「バッテリーが重くて、長時間作業していると腕がパンパンになる…」
マキタの18V工具を使っている方なら、一度は感じたことがあるんじゃないでしょうか。特にインパクトドライバーやクリーナーを天井に向けて使うとき、バッテリーの重さって想像以上に疲労につながりますよね。
実は僕も現場で同じ悩みを抱えていた一人です。6.0Ahの大容量バッテリーは確かに長持ちするけど、重さがネックになって「もっと気軽に使える軽いバッテリーが欲しい」と思っていたところで出会ったのが、今回ご紹介するマキタ BL1820Bでした。
このバッテリー、容量こそ2.0Ahと控えめですが、その軽さと取り回しの良さはまさに別格。この記事では、BL1820Bの魅力や他の容量との使い分け、さらには気になる互換バッテリーとの違いまで、実際の使用感を交えながらお話ししていきます。
BL1820Bとは?基本スペックと特徴をチェック
まずはマキタ BL1820Bの基本情報から見ていきましょう。
マキタ BL1820Bは、マキタが展開する18Vリチウムイオンバッテリーシリーズの中でも、最軽量クラスに位置するモデルです。具体的なスペックはこんな感じ。
- 電圧:18V
- 容量:2.0Ah
- 重量:約382g
- バッテリー残量表示:4段階LED付き
- 充電時間(DC18RF使用時):実用充電15分/フル充電約22分
ここで注目してほしいのが「約382g」という重量です。比較のために言うと、6.0AhのBL1860Bが約620gなので、実に240g近くも軽い計算になります。「たったそれだけ?」と思うかもしれませんが、これを一日中手に持って作業することを想像してみてください。塵も積もれば山となる、まさにその通りで、この差は作業後の疲労感にハッキリと表れます。
また、型番の最後についている「B」にもちゃんと意味があります。これはバッテリー残量表示機能が付いている証。ボタンを押すだけで残量がLEDで確認できるので、「あとどれくらい持つかな…」という不安から解放されるのは地味にありがたいポイントです。
BL1820Bの軽さが活きるおすすめの使い道
「軽いのはわかったけど、2.0Ahって容量少なくない?すぐバッテリー切れそう…」
そう思われる方もいるでしょう。確かに6.0Ahと比べれば連続使用時間は短くなります。でも、だからこそ活躍するシーンがあるんです。
インパクトドライバーとの組み合わせは最強
個人的にマキタ BL1820Bが最も輝くと思うのは、インパクトドライバーとの組み合わせです。
ビス打ち作業って、実はバッテリーをそこまで消耗しないんですよね。1本あたりの消費電力が少ないから、2.0Ahでも十分な本数を打てます。それよりも重要なのは「取り回しの軽さ」。特に上向き作業や狭い場所での作業では、バッテリーが軽いだけでストレスが激減します。
実際に使ってみるとわかるんですが、手首への負担が明らかに違います。特に一日中ビス打ちをするような現場では、夕方になっても疲労度が全然違うんですよね。
クリーナーでのちょこっと掃除にも最適
もうひとつおすすめなのが、マキタのコードレスクリーナーとの組み合わせ。掃除機って意外と重さが気になる工具で、6.0Ahバッテリーを装着すると結構ズッシリきます。
でもマキタ BL1820Bなら本体とのバランスが絶妙で、サッと取り出してサッと掃除できる気軽さがあります。「ちょっと削りカスを吸いたい」みたいな短時間の使用なら、2.0Ahでまったく問題なし。むしろ軽快さが勝ります。
高所作業での疲労軽減効果は想像以上
天井付近の作業や脚立に乗っての作業では、工具を持つ腕を常に上げている状態が続きます。このときバッテリーが重いと、肩や腕への負担は倍増。
マキタ BL1820Bの軽さは、こうした高所作業時にこそ真価を発揮します。「もっと早く買っておけばよかった」と思う瞬間です。
容量別マキタ18Vバッテリーの使い分け方
ここまで軽さのメリットを強調してきましたが、だからといって「常に2.0Ahが正解」というわけではありません。要は使い分けが大事なんです。
2.0Ah(BL1820B)の出番
- インパクトドライバーでのビス打ち
- 短時間の穴あけ作業
- クリーナーでの軽い掃除
- 高所作業や狭所作業で軽さを優先したいとき
- サブバッテリーとして予備で持ち歩く
3.0Ah~6.0Ahの出番
- 丸ノコやグラインダーなど消費電力の大きい工具
- 長時間連続して使う作業
- バッテリー交換の手間を減らしたいとき
個人的には「メインで6.0Ah、サブでマキタ BL1820B」という構成がベストかなと感じています。現場で「あ、バッテリー切れそう」となったときにサッと交換できる安心感もありますしね。
純正BL1820Bと互換バッテリー、結局どっちがいいの?
ネットで「マキタ 18V バッテリー」と検索すると、純正品の半分以下の価格で買える互換バッテリーがズラリと並んでいます。正直なところ「安いならそっちでいいかな」と思う気持ちはよくわかります。
でも、ここはちょっと慎重に考えたいところ。
価格差の裏にある「見えないコスト」
マキタ BL1820Bの価格はおおむね10,000円前後。一方、互換品は2,000~3,000円程度で手に入ります。この差額だけ見ると互換品に惹かれるのは当然です。
ただ、以下のリスクについても知っておいてほしいんです。
- 発熱・発火の危険性:実際にNITE(製品評価技術基盤機構)には、互換バッテリーの発火事故が複数報告されています。リチウムイオンバッテリーは扱いを間違えると非常に危険です。
- 工具本体の故障リスク:電圧が不安定な互換品を使い続けると、工具本体の基盤がダメージを受けるケースがあります。保証も効きません。
- 充電器との相性問題:マキタの純正充電器で充電できない、あるいは充電中に異常発熱するといったトラブルも。
長期的に見ると純正が結局お得
「安物買いの銭失い」という言葉がありますが、バッテリーに関してはまさにそれ。工具本体を壊してしまうリスクを考えれば、最初から純正品を選んでおくほうがトータルコストは抑えられる可能性が高いです。
何より「安心して使える」という精神的なメリットは、価格以上の価値があると僕は思います。
対応機種と互換性について知っておくべきこと
「自分の持っている工具でマキタ BL1820Bは使えるの?」
これは購入前に必ず確認しておきたいポイントですよね。基本的な考え方はシンプルで、マキタの18Vシリーズ(LXT)対応工具ならほぼすべて使えます。
具体的には、バッテリー差込口の端子部分に黄色い「LXT」マークが付いている工具が対象です。現行の18V工具はもちろん、少し古い機種でも問題なく使用できるケースがほとんど。
ただし以下の点には注意してください。
- 14.4V工具や10.8V工具では使えません(物理的に装着不可)
- 40Vmaxシリーズでも使えません
- 18V×2本で駆動する36V仕様の工具でも使用可能です
また、充電器についても確認が必要です。マキタの一般的な18V用充電器(DC18RFやDC18RCなど)であれば問題なく充電できます。
実際に使ってみて感じたBL1820Bのメリットとデメリット
ここまでいろいろお伝えしてきましたが、最後に実際の使用感を踏まえた正直な感想をお伝えします。
メリット:とにかく軽い、そして安心
何度も繰り返しますが、この軽さは本当にクセになります。6.0Ahを使っていたときは「まあこんなもんか」と思っていた疲労感が、マキタ BL1820Bに変えてから明らかに減りました。
また残量表示機能も地味に優秀。バッテリーを工具から外さなくても残量がわかるので、作業の段取りが組みやすくなります。純正品ならではの信頼感も大きなポイントです。
デメリット:やっぱり容量は控えめ
これはもう仕方のないことですが、2.0Ahという容量はハードな作業には向きません。丸ノコでガッツリ切断するような作業だと、あっという間にバッテリーがなくなります。
ただこれは「使い分け」でカバーできる部分なので、事前に理解して購入すれば大きな不満にはならないはずです。
まとめ:マキタ18VバッテリーBL1820Bはこんな人におすすめ
マキタ BL1820Bは、次のような方に特におすすめできるバッテリーです。
- インパクトドライバーをメインで使う方
- 高所作業や狭所作業が多い方
- 長時間作業での疲労を少しでも減らしたい方
- 6.0Ahなど大容量バッテリーの「重さ」が気になっていた方
- サブバッテリーとして軽量な予備が欲しい方
逆に、丸ノコやグラインダーなど大電力を消費する工具をメインで使う方には、容量の大きいモデルを選ぶことをおすすめします。
結局のところ、バッテリー選びで大切なのは「自分の作業スタイルに合っているかどうか」。軽さを取るか、容量を取るか。あなたの現場に合わせて、最適な一本を見つけてくださいね。

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