんな風に思っていませんか?
じつは、壁面棚のDIYは初心者でも簡単に挑戦できます。この記事では、壁を傷つけずにできる方法から、工具を使った本格的な作り方まで、目的やスキルに合わせて選べる方法を紹介します。
自分だけの壁面棚を作って、お部屋をもっとおしゃれで便利にしませんか?
壁面棚DIYを始める前に確認すべきこと
DIYを始める前に、まずは自分のお部屋の状態をチェックすることが大切です。
壁の素材を確認しよう
壁の素材は大きく分けて「石膏ボード」と「コンクリート(または木造の柱)」の2種類があります。
- 石膏ボード:多くの賃貸物件で使われている軽い素材です。釘やビスが効きにくく、重いものを取り付けるときは注意が必要です。石膏ボード用の「アンカー」という補強パーツを使わないと、棚ごと落ちてしまう危険があります。
- コンクリートまたは柱:しっかりとした下地がある壁です。こちらはしっかりとビスや釘を打てますが、賃貸では壁に穴を開けられないケースがほとんどです。
まずは「どんな壁か」を確認すること。これが安全で失敗しないDIYの第一歩です。
どんな棚にしたいかイメージを固めよう
次に、どんな棚を作りたいかを考えてみてください。
- どんなものを置きたい? 軽い本や小物だけなら突っ張り棒や軽量タイプの棚でも十分ですが、食器や大量の本など重量があるものは、しっかり固定できる方法を選ぶ必要があります。
- どのくらいのサイズ? 設置したい場所の幅や高さをメジャーで測っておきましょう。ショップで材料を選ぶときに役立ちます。
壁を傷つけない!賃貸におすすめの壁面棚DIY方法
ここからは、壁に穴を開けずに棚を設置できる方法を紹介します。賃貸にお住まいの方や、DIY初心者の方はまずここからチェックしてみてください。
1. ディアウォールを使った本格収納
ディアウォールは、天井と床の間に突っ張って柱のように使うDIY部材です。
- 特徴:天井と床にしっかりと固定するため、柱としての安定感が抜群です。この柱に棚板を渡せば、簡単に壁面収納が完成します。
- メリット:壁をまったく傷つけません。また、耐荷重が大きいので、本や食器などある程度重いものを置くことも可能です。
- デメリット:天井の高さに合わせて長さを調整する必要があります。また、設置できる場所が天井と床のある場所に限られます。
- 向いている人:壁に穴を開けたくない人、しっかりした強度の棚が欲しい人。
- 向いていない人:壁の好きな場所に自由に棚を設置したい人。
- 注意点:天井の高さを正確に測り、製品の長さ調整範囲内か必ず確認しましょう。
2. 突っ張り棒で簡単ミニ棚
「とにかく手軽に始めたい!」という方には、突っ張り棒を使った方法がおすすめです。
- 特徴:壁と壁の間に棒を突っ張って設置します。道具は一切不要で、誰でも簡単に取り付けられます。
- メリット:100円ショップでも購入できるほど安価で、工具も不要。壁を傷つけません。
- デメリット:耐荷重が非常に小さいため、重いものは置けません。また、左右の壁がないと設置できません。
- 向いている人:軽い小物や写真立てなどを飾りたい人、まずはお試しでDIYを体験したい人。
- 向いていない人:本や食器など重いものを収納したい人。
- 注意点:耐荷重を超えると落下の危険があります。必ず製品の耐荷重を確認してから使いましょう。
3. ラブリコでおしゃれな空間づくり
ラブリコは、ディアウォールと同じく天井と床で突っ張るタイプの支柱です。おしゃれなデザインのものが多く、インテリアのアクセントにもなります。
- 特徴:様々なデザインやカラーがあり、インテリアに合わせやすいのが魅力です。
- メリット:壁を傷つけず、見た目もおしゃれに仕上がります。
- デメリット:ディアウォールと同様に設置場所が限定されます。
- 向いている人:デザイン性を重視する人、ディアウォールの代替として検討したい人。
- 向いていない人:壁の任意の場所に設置したい人。
- 注意点:こちらも天井の高さに合わせた調整が必要です。
自由度が高い!壁に固定する方法
持ち家や、壁に穴を開けても良いとされている物件にお住まいの方は、金具を使って壁に直接棚を固定する方法がおすすめです。自由度が高く、理想のサイズやデザインに仕上げられます。
4. L字金具(棚受けブラケット)で作るシンプル棚
最もシンプルで定番なのが、L字金具と棚板を使う方法です。
- 特徴:壁にL字型の金具をビスで固定し、その上に板を載せるだけの簡単な構造です。
- メリット:材料費が安く、好きな長さや幅の板を選べるので自由度が高いです。金具のデザインも豊富で、ナチュラルにもモダンにも仕上がります。
- デメリット:壁にビス穴を開けるため、賃貸では使いにくい方法です。
- 向いている人:持ち家の人、DIYにある程度慣れている人。
- 向いていない人:壁に穴を開けられない賃貸住まいの人。
- 注意点:石膏ボード壁の場合は、必ずアンカーを使用してください。 アンカーを使わずに重いものを載せると、金具ごと壁が抜け落ちる大惨事になりかねません。また、必ず壁の下地(柱)の位置を確認してからビスを打ちましょう。
5. 有孔ボード(パンチングボード)でフレキシブル収納
壁に取り付けたボードにフックや小さな棚を差し込んで使うのが有孔ボードです。
- 特徴:ボードには無数の穴が開いており、付属のパーツを使うことで、棚やハンガーなどの位置を自由に変えられます。
- メリット:レイアウトの変更が簡単で、収納したいものに合わせてカスタマイズできる点が最大の魅力です。見た目もおしゃれで、インテリアとしても人気です。
- デメリット:ボード自体を壁に固定する方法を別途考える必要があります(突っ張り式のスタンドや、壁に直接ビスで固定するなど)。
- 向いている人:レイアウトを頻繁に変えたい人、デスク周りやキッチンなどの小物収納に最適です。
- 向いていない人:非常に重いものを収納したい人。
- 注意点:ボード自体の耐荷重を確認し、それを超えないように使いましょう。
もっと手軽に!100均材料で作るミニ棚
「まずは小さなところから試してみたい!」というあなたには、100円ショップの材料で作るミニ棚もおすすめです。
- 特徴:100円ショップで販売されている木板やL字金具、接着剤などを使って、小さなニッチ棚などを作ります。
- メリット:材料費が非常に安く(数百円〜1,000円程度)、気軽に挑戦できます。
- デメリット:サイズや強度に限界があり、大きな棚や重いものを置くのには向きません。
- 向いている人:DIYの練習としてまずは小さなものを作りたい人。
- 向いていない人:しっかりとした大きな棚を作りたい人。
- 注意点:100円ショップの商品は入荷状況が変わりやすいため、材料を探す際は複数の店舗を回るか、在庫を確認してからにしましょう。
壁面棚DIYのよくある疑問と注意点
ここでは、壁面棚DIYをする際によく寄せられる質問と、失敗しないための注意点をまとめました。
Q. 賃貸でも壁面棚DIYはできますか?
はい、できます。今回紹介したディアウォールや突っ張り棒を使った方法であれば、壁に穴を開けずに設置できるため、賃貸でも安心です。退去時には跡形もなく撤去できます。ただし、天井や壁を傷つけないように、取り扱い説明書をよく読んで正しく設置しましょう。
Q. 棚が傾かないようにするにはどうすればいいですか?
傾きを防ぐためには「水平器」の使用が必須です。ホームセンターや100円ショップでも購入できます。金具を壁に固定するときや、棚板を設置するときに水平器を当てて、水平が取れていることを確認しながら作業を進めましょう。
Q. 重いものを置く場合の注意点は?
重いものを置く場合は、以下の3点を必ず守ってください。
- 耐荷重を確認する:使用する部材(金具や突っ張り棒など)の耐荷重を必ず確認しましょう。想定する荷物の重量を超えているか確認してください。
- 壁の下地に固定する:L字金具を使う場合は、必ず壁の下地(柱)にビスを打ち込みましょう。石膏ボードだけでは耐えられません。
- ディアウォールなどの強度のある方法を選ぶ:突っ張り棒ではなく、ディアウォールのように強度の高い方法を選びましょう。
まとめ:自分に合った方法で理想の壁面棚をDIYしよう
壁面棚のDIYは、方法を選べば初心者でも簡単に、そしておしゃれに仕上げることができます。
もう一度、それぞれの方法を簡単に振り返ってみましょう。
- 壁を傷つけたくない人:ディアウォールやラブリコ、突っ張り棒がおすすめです。
- 自由度の高い棚が欲しい人:L字金具や有孔ボードがぴったりです。
- まずは気軽に試したい人:100均材料で小さなミニ棚から始めてみましょう。
大切なのは、自分のお部屋の環境やスキル、そして何を作りたいのかというイメージをしっかり持つことです。
この記事が、あなたの理想の壁面棚DIYの第一歩になれば嬉しいです。材料を買いに、ホームセンターや100円ショップに足を運んでみてくださいね!

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