DIYで叶える本格内窓!自作二重窓の作り方とおすすめキット比較

DIY

窓際に立つたび、ひんやりとした冷気を感じる季節になってきましたね。エアコンをつけてもなかなか部屋が暖まらない。結露で窓枠がびしょびしょになる。外の騒音が気になって夜もぐっすり眠れない。そんな窓周りの悩み、実は自分で解決できるってご存知でしたか?

方法は「内窓DIY」。既存の窓の内側にもう一枚窓を取り付けて、空気の層を作るリフォーム手法です。プロに頼めば10万円以上かかることもありますが、DIYなら1万円前後から。しかも賃貸でも原状回復できる方法があるんです。

今回は、初心者でも失敗しない内窓DIYのノウハウを、おすすめキットの比較とあわせてたっぷりご紹介します。

内窓DIYに必要なものと準備

まずは道具と材料から。せっかくやる気になっても、途中で「足りない!」となるとテンション下がりますからね。

最低限必要なのは以下のとおりです。

  • 内窓キット(フレーム+パネルのセットが初心者には安心)
  • メジャー(スチール製のコンベックスが正確に測れます)
  • カッターまたはノコギリ(アクリルカッターがあるとベスト)
  • 水平器(スマホアプリでも代用可)
  • マスキングテープ
  • 養生シート
  • 軍手(ポリカ板の端で手を切りやすいので必ず)

内窓キットは大きく3タイプあります。軽量で加工しやすいDIY向け簡易キット、ホームセンターで材料を揃える完全自作、そしてYKK APのYKK AP プラマードUやLIXILのLIXIL インプラスといった本格派。予算とスキルに合わせて選びましょう。

絶対に失敗しない!正しい採寸と窓タイプの確認

内窓DIYの成否を分けるのは、実は9割がた「採寸」です。「ちょっとくらい大丈夫」が命取り。ここだけは慎重にいきましょう。

窓枠の3点計測を忘れずに

窓枠の寸法は、上端・中央・下端の3箇所で測ります。家は経年で歪んでいることが多く、最大で5mm以上の差が出ることも。採用するのは最小値です。最大値で発注すると、入らないという悲劇が待っています。

既存の鍵の奥行きをチェック

意外と見落としがちなのがここ。内窓のレールを設置するスペースに、既存の窓の鍵が飛び出ていませんか?鍵の出っ張りが34mm以上あると、レールに干渉して内窓が閉まらなくなります。事前に確認して、必要ならレールをかさ上げするスペーサーの準備を。

窓の形状を把握する

引き違い窓、片引き窓、はめ殺し窓。タイプによって必要なキットが変わります。特に出窓は変形サイズが多いので、既製品では合わないケースも。その場合は完全自作ルートが現実的です。

おすすめ内窓キットを徹底比較

実際に購入して設置したユーザーの声をもとに、主要キットの特徴をまとめました。あなたの優先順位に合わせて選んでください。

アクリサンデー|初心者に一番やさしい

カッター1本で加工できる軽量フレームが最大の特徴。女性の一人暮らしでも半日あれば設置できたという口コミが多数あります。Sサイズ7,000円〜と始めやすく、内窓DIYの入門にぴったりです。

アクリサンデー エコな簡易内窓
  • メリット:加工が簡単、軽い、カラーバリエーションあり
  • デメリット:大きな窓には不向き、気密性は本格品に劣る
  • コツ:開閉をスムーズにするためシリコンスプレーをレールに吹き付けると快適に

光(Hikari)|コスパ重視ならこれ

アクリサンデーよりシンプルな構造で、約3〜4割安い価格帯が魅力。見た目よりも機能性、と割り切れば複数窓でも予算を抑えられます。寝室や書斎など、普段あまり人の目に触れない窓から試すのがおすすめ。

光 内窓キット
  • メリット:低価格、シンプルで施工が早い
  • デメリット:デザイン性は控えめ、フレームカラーの選択肢が少ない
  • コツ:パネルの「筋」は必ず縦方向に。横にするとホコリが溜まります

プラマードU|本格派の代表格

YKK APのYKK AP プラマードUは、本来プロ向けの本格内窓。フレーム剛性が高く、気密性・遮音性で簡易キットとは一線を画します。DIYで施工している事例もありますが、採寸ミスが許されない緊張感があります。

  • メリット:高い断熱性と遮音性、見た目も美しい
  • デメリット:価格が高い、加工難易度が上がる、重量がある
  • コツ:初めてなら小さな窓1箇所で練習してからが安心

より効果を高める設置テクニック

ここからは実際に作業した人だけが知っている、ちょっとした裏ワザ集です。

両面テープの前にマスキングテープ。賃貸で原状回復が気になるなら、窓枠に直接両面テープを貼らず、先にマスキングテープを貼ってその上から貼りましょう。退去時にきれいに剥がせます。ただ、重みで剥がれやすくなるので、大きい窓ではレールをビス留めするほうが安心です。

ポリカ中空ボードの向きに注意。中が空洞になったポリカ板、筋が縦になるように設置してください。横にすると溝にホコリが詰まり、見た目が悪くなるだけでなく断熱性能も落ちます。

防露テープの併用が効く。結露が特にひどい窓は、内窓だけでは水滴が発生することも。窓枠下部に防露テープを貼っておけば、万が一のカビ対策になります。

内窓DIYでありがちな失敗と対策

先人たちの失敗から学べば、あなたの番はうまくいきます。

「サイズが合わず隙間風が…」というケースが最も多い失敗。採寸時の油断が原因です。対策は先ほどお伝えした3点計測の徹底。もし隙間ができてしまったら、隙間テープで調整しましょう。

「レールの両面テープが剥がれた」これも頻出です。重さに耐えられず、特に冬場の結露で接着力が落ちます。大きめの窓は素直にビス留めを検討するか、剥がれに強い屋外用両面テープを選んでください。

「開閉が固くてイライラする」レールの滑りが悪いと、毎日の開閉がストレスに。シリコンスプレーで改善することがほとんどです。

窓の種類別・最適な内窓DIYの選び方

窓のタイプによってベストな方法は変わります。

掃き出し窓は面積が大きく重量もかかるため、簡易キットより本格タイプが向いています。予算優先ならフレームだけキットで揃え、パネルは単品購入して1窓あたりのコストを抑える手も。

腰高窓は内窓DIYの王道。サイズが規格化されていることが多く、キットがそのまま使える確率が高いです。

小窓(トイレ・浴室)は面積が小さいぶん効果を感じにくいですが、換気扇で空気が動く場所なので結露対策として意外と効果的です。

1年使ってわかった内窓DIYのリアルな効果

最後に、実際に1年間使ってみて感じた変化をお伝えします。

暖房効率が目に見えて上がった。エアコンの設定温度を2度下げても、以前と同じ体感温度になりました。電気代で計算すると、1シーズンでキット代の元が取れた計算です。

結露が圧倒的に減った。これまでは冬の朝、窓枠に溜まった水を雑巾で拭くのが日課でしたが、内窓にしてからはほぼゼロ。カビの心配から解放されたのが一番嬉しい変化かもしれません。

外の音が気にならなくなった。幹線道路沿いのマンションですが、内窓を閉めると車の走行音が遠くに感じられます。防音カーテンよりずっと効果的でした。

内窓DIYは、コストパフォーマンス抜群の住宅改善術です。採寸だけしっかりやれば、あとはあなたのペースで進められます。快適な冬支度、今年のうちに始めてみませんか?

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