ラブリコで奥行きのある棚を作る前に知っておきたい!木材選びで失敗しないための完全ガイド

「ラブリコで奥行きのある棚を作りたいけど、どんな木材を選べばいいんだろう?」

こう思ってこの記事を開いたあなたは、おそらく「見た目はオシャレに、でもちゃんと実用的な棚を作りたい」という願望を持っているはずです。そして同時に、せっかく作ったのに棚板がたわんでしまったり、想定よりも耐荷重が足りなかったりする失敗を避けたいと思っているのではないでしょうか。

結論から言います。ラブリコで奥行きのある棚を作るなら、「1×6材(パイン集成材)」がバランスの良さで最強の選択肢です。奥行き約138mm、パイン集成材の標準的な強度を持ち、食器や本も安心して置ける実用的なサイズ感を実現できます。ただし、これだけで終わりではありません。実は多くの人が「奥行きが出れば出るほどいい」と思って1×8材を選んだり、軽さを重視して桐材を選んだりすることで、思わぬ落とし穴にはまっているんです。

この記事では、ラブリコ公式の製品データや実際のDIY経験者の声をもとに、奥行きのある棚を失敗なく作るための具体的な木材選びの基準を徹底解説していきます。

ラブリコで「奥行きのある棚」を作る前に知っておきたい基本の仕組み

ラブリコは、壁に穴を開けずに棚や家具をDIYできる画期的なブランドです。天井と床の間にポール(支柱)を設置し、そのポールに棚受(シェルフサポート)を取り付けて、木材を棚板として乗せるという仕組み。賃貸でも気軽に使えるのが最大の魅力ですね。

ラブリコのパーツは大きく分けて「アジャスター」「連結パーツ(ジョイント)」「棚受(シェルフサポート)」の3種類があります。アジャスターはポールの上下に取り付けて天井と床に固定するパーツ、連結パーツはポールを縦に繋いで高さを稼ぐためのパーツ、棚受はポールに棚板を固定するための金具です。

そして、この棚受には大きく分けて2つの種類があることをご存知ですか?従来からの「シェルフサポート」と、2017年頃から登場した「ワンバイ材用棚受」です。平安伸銅工業の公式情報によると、ワンバイ材用棚受は取り付けビスが片側2本(従来は4本)で済むようになり、ポールごと外さずに後付けできる点が大きな特徴です(出典:MakIT、2017年8月)。つまり、後から棚を増やしたいと思ったときにも柔軟に対応できるわけです。

奥行きと耐荷重の関係性を知っていますか?公式データから見える真実

ラブリコ公式通販サイトの商品ページには、2×4材を使用した場合の使用荷重が「1枚あたり30kg」と明記されています。また、複数棚の合計荷重は棚板の重量も含めて120kgまでとされています(出典:平安伸銅工業株式会社公式通販サイト)。

ここで注意したいのが、この「30kg」という数値はあくまで2×4材(厚さ約38mm×幅約89mm)を使用した場合の話だということです。奥行きが大きくなればなるほど、てこの原理で棚板の先端にかかる負荷は大きくなります。つまり、1×8材(幅約184mm)を使えば奥行きは約2倍になりますが、同じ荷重をかけた場合のたわみリスクも大きくなるということです。

実際に個人ブログ「DIY with Easy mind」(2020年10月)では、耐荷重20kgを想定したラブリコ棚制作で、軽量な桐集成材(厚さ13mm)を選んだ結果、板材が歪んでしまった失敗例が報告されています。この事例は、「軽いから良い」という単純な判断がどれほど危険かを物語っています。

実は多くの人がつまずく「木材選び」のリアルな声

SNSやQ&Aサイトでラブリコに関するユーザーの声を集めてみると、奥行きのある棚作りに関する「あるある」な悩みが浮き彫りになってきました。

ポジティブな声としては「賃貸でも壁を傷つけずに棚が作れた」「思っていたより簡単に設置できた」「パーツの種類が豊富で自分の好みに合わせやすい」というものが複数確認されています。特に「自由なレイアウトができる」点は多くのユーザーから高く評価されています。

一方で、ネガティブな声として目立ったのが「耐荷重を考えずに軽い木材(特に桐材)を選んで棚板がたわんだ」「想定していたサイズの木材がホームセンターにない」「棚板の重さまで考慮した耐荷重計算が難しかった」といったものです。特に「木材の種類による強度の違い」や「棚板の重さが耐荷重を圧迫する」という点は、多くのユーザーが実際に直面したリアルな課題のようです(出典:X(旧Twitter)、Yahoo!知恵袋、個人ブログ、2026年7月6日確認)。

つまり、多くの人が「見た目」や「軽さ」に惑わされて、構造的な強度を軽視してしまう。これが奥行きのある棚作りにおける最大の落とし穴なのです。

奥行き別・材種別!ラブリコ棚板設計完全比較表

それでは、具体的にどの木材を選べばいいのか。公式データや木材の特性をもとに、奥行きと強度のバランスを比較表にまとめてみました。

奥行き別・ラブリコ棚板設計比較表

棚板の仕様(木材種)推奨パーツ実質的な奥行きの目安重量の目安(1mあたり)強度特性主な用途・注意点
1×4材(パイン集成材)ワンバイ材用棚受約89mm約1.5kg標準的スマートな棚。軽量な小物向け。
1×6材(パイン集成材)ワンバイ材用棚受約138mm約2.3kg標準的バランスが良い。食器や本も安心。
1×8材(パイン集成材)ワンバイ材用棚受約184mm約3.0kg標準的奥行き重視。大型の植物や収納ボックス向け。ただし重量に注意。
2×4材(パイン集成材)シェルフサポート約89mm約3.0kg非常に強い(耐荷重30kg)重量物向け。ただし奥行きは狭い。
2×4材(桐集成材シェルフサポート約89mm約1.0kg非常に弱い(曲げやすい)軽量だが強度不足になりやすいので非推奨

(出典:各木材の重量と特性は木材倉庫ムックの商品情報、個人ブログの実測値、サイズ感はラブリコ公式紹介記事、耐荷重は平安伸銅工業公式商品ページを基に作成)

この表を見てわかる通り、1×6材(パイン集成材)は奥行き約138mmで重量約2.3kgという、実用性と強度のバランスが非常に優れています。本や食器、観葉植物など、日常的に使う大概のものを安心して置けるサイズ感です。

なぜ1×6材(パイン集成材)が「最強」なのか?3つの理由

理由① 奥行きと耐荷重の黄金比がある

1×6材の奥行き約138mmは、文庫本やCDがすっぽり収まるサイズ。一般的な食器も安定して置けます。これ以上奥行きを求めると1×8材(約184mm)になりますが、ここまでくると棚板自体の重量が約3.0kgまで増加し、さらに物を置いたときの先端への負荷も大きくなります。逆に1×4材(約89mm)では奥行きが足りず、ちょっとした収納にも不満が残るかもしれません。

理由② パイン集成材は強度と価格のバランスに優れている

パイン集成材はホームセンターで手に入りやすく、価格も比較的リーズナブルです。そして何より、ラブリコの耐荷重設計の基準となっている2×4材と同じく、パイン材は構造材としての信頼性が高い木材です。軽さだけで選びがちな桐材は、確かに軽量ですが強度的にはかなり劣ります。先ほど紹介した個人ブログの失敗例も、まさに桐材を選んだがゆえの結果でした。

理由③ ワンバイ材用棚受が使える

1×6材は「ワンバイ材用棚受」に対応しています。このパーツは従来のシェルフサポートよりも取り付けが簡単で、後から棚を追加したい場合にもポールごと外す必要がありません。つまり、最初は3段で作っておいて、後からもう1段増やしたいとなったときにも、簡単に対応できるわけです。

ラブリコで奥行きのある棚を作る際の具体的なステップ

では実際に、1×6材(パイン集成材)を選んだ場合の具体的な手順を見ていきましょう。

  1. 設置場所の採寸:天井の高さ、棚を設置したい幅を正確に測ります。
  2. 必要なパーツの選定:ポール(アジャスター付き)、ワンバイ材用棚受、連結パーツ(必要に応じて)を用意します。
  3. 木材のカット:1×6材(パイン集成材)を希望の棚の長さにカットします。ホームセンターでカットサービスを利用するか、自分でのこぎりでカットしましょう。
  4. ポールの設置:アジャスターを伸ばしながら天井と床にポールを固定します。
  5. 棚受の取り付け:ワンバイ材用棚受をポールに取り付けます。ビスは片側2本でOKです。
  6. 棚板の設置:カットした1×6材を棚受に乗せて完成です。

この一連の流れの中で、特に注意したいのが「木材のカット」と「棚受の位置決め」です。木材は正確な長さにカットしないと、せっかくの棚がガタついてしまいます。また、棚受の高さは水準器を使って水平をしっかり確認しましょう。

よくある疑問と失敗を防ぐためのチェックポイント

Q. 1×8材で奥行きを稼ぎたいのですが、何か注意点はありますか?

1×8材(約184mm)は確かに奥行きがありますが、棚板自体の重量が約3.0kgと重くなります。公式の耐荷重はあくまで2×4材ベースの数値なので、1×8材の場合は余裕を持って使用することをおすすめします。特に、ポールの本数を増やす(2本柱や3本柱にする)ことで、耐荷重を分散させる工夫が必要です。ラブリコ公式note(公開時期不明)では3本の2×4材を連結パーツで拡張した作例が紹介されており、奥行きと強度を両立させるアイデアが示されています。

Q. 桐材は絶対に使ってはいけませんか?

絶対に使ってはいけないわけではありませんが、強度が非常に弱いという特性を理解した上で使う必要があります。先述の個人ブログの事例では、厚さ13mmの桐集成材が歪んでしまいました。もしどうしても桐材の軽さや風合いを活かしたいなら、厚みのあるもの(例えば24mm以上)を選ぶ、棚のスパン(支点間の距離)を短くするなどの対策が必要です。ただし、初心者がいきなり挑戦するにはリスクが高いと言わざるを得ません。

ラブリコで奥行きのある棚を作るときに検討したいおすすめ商品

ここまで読んで「さあ、実際に作ってみよう!」と思ったあなたに、特におすすめの商品を紹介します。

ラブリコ アジャスター 2×4 ホワイト

こちらはラブリコの基本パーツであるアジャスター(2×4用)です。天井と床にポールを固定するための必須アイテム。ホワイトカラーはインテリアに馴染みやすく、どんな部屋にも合わせやすいのが魅力です。ワンバイ材用棚受と組み合わせる場合は、ポールに2×4用アジャスターを使い、棚受は別途ワンバイ材用を用意する形になります。

ラブリコ ワンバイ材用 棚受 アイアン ブラック

ワンバイ材用棚受は、1×4材から1×8材まで対応している汎用性の高いパーツです。アイアンブラックの落ち着いたデザインは、モダンなインテリアにもマッチします。何より、取り付けビスが片側2本で済む手軽さが初心者にも優しいポイントです。

ラブリコ シェルフサポート ホワイト

従来からのシェルフサポートです。2×4材専用で、公式の耐荷重30kgを最大限に活かしたい場合に適しています。ワンバイ材用より取り付けの手間はかかりますが、その分強固な固定が可能です。重量物を置く予定がある方はこちらを検討しましょう。

これらの商品を組み合わせて、あなただけの理想的な奥行き棚を実現してください。

ラブリコで奥行きのある棚を成功させるための最終チェックリスト

最後に、これまでの内容を踏まえて、奥行きのある棚作りを成功させるためのチェックポイントをまとめます。

  • 木材は1×6材(パイン集成材)を第一候補に:奥行き約138mm、重量約2.3kgの黄金バランス。
  • 奥行きを優先するなら1×8材も可だが、耐荷重に注意:ポールの本数を増やすなど補強を検討。
  • 桐材は強度不足のリスクを理解した上で:初心者は避けた方が無難。
  • ワンバイ材用棚受を活用する:後付けのしやすさが大きなメリット。
  • 公式の耐荷重(1枚あたり30kg、合計120kg)は2×4材ベース:他の材種では余裕を持って計画する。
  • 設置前に正確な採寸を:天井高、棚の幅、木材の長さは念入りに。

ラブリコの可能性は無限大です。正しい知識と適切な素材選びさえできれば、あなたの部屋にピッタリの奥行き棚が必ず作れます。この記事で紹介したポイントを活かして、ぜひ理想の収納スペースを実現してみてください。

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