「和室のふすまが黄ばんで古ぼけて見える…でも業者に頼むと高いし、自分でなんとかできないかな」
そう思ってこのページにたどり着いたあなたは、きっとDIY初心者さんですよね。大丈夫です。ふすまの張り替えは、コツさえつかめば誰でもきれいに仕上げられます。しかも、今は本当に便利な材料がそろっているんです。
この記事では、初めてさんがつまずきがちな「材料選び」から「シワなく貼る裏ワザ」まで、とことん丁寧に解説しますね。一緒に、生まれ変わったふすまで部屋を明るくしましょう。
まずは診断!あなたのふすま、どっちタイプ?
最初にやるべきことは、家のふすまの種類を知ること。実はこれ、今後の作業の成否を分ける超重要なポイントなんです。
ふすまには大きく分けて「本ふすま」と「段ボールふすま」があります。
見分け方はめちゃくちゃ簡単。ふすまの表面を指で軽く押してみてください。骨組みの格子状の凹凸を感じたら、それは「本ふすま」です。逆に、均一でフラットな感触なら「段ボールふすま」ですね。
なぜこれが大事かというと、使えるふすま紙のタイプが違うから。段ボールふすまに水を使う糊タイプの紙を貼ると、水分で段ボールがふやけてヨレヨレになってしまうんです。この後紹介する紙選びで、必ずチェックしてくださいね。
初心者さんにこそ知ってほしい!ふすま紙の選び方
さて、種類がわかったところで、ふすま紙選びです。ホームセンターやネットにはいろんなタイプが並んでいて迷いますよね。施工方法別に、3つのタイプを紹介します。
1. シールタイプ|これ、魔法です
裏紙を剥がしてペタッと貼るだけ。糊もアイロンもいりません。一番手軽で、不器用な私でも感動したくらい。賃貸でも、下地が傷んでなければ割と簡単に剥がせるので、大家さんの許可が下りやすいのも魅力です。まさに初心者のために存在するような商品。
たとえば シールタイプ ふすま紙 で検索すると、豊富な柄が出てきますよ。
2. アイロンタイプ|スピード重視ならこれ
アイロンの熱で裏面の糊を溶かして接着します。シワになりにくく、作業時間も短いのがメリット。ただし、高温に弱い発泡スチロール芯のふすまや、先ほどの段ボールふすまには使えません。ご自宅のふすまが本ふすまタイプなら、この選択肢もアリです。
アイロンタイプ ふすま紙 で探してみてください。
3. 再湿のりタイプ|プロのような仕上がりを目指すなら
切手みたいに、水で濡らすと糊が復活する昔ながらのタイプ。霧吹きを使うのでちょっと技術がいりますが、慣れると本当にきれいに貼れます。ふすまのプロもこれを使うくらい。ただ、やっぱり段ボールふすまには絶対に向かないので注意です。
再湿のり ふすま紙 あたりが定番ですね。
どの紙を選ぶにしても、これから始めるなら ふすま張り替え 道具セット で一式そろえると、刷毛やヘラが揃っていてスムーズですよ。
知っておくと差がつく、3つの下準備
材料が決まったら、すぐに貼り始めたい気持ちをちょっと抑えて。仕上がりをワンランク上げるための準備をしましょう。
1. 古い紙を剥がす?剥がさない?
基本的には「重ね張り」でOK。今貼ってある紙の上から新しい紙を貼る方法です。古い紙を剥がして下地調整するのは本当に大変なので、初心者さんは重ね張り一択です。ただし、すでに何層も重ねていてボコボコなら、剥がしたほうがいい場合もあります。
2. 引手と縁を外す
ふすまの取っ手(引手)や、周囲の縁(ふち)は基本的に外してから紙を貼ります。あとで引手の穴をくり抜くより、ずっと簡単で仕上がりも美しくなります。釘で打たれていることが多いので、マイナスドライバーなどで慎重に。
3. 最強の天気と環境を選ぶ
ここ、かなりの裏ワザです。ふすま張りに最適なのは、実はちょっと湿度が高い日。梅雨の時期や雨の日がベストなんです。紙がほんのり湿気を含んで伸びるので、貼ったあとに乾燥して突っ張ることで、シワがピンと消えるんですね。作業する部屋のエアコンは必ずオフに。ドライヤーでの乾燥も厳禁です。乾きすぎると紙が反り返って木枠が浮き出る失敗の原因になりますから。
いざ実践!失敗しない基本の張り替え手順
ここではシールタイプを例に、基本的な流れを説明しますね。
1. 紙をカットする
ふすま本体より上下左右それぞれ3~4cmほど大きめにカットします。この「のりしろ」が後で効いてきます。
2. 位置を決めて仮止め
ふすまの上に紙を置き、上の端を2cmほど折り返します。この折り返し部分で、ふすまの上部に紙をマスキングテープで数カ所仮止めしちゃいましょう。
3. 剥離紙を少しだけ剥がして固定
上部の剥離紙(裏紙)を10cmほどだけ剥がし、先ほどの折り返しを伸ばすようにして、本体の縁にしっかり貼り付けます。ここがすべての基準線になるので、慎重に、まっすぐに。
4. ゆっくり、確実に貼り進める
仮止めテープを外し、剥離紙を少しずつ剥がしながら、付属のヘラや乾いたタオルで中央から外側へ空気を押し出すように貼り付けます。一気に剥がすと空気が入ってシワになるので、ここは焦らずに。たとえ空気が入っても、小さなものなら後で針で穴を開ければ抜けます。
5. 四隅の処理
角に来たら、紙を斜めに切り込みを入れて折り返します。ここだけは説明が難しいので、ふすま 張り替え DIY 本 の説明書を参考にすると確実です。
6. 引手と縁を戻す
最後に、外した引手と縁を元通りに取り付ければ完成です。せっかくなので、引手は おしゃれ ふすま 引手 に替えるだけで、グッと印象が変わりますよ。
さらに上を目指すなら「リメイクシート」という選択
「せっかく張り替えるなら、いっそ和風を卒業したい!」
そんなあなたにおすすめなのが、ふすまリメイクシートです。木目調やタイル柄、ルーバー風など、洋風のデザインが驚くほど豊富。枠も含めて一枚のシールで覆ってしまうので、和室が一気にモダンな洋室に変身します。
ふすま リメイクシート で見てみると、部屋のイメージがガラッと変わる楽しさに、ちょっとワクワクしませんか?
賃貸ふすまのDIY、正直な話をします
これ、すごく大切なことなので正直に書きますね。一般的な紙のふすまに限って言えば、DIYでの張り替えは「原状回復が極めて難しい」です。大家さんや管理会社によっては、張り替え自体をNGとしている場合も。
ただ、先に紹介したシールタイプの中には、きれいに剥がせることを謳っている商品もあります。もしDIYしたいなら、必ず事前に管理会社へ「剥がせるタイプのふすま紙を使いたい」と相談・確認をしてくださいね。無断でやって、退去時に高額な修繕費を請求された…なんて悲しいことにならないように。
まとめ:ふすまの張り替えDIYは、準備と紙選びで9割決まる
ここまで読んで、いかがでしたか?
最初は難しそうに感じたかもしれませんが、ポイントはすごくシンプルです。
- 自分のふすまが「本ふすま」か「段ボールふすま」かを見極める
- タイプに合った紙(初心者なら断然シールタイプ)を選ぶ
- 湿度がある日に、エアコンを止めて作業する
この3つさえ守れば、ふすまの張り替えDIYは、あなたが思っているよりずっと簡単で、そして楽しい作業になります。自分で手をかけた部屋は、きっと今よりずっと愛おしくなるはず。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。

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