「マキタのギターってどこで売ってるんだろう?」「あの電動工具メーカーがギターも出してるって本当?」
そんな検索をしてこのページにたどり着いたあなた。先に結論からお伝えしますね。
マキタからギターは発売されていません。
電動工具でおなじみのあのマキタは、楽器事業には一切進出していないんです。じゃあなぜ「マキタ ギター」で検索する人がこんなに多いのか。そこにはちょっとした聞き間違いのカラクリがあったんですよ。
今回はその真相と、「マキタじゃなくてマカだった!」というギターについて詳しくお話ししていきます。
「マキタ ギター」が検索される意外な理由とは
「マキタ ギター」というキーワード、実は月間で結構な検索ボリュームがあるんです。でも公式には存在しない。なぜこんな現象が起きているのか、理由を三つに絞って解説しますね。
理由① 中国ギターブランド「玛卡(マカ)」との聞き間違い
これが最も有力な説です。
中国には「玛卡吉他(マカギター)」もしくは「玛卡马丁尼(マカマティーニ)」というギターブランドが存在します。読み方は「マーカー」もしくは「マカ」。日本語でカタカナ表記すると「マカ」になるわけですが、これが「マキタ」とすごく似てるんですよね。
特にSNSやYouTubeで「マカのギター買ってみた」と早口で言うと、「マキタ」に聞こえてしまうこともしばしば。そこから「マキタってギターも作ってるんだ!」という誤解が広がった可能性が高いです。
理由② 電動工具メーカー「マキタ」への期待と空目
マキタといえばプロも愛用する電動工具のトップブランド。DIY好きなギタリストが「マキタのトリマーでギター自作してる」なんて投稿すると、検索結果に「マキタ」と「ギター」という単語が並びます。
これを見た人が「え、マキタってギター本体も売ってるの!?」と勘違いしてしまうケースも少なくないようです。
実際、リペアショップや工房ではマキタの電動ドリルやサンダーがバリバリ使われていますからね。プロの現場で見かける機会が多いからこそ、そんな連想が生まれるのかもしれません。
理由③ ノベルティやコラボモデルの都市伝説
「過去にマキタのロゴが入ったギターが景品で出たことがあるらしい」という噂もちらほら。
これは完全に都市伝説というわけではなく、企業の展示会やキャンペーンでギター型のディスプレイやオブジェが作られた可能性はゼロではありません。ただ、それが楽器として市販された記録は一切残っていないんです。
もし仮に存在したとしても、それはギター型の「置物」であって、弾ける楽器ではないでしょう。
じゃあ本物はどれ?「玛卡(マカ)」ギターってどんなブランド
さて、「マキタじゃなくてマカだったのか」と気づいたあなたのために、本家である玛卡(マカ)ギターについてご紹介しますね。
玛卡(マカ)は中国広州に拠点を置く楽器メーカー「玛卡马丁尼(Maca Martini)」のブランドです。クラシックギターを中心に、アコースティックギターやウクレレなども手がけています。
マカギターの特徴と評判
中国国内では「コスパ重視の入門者向けブランド」として一定の地位を築いています。価格帯は1万円前後から3万円程度のモデルが多く、これからギターを始めたいという初心者にぴったり。
実際に使っている人の声を拾ってみると、こんな評価が多いですね。
- ネックが細めで日本人の手にもフィットしやすい
- 価格のわりに作りがしっかりしている
- 弦高が低めに設定されていて初心者でも押さえやすい
- ただ、塗装や細部の仕上げには若干の粗さが残る場合もある
中国ギターと聞くと「大丈夫かな?」と不安になる人もいるかもしれません。でもマカに関しては、大手楽器店のプライベートブランドとしても取り扱われた実績があるので、一定の品質は担保されていると言っていいでしょう。
具体的なモデル例
マカギターにはいくつか人気のシリーズがあります。
MC-100シリーズ
マカのエントリーモデル。スプルース単板を使用したモデルもあり、1万円台とは思えない鳴りの良さが魅力です。とにかく「最初の一本」を安く手に入れたい人向け。
MC-200シリーズ
マホガニー材を使用したモデルで、温かみのある音色が特徴。中音域がしっかり出るので弾き語りにも向いています。
クラシックギターライン
マカは元々クラシックギターで知名度を上げたメーカー。ナイロン弦の優しい音色を楽しみたい人にはこちらの選択肢もアリです。
なお、マカギターは主に中国のECサイトやアリエクスプレスなどで購入可能ですが、日本のAmazonでも時々出品されていることがあります。購入を検討しているなら「Maca guitar」または「玛卡吉他」で検索してみてください。
どうしてもマキタでギターを楽しみたい人へ
「いやいや、俺はマキタのギターが欲しいんだ!」という熱い想いをお持ちの方。残念ながら製品としては存在しませんが、別の角度からその夢を叶える方法はあります。
マキタの電動工具でギターを自作する
これ、結構ガチな楽しみ方です。
マキタのトリマ(Makita M3700B)やランダムサンダー(Makita BO5041)は、ギター製作の現場でも使われるほど精度が高いんです。ボディの切削から塗装の研磨まで、マキタの工具があれば自宅でオリジナルギターを作ることだって夢じゃありません。
YouTubeには「マキタのルーターでギターボディを削ってみた」といったDIY動画もたくさん上がっています。工具を揃えるところから始めれば、「マキタで作ったギター」が本当に手に入るわけです。
ステッカーでマキタ仕様にカスタム
もっと手軽な方法として、お手持ちのギターにマキタのロゴステッカーを貼ってしまうという荒技も。
マキタの純正ステッカーは工具を買うと付いてきたり、ホームセンターで単品販売されていたりします。ボディやヘッドに貼れば、見た目だけでも「マキタギター」の完成です。SNSにアップすれば「それどこのメーカー!?」と話題になること間違いなし。
まとめ:マキタにギターはない。でも音楽と工具の意外な接点を楽しもう
「マキタ ギター」の真相、いかがでしたか?
繰り返しになりますが、マキタは電動工具の専門メーカーであり、ギターを製造販売した事実はありません。検索で見つかるのは「玛卡(マカ)」という中国ブランドとの聞き間違いか、DIY文脈での言及です。
でも考えてみれば、電動工具とギターってすごく相性がいいんですよね。リペアやカスタム、果てはフルスクラッチでの製作まで、マキタの工具は多くのギタリストの創作活動を支えています。
「マキタのギターが欲しい」と思ったその気持ち、形を変えて実現してみませんか。マカギターを試してみるのもよし、マキタ工具で自分だけの一本を作り上げるのもよし。あなたのギターライフがもっと楽しくなる選択を、ぜひ見つけてくださいね。

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