「収納が足りない」「でも既製品だとサイズが合わない」「棚の高さを自由に変えたい」
そんな悩みを抱えていませんか。
実はその問題、カインズで材料を揃えれば解決できます。しかもDIY初心者でも大丈夫。木材カットサービスや工具レンタルを使えば、ノコギリすら持っていなくても可動棚は作れちゃうんです。
今回は、カインズで手に入るアイテムだけで完成する可動棚DIYの方法を、レベル別に紹介します。賃貸でもOKな方法から、壁にガッツリ固定する本格派まで。あなたにぴったりの方法がきっと見つかるはずです。
なぜカインズが可動棚DIYに向いているのか
ホームセンターはたくさんありますが、こと可動棚DIYに関してはカインズの品揃えが頭ひとつ抜けています。
まず大きいのが「木材カットサービス」。長さや幅を1カット数十円で切ってくれるので、自宅でノコギリを使う必要がありません。設計図だけ持って店に行けば、その場でパーツが出揃います。
次にダボレールや棚受、ディアウォールといった専用パーツの種類の豊富さ。カインズのオリジナルブランド商品は品質のわりに価格が抑えめで、初めてのDIYでも失敗のリスクが少ないです。
さらに工具レンタルがある店舗も多く、電動ドリルを持っていなくても穴あけ作業ができてしまいます。これって初心者にはかなりありがたいサービスです。
可動棚DIYに必要な基本パーツをカインズで揃えよう
まずは基本となるパーツの紹介です。カインズの店内をイメージしながら読んでみてください。
棚板
「木材・建材」コーナーにある、あらかじめカットされた棚板が便利です。化粧板なら塗装済みなので、買ってそのまま使えます。サイズは幅60cm、奥行20cmや30cmなどが定番。設置したい場所のサイズを事前に測っておきましょう。
ダボレールと棚受
壁面にしっかり固定する本格可動棚には欠かせないアイテムです。カインズの「収納棚パーツ」コーナーにあります。
ダボレールは縦方向に取り付ける金属製のレールで、これに棚受を引っ掛けて使います。レールの溝に合わせて棚の高さを細かく調整できるのが最大の魅力。棚受の奥行サイズは棚板に合わせて選んでください。耐荷重もしっかり確認を。
ディアウォール(つっぱり式柱)
賃貸住宅で壁に穴を開けられない場合の救世主です。2×4材を床と天井で突っ張って固定するジャッキで、カインズでもディアウォールのような製品が販売されています。これを柱にして棚を取り付ければ、壁を傷つけずに可動棚が作れます。
ダボ穴あけ治具と棚受ダボ
既存のカラーボックスや家具の内部に可動棚を増設するときに使います。電動ドリルで垂直に穴を開けるための治具と、穴に差し込む小さなピン(棚受ダボ)のセットです。樹脂製より金属製のほうが耐荷重は高いので、本を置くなら金属を選びましょう。
ダボマーカー
左右の側板に同じ高さでダボ穴を開けるための位置写し道具です。100円ショップにもありますが、カインズの工具コーナーで売っている金属製のものが精度が高くおすすめです。
【レベル別】カインズでできる可動棚DIY3つの方法
さて、ここからが本題です。難易度と設置場所に合わせて、3つの方法を紹介します。
初心者向け:ディアウォールで作る壁面可動棚(賃貸OK)
「穴あけ一切ナシ」「今日中に完成させたい」という人にはこれ一択です。
カインズで買うものは、ディアウォール2セット、2×4材2本、そして棚板として使う1×4材です。木材はすべてカインズのカットサービスで希望の長さに切ってもらいましょう。
作り方はシンプル。2×4材にディアウォールを取り付けて床と天井で突っ張り、柱を2本立てます。あとは1×4材を渡して棚にするだけ。厳密には「可動」させるには、柱にダボ穴を開けて棚受ダボを差し込む必要がありますが、最初は固定でも十分使えます。
慣れてきたら電動ドリルに挑戦して、ダボ穴を等間隔で開けていけば、自由に高さを変えられる本格的な可動棚の完成です。
中級者向け:既存ラック内にダボ穴で可動棚を増設
「カラーボックスの空間がもったいない」「食器棚の中段をもう一枚増やしたい」というケースは意外と多いですよね。
この方法は、既存の家具の側板に新しい穴を開けて、棚を追加するやり方です。
カインズで用意するのは、追加したい棚板、棚受ダボ、ダボ穴あけ治具、ダボマーカー、そして電動ドリルです。電動ドリルはレンタルサービスを利用すれば購入不要です。
手順はこうです。
まず追加したい位置を決めて、既存のダボ穴があるならダボマーカーで高さを写し取ります。ダボ穴あけ治具を当てて電動ドリルで穴を開け、棚受ダボを差し込めば完成。たったこれだけで、デッドスペースが見事に収納へと変わります。
ポイントは穴あけ治具をしっかり固定すること。ここが斜めになると棚が傾くので、養生テープで仮止めしてから穴を開けるのがコツです。
上級者向け:ダボレールで作る壁面本棚
「壁一面に本棚が欲しい」「重いものをたくさん収納したい」という夢を叶えるのがダボレールシステムです。
この方法は壁に穴を開けます。石膏ボード用のアンカーと、できれば下地センサーも用意しましょう。どちらもカインズの工具コーナーで買えます。
まず壁の下地を探して印をつけます。石膏ボードだけだと重さに耐えられないので、ここは絶対に省かないでください。
次にダボレールを壁に固定します。水平器を使ってしっかり水平をとるのが大事。ここでズレるとすべての棚が傾くので、何度でも確認してください。
レールが付いたら棚受を好きな高さに差し込み、上から棚板を乗せます。この方法の強みは、気分や収納物に合わせていつでも高さを変更できること。引っ越し後も棚受だけ外してレールは残せるので、次の住人も使えるというメリットもあります。
耐荷重は棚受の種類にもよりますが、1枚あたり数十kgに耐えられるものも。辞典や全集など、重たい本の収納にも安心です。
カインズの木材カットサービスを使い倒すコツ
ここで木材カットサービスについて詳しく触れておきます。知っていると知らないとでは、仕上がりの精度が全然違うからです。
まず、カインズのカットは1回につき数十円。直角カットは正確ですが、斜めカットには対応していない店舗が多いです。
注文するときは、寸法をミリ単位で正確に伝えましょう。「だいたいこのくらい」だとズレます。あらかじめ設計図を書いて、必要なすべてのパーツのサイズをメモしておくのがおすすめです。
あと、木材売り場でカットをお願いすると、混雑時は数十分待つこともあります。休日の午前中など、時間に余裕を持って行くのがコツです。
可動棚DIYでよくある失敗とカインズで買える対策グッズ
実際にやってみると、思いもよらないところでつまずくものです。先人たちの失敗から学んでおきましょう。
失敗1:棚が傾いた
原因はほぼ「水平が取れていない」こと。水平器はケチらず買ってください。カインズなら1000円前後で買えます。レーザー式ならさらに正確で作業もラクです。
失敗2:壁に固定した棚が抜けた
石膏ボードにそのままネジを打っていませんか。石膏ボード用アンカーを必ず使いましょう。カインズには「ボードアンカー」という名称で様々な種類があります。重いものを載せるなら、下地を探してそこにビスを打つのが鉄則です。
失敗3:ダボ穴が斜めになった
これは電動ドリルをフリーハンドで使ったときに起きがちです。ダボ穴あけ治具は、ちょっと値が張っても金属製のしっかりしたものを選んでください。これを買うか買わないかで、完成度がガラッと変わります。
失敗4:棚板が予想以上にたわむ
奥行に対して棚板が薄すぎる、もしくは横幅がありすぎると起きます。荷重に応じて板厚を選ぶこと、長すぎる場合は中央にも棚受を追加することで対策できます。棚受の耐荷重表示は必ず確認してください。
カインズの可動棚DIYで収納をもっと自由に
いかがでしたか。
可動棚は作るのも楽しいですが、使っていくうちに「ここに追加したい」「ここの高さを変えたい」と自由に調整できるのが本当の魅力です。
カインズの材料で作れば、最初は小さく始めて、慣れてきたら壁一面に拡張していくことだってできます。まずは簡単なディアウォール式からチャレンジしてみませんか。
週末のDIYで、あなたの暮らしにジャストフィットする収納を手に入れてください。

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