DIYや住宅のちょっとした修理をするとき、「この工具、買うほど使わないよな…」と思ったことはありませんか?
そんなときに頼りになるのが、ホームセンターの工具レンタルサービスです。
必要な工具を安く借りられて、購入するよりもずっとお得に作業が進められます。
でも、「どのホームセンターで借りられるの?」「料金はどれくらい違うの?」と迷ってしまう方も多いでしょう。
この記事では、主要なホームセンターチェーン5社の工具レンタルサービスを、公式情報で確認できた事実をもとに徹底比較していきます。
ホームセンターの工具レンタルとは?基本の仕組みを確認
ホームセンターの工具レンタルとは、その名の通りホームセンターで電動工具やDIY用の工具を有料で借りられるサービスのことです。
インパクトドライバーや丸ノコ、ジグソー、グラインダー、サンダーなど、購入すると数万円する工具が、数百円〜数千円で借りられます。
一般的なレンタル期間は2泊3日が基本で、これをメインに各チェーンがサービスを展開しています。
ただし、借りるときには以下の3つを必ず覚えておいてください。
- 身分証明書(運転免許証など)の提示が必須
- ビットや刃などの先端工具・消耗品は別売り(本体レンタル料金に含まれない)
- 全店舗でレンタル対応しているわけではない(事前確認が必要)
これらのルールはどのチェーンでも共通しています。
それでは、各チェーンのサービスを詳しく見ていきましょう。
主要ホームセンター5社の工具レンタルを比較
DCM(カーマ・ダイキ)の工具レンタル
DCMは全国に店舗を展開する大手ホームセンターチェーンです。
工具レンタルは、2泊3日のレンタル料金が一律600円(税込) と、とてもシンプルな料金体系になっています。
以前は工具の種類によって料金が異なっていましたが、2025年10月に改定され、現在はほとんどの工具が同じ料金で借りられるようになりました。
DCMの特徴
- 料金が一律でわかりやすい
- マイボ会員ならレンタル料金の50%分をポイント還元(お得)
- 店舗によって取り扱い機種やメーカーが異なる
- レンタルできる工具:インパクトドライバー、ドリルドライバー、ジグソー、グラインダーなど
DCMの注意点
- レンタル期間は原則2泊3日で延長不可(延滞すると1日ごとに基本料金が加算)
- 先端工具は別売り
- 店舗によって取り扱い工具が変わる
こんな人に向いています
- DCMが近くにある人
- 料金がシンプルでわかりやすいほうがいい人
- 気軽に短い期間だけ工具を借りたい人
あまり向いていない人
- 特殊な工具が必要な人
- 長期でレンタルしたい人(延長ができないため)
コーナンの工具レンタル
コーナンも全国展開するホームセンターチェーンです。
コーナンの工具レンタルは、ブラック&デッカーのマルチツール(交換ヘッド式)のレンタルに特に力を入れています。
料金体系は、本体330円・ヘッド330円(各2泊3日) と、本体とヘッドがそれぞれ別料金になっています。
コーナンの特徴
- マルチツールの本体とヘッドをそれぞれレンタル可能
- 最長5泊6日まで延長可能(他のチェーンより長期レンタルしやすい)
- コーナンPay会員なら基本料金が半額になる特典あり
- 延長料金は、3泊4日660円、4泊5日990円、5泊6日1,320円、7日目以降は1日440円
コーナンの注意点
- マルチツール専用に近いラインナップ(多種多様な工具を借りたい場合は不向き)
- ビーバーPRO店舗やPRO店舗はレンタル対象外
- 先端工具は別売り
こんな人に向いています
- マルチツールの購入を検討していて、まずは試してみたい人
- コーナンが近くにある人
- 比較的長期(最大5泊6日)で借りたい人
あまり向いていない人
- マルチツール以外の多種多様な工具を借りたい人
- 近くにコーナンがない人
カインズの工具レンタル
カインズも全国に店舗を持つ大手ホームセンターです。
カインズの工具レンタルは、インターネット予約が基本となっており、店頭での予約も可能ですが、確実に借りたいならネット予約がおすすめです。
カインズの特徴
- ネット予約ができる(店舗で借りたい工具が確実に用意される)
- 工具のラインナップが豊富(丸ノコ、トリマー、ジグソー、グラインダー、インパクトドライバー、ドリルドライバー、サンダー、草刈機、チェンソーなど)
- マキタ製などの信頼できるメーカー製品が多い
カインズの注意点
- 料金は工具によって変動(例:マキタ製インパクトドライバーは2,000円程度)
- 他のチェーンと比べると料金がやや高め
- 全店舗がレンタルに対応しているわけではない
- 消耗品は別売り
- 営業時間外の貸出・返却は不可
- 故障や破損時は修理費の負担が必要
- 盗難時は同等品の購入金額を請求される場合がある
こんな人に向いています
- 工具の種類を重視する人
- 確実に借りたい工具がある人(ネット予約が便利)
- 草刈機やチェンソーなど、庭仕事用の工具も借りたい人
あまり向いていない人
- 料金を最重視する人
- 近くにレンタル対応店舗がない人
コメリの工具レンタル
コメリは全国展開するホームセンターで、「コメリパワー」などの大型店舗を中心に工具レンタルを提供しています。
コメリの特徴
- 長期レンタルが可能(最大7日間)
- 重機や農機具など、大型の機材も豊富
- DIYだけでなく、農業や大規模な工事にも対応
- 会員登録が必要な場合がある
コメリの注意点
- レンタル対応店舗が限定されている(「パワー」店舗など)
- 料金は工具によって変動(参考:インパクトドライバー3日1,392円、丸ノコ3日1,392円、振動ドリル3日3,312円など)
- 事前に店舗への確認が必須
こんな人に向いています
- 長期のプロジェクトで工具を借りたい人
- 農作業や大規模なDIYをする人
- 重機や特殊な機材が必要な人
あまり向いていない人
- 近くに対応店舗がない人
- 短期間だけ気軽に借りたいだけの人
島忠(ホームズ)の工具レンタル
島忠は関東・関西を中心に展開するホームセンターです。
島忠の特徴
- 工具の種類が豊富(インパクトドライバー、ドリルドライバー、丸鋸、ジグソー、グラインダー、サンダーなど)
- 1泊330円〜と機種別の料金体系
- 水栓交換キットや脚立など、DIY以外のレンタルも充実
- 高圧洗浄機のレンタルもあり(1泊1,100円)
島忠の注意点
- レンタル対応店舗が限定されている
- 先端工具は別売り
- 店舗によって機種や料金が異なる
こんな人に向いています
- 島忠が近くにある人
- 高圧洗浄機なども一緒に借りたい人
- DIY以外のアイテムもレンタルしたい人
あまり向いていない人
- 近くに対応店舗がない人
ホームセンターの工具レンタルでよくある疑問
予約は必要ですか?
カインズはネット予約が推奨されており、確実に借りたい場合は事前予約が安心です。
DCMやコーナン、島忠は店頭での受付が基本ですが、店舗によっては予約を受け付けている場合もあります。
事前に各店舗に電話で確認するのが確実です。
レンタル期間を延長できますか?
- コーナン:最長5泊6日まで延長可能
- DCM:原則延長不可(延滞料金が発生)
- カインズ:店舗により異なる
- コメリ:最大7日間まで可能
延長を考えている場合は、事前にどのくらいの期間借りられるか確認しておくと安心です。
返却は営業時間内でないとダメですか?
カインズは営業時間外の返却ができません。
他のチェーンも基本的に営業時間内の返却がルールです。
返却時間に間に合わない場合は、事前に店舗に相談しましょう。
工具レンタルを失敗しないための3つのポイント
1. まずは対応店舗を確認する
どのホームセンターでも、全店舗がレンタルに対応しているわけではありません。
DCM、コーナン、カインズ、コメリ、島忠のいずれも、店舗によってレンタルサービスの有無や取り扱い工具が異なります。
必ず各社の公式サイトで対応店舗を確認してから出向くようにしてください。
2. 先端工具は別途購入する
レンタルできるのは工具の本体のみです。
ドリルのビットや丸ノコの刃などの先端工具・消耗品は別売りです。
ホームセンターで一緒に購入するか、事前に持っているか確認しておきましょう。
3. 身分証明書を忘れずに持参する
レンタルには運転免許証などの身分証明書の提示が必須です。
忘れるとレンタル自体ができないので、必ず持参してください。
自分に合ったホームセンターの工具レンタルを選ぶには?
ここまで各チェーンの特徴を見てきましたが、結局どこを選べばいいのでしょうか?
選び方の基準を簡単にまとめるとこんな感じです。
- 料金の安さを重視するなら:DCM(一律600円)かコーナン(本体330円+ヘッド330円)が候補になります
- 工具の種類の多さを重視するなら:カインズやコメリがおすすめです
- 長期レンタルしたいなら:コーナン(5泊6日まで)かコメリ(最大7日間)が選択肢になります
- 近くに店舗があるかどうか:これが最終的には最も重要な判断基準になります
まずは自宅や作業場所の近くにあるホームセンターチェーンを洗い出し、その中でレンタル対応店舗かどうかを確認するところから始めましょう。
工具レンタルの代替案も知っておこう
どうしても近くにレンタル対応のホームセンターがない場合は、宅配レンタルサービスという選択肢もあります。
例えばWECURLY(ウィカリー) は、全国どこでも利用できるネットの工具レンタルサービスです。
- 全品送料無料(一部エリア除く)
- 最短翌日届く
- 故意でない破損は修理費無料
- 店舗に行く手間がない
ホームセンターの工具レンタルと合わせて、自分の状況に合った方法を選ぶとよいでしょう。
まとめ:ホームセンターの工具レンタルはDIYの強い味方
ホームセンターの工具レンタルは、高価な工具を買わずにDIYや修理を済ませられる便利なサービスです。
各チェーンで料金や特徴が異なるので、自分の目的や立地に合わせて選ぶのが成功のカギになります。
この記事で紹介したポイントをおさらいすると:
- DCM:一律600円でシンプル、ポイント還元もお得
- コーナン:マルチツール特化、長期レンタルも可能
- カインズ:工具の種類が豊富、ネット予約できる
- コメリ:長期レンタルや重機・農機具も充実
- 島忠:高圧洗浄機などDIY以外もレンタル可能
どのチェーンを選ぶにしても、対応店舗の確認と身分証明書の持参、先端工具の別途購入の3つは絶対に忘れないでください。
さあ、あなたも工具レンタルを活用して、DIYや修理をもっとお得に楽しんでみてはいかがでしょうか。

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