大島駅からぶらぶら歩くこと約10分。砂町銀座商店街のほど近く、静かな住宅街にぽつんと佇む小さなお店、それがスパイスカリーハウスdiyoです。
「カレー好きの間でじわじわ名前が上がってる隠れ家があるらしい」
「スパイスカレーに興味はあるけど、本格派はハードル高いんだよなあ」
そんな声が聞こえてきそうな、肩肘張らずに行けるのに本格派。今日はその魅力を、実食レポを交えながらたっぷり語っていきます。読み終わる頃には、きっとカレーが食べたくなっているはず。
スパイスカリーハウスdiyoってどんなお店?
カウンター6席だけの、それはもう小さなお店です。お世辞にも「映えスポット」みたいな派手さはない。でも、一歩足を踏み入れると、アナログレコードの音色とスパイスの香りにふわっと包まれて、なんだか友達の家に遊びに来たような気分になるんです。
店主はひとりで切り盛り。十数種類のスパイスをその日の気温や湿度、素材の状態に合わせて調合し、じっくり炊き上げるスタイル。メニューは日替わりで、公式InstagramやXで「明日はこれやります」と告知してくれるので、行く前にチェックしておくと間違いないです。
ここでひとつ大事な注意点。営業は週4日、基本は昼のみ、しかも売り切れ次第終了。のんびり「夕方にふらっと行こうかな」とか考えてると、確実に泣きを見ます。週末は開店直後から並ぶこともあるので、気合を入れて早起きしましょう。
実食!看板メニューの二種盛りカレーをレポート
さて、お待ちかねの実食パート。今回オーダーしたのは定番の二種盛りカレー(1,200円)。日替わりで並ぶ4~5種類のカレーから、好きな2つを選べるシステムです。
選んだのは、看板メニューの「サグチキン」と、一目見て気になった「黒烏賊(イカスミ)」。この組み合わせ、ビジュアルのコントラストが最高なんです。鮮やかなグリーンと漆黒。スパイスカレーらしいアートのような一皿に、思わずスマホを取り出しちゃいました。すみません店主、撮影タイム入ります。
サグチキン
ほうれん草の甘みとコクがどっしりしたベースで、そこにスパイスが複雑に絡んでくる。辛さは控えめなのに、カルダモンやクミンがふわりと香って「ああ、スパイスって香りなんだな」と再認識させられる味。初心者でも安心して食べられるマイルドさがありつつ、決して物足りなくない。これ、何も考えずにバクバク食べちゃダメなやつ。ちゃんと噛みしめたい。
黒烏賊(イカスミ)
こっちはガラッと印象が変わって、イカスミの濃厚な旨味と海の香りがどんと来る。そこにスパイスの刺激がじわじわ追いかけてくる感じ。イカスミのパスタが好きな人なら絶対ハマる味。サグチキンの優しさからの、黒烏賊のパンチ。この順番で食べ進めるの、個人的に大正解でした。
半分ずつ食べるのもいいけど、最初は混ぜずにそれぞれの味を楽しんで、途中から少しずつ混ぜながら食べるのがおすすめ。さらに卓上のスパイス類で味変を楽しめば、最後まで飽きずに完食できます。
副菜とデザートも侮るなかれ
メインのカレーに気を取られがちですが、diyoの真骨頂は「脇役にも一切手抜きがない」こと。
この日ついてきた副菜は、パクチーのスパイス和えとピクルス。どちらも箸休めとして優秀で、カレーを食べ進めるうちに失われがちな「一口目の感動」をリセットしてくれます。単品でスパイスおつまみの盛り合わせを頼むのも全然アリ。ビールとの相性が良すぎて危険なので、ランチから飲みモードに入りたい人は要注意。
そして、忘れちゃいけないのがデザート。カレー屋さんのプリン(約300~400円)、これがまた絶品。固めの食感にカルダモンの香りがふわっと抜けて、スパイスカレーの余韻を見事にデザートで締めくくってくれる。食後にプラス200円で頼めるアイスチャイも、スッキリした甘さで口の中をリセット。カレー→プリン→チャイ、この三拍子、絶対に外さないでほしい黄金ルートです。
スパイスカリーハウスdiyoに行く前に知っておきたい3つのこと
実際に通って感じた「これは絶対おさえておいたほうがいい」というポイントを、シンプルに3つにまとめます。
- SNSチェックは必須:営業日・時間・限定メニューの情報は公式InstagramとXで発信。たまに予約限定日もあるので、行く前日と当日朝の確認を習慣に。
- 早めの来店が鉄則:カウンター6席しかない上に、売り切れ次第終了。遅くとも開店15分前には着いておくくらいの気持ちで。
- おひとりさま大歓迎の空気感:店主との会話を楽しむもよし、本棚のスパイス本を読みふけるもよし。一人で静かにカレーと向き合いたい人に、これほど心地よい空間はなかなかない。
まとめ:スパイスカリーハウスdiyoは「通いたくなる」カレー屋
最後にもう一度、店名をしっかり刻んでおきます。スパイスカリーハウスdiyo。
流行りのスパイスカレーは数あれど、これほど「店主の手のひらの上で安心して食べられる」店はそう多くない。派手な看板もなければ、広々とした席もない。でも、一度食べたら「またあの味に会いたい」と思わせてくれる。そんな引力を持ったお店です。
初めてのスパイスカレーにも、食べ尽くしたベテランにも、きっと新しい発見があるはず。大島の小さなカレー屋で、あなただけのお気に入りの一皿を見つけてみませんか。

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