マキタ 新型4モードインパクトドライバー機能解説と選び方

マキタ

どうもこんにちは。最近マキタのインパクトドライバーを買い替えようと思って調べてみたら、「4モード」とか「Aモード」とか「Tモード」とか、なんだか専門用語が並んでてちょっと戸惑ったんですよね。

「結局、普通のインパクトと何が違うの?」
「プロ向けの機能ってDIYで本当に使う?」
「18Vと40Vってどっちがいいの?」

そんな疑問を持ったあなたに、今日はマキタの新型4モードインパクトドライバーについて、実際に使ってみた感覚も交えながら、ざっくばらんにお話ししていきます。

そもそも「4モード」って何ができるの?

インパクトドライバーって、引き金を引けば回る、離せば止まる。ただそれだけの道具だと思っていませんか?実は最近のマキタの上位機種には、作業内容に合わせて「回転数と打撃力」を細かく制御してくれる賢い機能がついているんです。

これが通称「4モード」と呼ばれる機能群です。

単純に「弱・中・強・最強」みたいな切り替えとはちょっと違って、特定の作業で「あっ、これ助かるわ」と思わせてくれる制御が入っています。たとえば長いコーススレッドを打つときに最初だけゆっくり回して、ビスが立ったら一気に加速するとか。鉄板にテクスビスを打つときに、締めすぎてネジ山を潰さないように自動で止まってくれるとか。

これ、言葉で説明すると「ふーん」で終わっちゃうかもしれないんですけど、実際に現場で使ってみると「もうこれ無しには戻れない」ってなるやつです。

4モードの中身をざっくり解説

マキタの新型インパクトに搭載されているモードは、機種によって若干名前が違ったりしますが、基本的な考え方は同じです。ここでは代表的な機能をまとめてみますね。

ソフトモード
小さなネジや樹脂パーツを締めるときに使います。回転数が抑えられていて、うっかり強く締めすぎてネジ山を舐めてしまう、あるいはワークを割ってしまうという悲劇を防いでくれます。家具の組み立てとか、精密機器のメンテナンスなんかに重宝します。

ミディアムモード
木材への一般的なビス打ちにちょうどいいバランス。ソフトだとちょっと物足りないけど、最大だとパワーがありすぎる、みたいなときに活躍します。

ハードモード(最大モード)
長尺ビスや太径ビス、硬い木材への打ち込みに使います。ここぞというときのフルパワー。ただしパワーがありすぎてビットが折れたりすることもあるので、ビットの品質には気を配りたいところです。

Aモード(アシストモード)
これが結構すごいんです。長いビスを打つとき、最初の一撃でビスが倒れてしまうことってありますよね。Aモードは打ち始めだけ回転を抑えて、ビスが安定したら自動で加速してくれます。さらに逆回転時には、ボルトやナットが完全に外れて飛んでいかないように、回転が自動停止する機能もついています。これ地味に感動しますよ。

Tモード(テクスモード)
鉄板にテクスビスを打つ専用モード。インパクトが発生した瞬間にモーターが止まる制御が入っていて、あの忌まわしい「バカ穴」を防いでくれます。下地が薄い鉄板だと一瞬で穴が広がってビスが効かなくなるんですけど、Tモードならその心配が格段に減ります。機種によっては板厚に応じてT-1とT-2に切り替えられるものもあります。

これらのモードは本体上部のボタンでカチカチ切り替えるだけ。よく使う2つのモードを登録しておける機種もあって、親指ひとつでパッと切り替えられるのは現場ではかなり便利です。

で、結局どの機種を選べばいいの?

ここが一番悩むところですよね。マキタには18VのLXTシリーズと、40VmaxのXGTシリーズがあります。それぞれに4モード搭載の新型インパクトがラインナップされています。

18V(LXT)ユーザーにおすすめなのがマキタ TD173D
LXTシリーズの最新フラッグシップモデルです。最大締付トルクは約180N・m。DIYからプロの軽作業まで、これ一台でほぼ不自由しません。既にマキタの18Vバッテリーを何本か持っているなら、本体のみ購入でコストを抑えられるのも大きなメリット。軽くてコンパクトなので、長時間作業でも手首が疲れにくいです。

40Vmax(XGT)ユーザーやこれから一式揃える人におすすめなのがマキタ TD002G
最大締付トルク220N・mという化け物スペック。太い長尺ビスをガンガン打ちたいプロフェッショナル向けです。40Vのパワーは伊達じゃなく、18Vではちょっとパワー不足を感じるような重作業でも余裕でねじ伏せます。ただし40Vバッテリーは18Vと互換性がないので、新規導入の場合はバッテリーや充電器も含めた予算を考えておく必要があります。

ここでひとつ注意点。マキタの40Vmaxバッテリーは18Vの工具には使えません。逆もしかり。すでに18Vの工具をたくさん持っている人は、よほどのパワー不足を感じていない限り、18Vの新型を選ぶのが無難です。

4モードって本当に必要?DIYで使いこなせる?

「こんな機能、プロじゃないと使いこなせないんじゃないの?」

そう思うのも当然です。でも実際はむしろ逆かもしれません。プロは経験と感覚でトリガーの引き具合を調整できますが、DIYユーザーはそこまで繊細なコントロールが難しいものです。

だからこそ、機械側で最適な回転数と打撃力に制御してくれる4モードは、DIYユーザーにこそメリットが大きいんです。ソフトモードでネジ山を潰す失敗が減る、Tモードで鉄板のバカ穴を防げる、Aモードで長いビスが倒れずに気持ちよく決まる。

使い方は難しくありません。最初は「ソフト」と「最大」の二択で十分です。慣れてきたらTモードやAモードの便利さに気づくはず。決して宝の持ち腐れにはなりませんよ。

音や振動はどんな感じ?

インパクトドライバーといえば「ガガガガッ」という騒音と手に伝わる振動が気になるところです。新型の4モード搭載機は、内部機構の改良で振動低減が図られています。特に40Vのマキタ TD002Gは「デュアルスプリングテクノロジー」という機構で、打撃時の衝撃をうまく吸収してくれます。

とはいえ、最大モードで全開にしたときの打撃音はそれなりに大きいです。夜間の住宅地で使うならソフトモードを選ぶ、あるいは作業時間に配慮するなどの工夫は必要でしょう。

バッテリーの持ちと充電の話

4モード搭載機は電子制御が賢くなっている分、バッテリーの消費効率も改善されています。無駄な打撃をしないので、結果的にバッテリーが長持ちするんです。特にAモードやTモードは必要最小限の打撃で仕事を終えるので、体感でも「あれ、まだバッテリー残ってる」となることが多いです。

充電器については、18Vと40Vで別物です。40Vの充電器は冷却ファンが内蔵されていて、バッテリーを冷やしながら急速充電する仕組み。18Vの充電器より少し大きいですが、その分充電時間は短縮されています。

まとめ:マキタ 新型4モードインパクトドライバーはこんな人におすすめ

最後にざっくり整理しますね。

4モード搭載の新型インパクトが向いている人

  • ネジ締めの失敗(山潰し、バカ穴、ビス倒れ)を減らしたい人
  • 18Vでパワー不足を感じている人(→40Vを検討)
  • 既存の18Vバッテリーを活かしつつ最新機能を使いたい人(→マキタ TD173D
  • とにかく最先端の工具を使いたいマキタファン

4モード搭載の新型インパクトが向いていない人

  • たまにしか使わないから安価なモデルで十分という人
  • すでに現行モデルで満足していて買い替えの必要性を感じない人

マキタの新型4モードインパクトドライバーは、ただパワーがあるだけじゃなくて、「ちょうどいい締め付け」を追求した道具です。使えば使うほどその賢さに気づかされる、そんな一台だと思います。

買い替えを迷っているなら、ぜひ量販店の展示機でモード切り替えの感触を試してみてください。ボタンひとつで性格がガラッと変わる感覚、きっと気に入るはずです。

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