「庭で愛犬を思いっきり走らせてあげたい」。そう思ってドッグランを検索しても、近くに施設がなかったり、他の犬との相性が気になったりしますよね。それならいっそ、自宅の庭に作ってしまいませんか。
とはいえ、専門業者に頼むと数十万円かかることも。でも大丈夫です。DIYならコストを大幅に抑えながら、愛犬にぴったりの安全なスペースを作れます。
今回は、DIYで庭にドッグランフェンスを作る方法を、必要な資材から具体的な手順まで徹底解説します。
なぜドッグランフェンスをDIYするのか
ドッグランフェンスをDIYする最大のメリット、それはコストです。業者に依頼すると、10メートル四方で20万〜40万円が相場。でもDIYなら、同じ広さでも5万〜10万円程度で済むことが多いんです。
それだけじゃありません。庭の形に合わせた自由な設計ができるのも大きな魅力です。既製品の犬用フェンスでは対応できない変形地でも、DIYなら思いのまま。高さも素材も、愛犬の体格やジャンプ力に合わせて選べます。
何より、自分の手で作った場所で愛犬が楽しそうに走り回る姿を見るのは、何ものにも代えがたい喜びですよ。
DIYドッグランフェンスに必要な資材と選び方
まずは基本となる資材選びから。ここで失敗すると、せっかくのドッグランがすぐに使えなくなってしまいます。
フェンス本体の素材選び
フェンス本体には大きく分けて3つの選択肢があります。
ワイヤーメッシュ
最もポピュラーなのがワイヤーメッシュ、いわゆる金網です。ワイヤーメッシュ フェンスはホームセンターでも手に入りやすく、コストパフォーマンスに優れています。網目が細かいので小型犬がすり抜ける心配もなく、見通しも良いので愛犬の様子を常に確認できます。デメリットは、見た目が少々無骨なことと、大型犬が体当たりすると変形する可能性があること。中型犬以下なら、これで十分でしょう。
木製フェンス
見た目重視なら木製がおすすめです。木製フェンス パネルは庭の景観に自然に溶け込み、おしゃれな雰囲気を演出します。ただし、犬が噛むと傷みやすいのと、定期的な防腐処理が必要です。噛み癖のある犬には不向きですが、そうでなければ温かみのある空間になります。
アルミ製・スチール製フェンス
強度を求めるならアルミやスチールの既製フェンスがベストです。アルミフェンス 目隠しはサビにも強く、大型犬が飛びついてもビクともしません。価格はワイヤーメッシュより上がりますが、耐久性と見た目のバランスが取れています。
支柱の選び方
支柱はフェンスの骨組みです。ここをケチると全体がグラグラになってしまうので注意してください。
おすすめはフェンス支柱 スチールです。地面に埋め込む部分が腐食しにくいよう、亜鉛メッキ加工されたものが理想的。高さはフェンス本体より30〜40センチ長いものを選び、しっかり地中に固定します。
支柱の間隔は、ワイヤーメッシュなら1〜2メートル間隔が基本です。間隔が広すぎると強度が落ちるので、犬のサイズに応じて調整してください。大型犬なら1メートル以内が安心です。
固定具・結束具
ステンレス結束バンドは必須アイテムです。ワイヤーメッシュを支柱に固定するのに使います。プラスチック製よりステンレス製のほうが劣化しにくく、犬が噛み切る心配もありません。あとは、支柱の設置に使うインスタントセメントも忘れずに。
ドッグランフェンスの高さと広さ、どう決める?
フェンスの高さの目安
これは絶対に失敗したくないポイントです。ジャンプ力は犬種によって全然違いますからね。
小型犬なら60〜90センチで十分なことが多いですが、ジャックラッセルテリアのような跳躍力のある犬種は1メートル以上必要です。中型犬は最低1.2メートル、大型犬なら1.5〜1.8メートルは欲しいところ。柴犬など中型の日本犬は意外とジャンプ力があるので、1.2メートルあれば安心です。
また、フェンスを飛び越えるだけでなく、下を掘って脱走する犬もいます。対策として、フェンス下部を地面に10〜20センチ埋め込むか、地面と平行にL字型の掘り防止ネットを設置するのが効果的です。
広さの目安
最低限確保したい広さは、小型犬で10平方メートル(3メートル四方程度)、中型犬で20平方メートル、大型犬なら30平方メートル以上が理想的です。もちろん広ければ広いほど犬は喜びますが、庭の広さと相談しながら決めてください。トイレエリアや休憩スペースも考慮すると良いですね。
いよいよ施工!DIYドッグランフェンスの作り方
ここからが本番です。週末を使ってじっくり取り組みましょう。
1. 設計と位置決め
まずは庭のどこに作るか決め、メジャーで正確に寸法を測ります。日当たりや水はけ、家からの見通しを考慮してください。夏場は日陰になる場所を一部確保できると理想的です。配置が決まったら、地面にラインを引くか、スプレーでマークしておきます。
2. 支柱を立てる
支柱を立てる位置に穴を掘ります。深さは支柱の長さの3分の1、最低でも40センチは確保してください。穴を掘ったら、水で溶いたインスタントセメントを流し込み、支柱を差し込んで水平を確認しながら固定します。セメントが固まるまで半日から1日置くのが安全です。
3. フェンスを張る
支柱がしっかり固まったら、いよいよフェンスを張ります。ワイヤーメッシュの場合、まずメッシュを必要なサイズにカットします。ワイヤーメッシュ カッターがあると作業が格段に楽です。カットしたメッシュを支柱に当て、ステンレス結束バンドで上下数カ所をしっかり固定していきます。メッシュ同士をつなぐ場合は、重ね合わせて結束バンドで固定すればOKです。
4. ゲートの設置
出入り口は必須です。簡単な方法は、幅1メートル程度の既製の木製ゲートを支柱に取り付けること。ドア用丁番とゲート用ラッチを使えば、DIY初心者でも設置できます。ゲートは内開きにすると、犬が体当たりしても開きにくいですよ。
DIYドッグランフェンスでありがちな失敗と対策
実際に作った人たちがよく直面する問題と、その回避法を知っておきましょう。
- フェンスが低すぎた:犬の成長を見越して、想定より10〜20センチ高めに作るのが鉄則です。
- 隙間から脱走:網目のサイズは犬の頭が通らないものを。チワワなどの超小型犬は4センチ以下の網目を選んでください。
- 雨で木が腐った:木製フェンスは必ず防腐・防カビ処理を。地面に接する部分は特に注意が必要です。
- セメントがすぐ割れた:水の量を説明書通りにしないと強度が出ません。適当に混ぜず、ちゃんと計量しましょう。
安全性を高める追加アイテム
基本のフェンスができたら、プラスアルファで安全性を高めましょう。
人工芝 ジョイントマットを敷けば、足腰への負担が減り、泥汚れも防げます。サンシェード 庭で日陰を作ってあげると、夏の熱中症対策になります。それから、地震や台風など不測の事態に備えて、迷子札付きの首輪に加えてマイクロチップの装着もおすすめです。
まとめ:愛犬と過ごす最高の空間をDIYで
庭にDIYでドッグランフェンスを作れば、愛犬がいつでも自由に走り回れる特別な場所になります。コストを抑えながら、愛犬の体格や性格に合わせてカスタマイズできるのが最大の魅力です。
資材選びのポイントは、フェンスの素材と高さ、そしてしっかりした支柱。小型犬ならワイヤーメッシュ、大型犬ならアルミ製を選び、高さは犬種に応じて余裕を持たせてください。そして安全のための掘り防止策やゲートの向きにも気を配りましょう。
週末のDIYプロジェクトとして、ぜひチャレンジしてみてください。愛犬の嬉しそうな笑顔が、何よりの報酬になるはずです。

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