「部屋に壁を作りたいけど、工事は面倒そう…」「簡単にできる方法ってないかな?」そんなふうに考えたことはありませんか?
いまは、自分でDIYする方法から、プロにお願いするリフォーム、さらに家具やパーテーションで手軽に仕切る方法まで、いくつかの選択肢があります。
この記事では、それぞれの方法の特徴や費用、向いている人を比較しながら、あなたにとっての「部屋に壁を作る簡単な方法」が見つかるように解説していきます。
部屋に壁を作る簡単な方法は3つある
部屋に壁を作る方法は大きく分けて、以下の3つに分類できます。
- DIY(自分で壁を組み立てる)
- リフォーム(プロに依頼する)
- 家具・パーテーション(工事不要の仕切り)
これらは「費用」「手間」「仕上がり」「安全性」のバランスがまったく違います。まずはそれぞれの概要をざっくり見ていきましょう。
DIYで壁を作る場合
材料を自分で揃えて、一から壁を組み立てる方法です。費用を抑えられるのが大きな魅力ですが、その分、専門知識や道具、そして体力も必要になります。
プロのリフォームで壁を作る場合
専門の業者が設計から施工までを担当します。費用はかかりますが、仕上がりがきれいで、安全性や耐久性も高いのが特徴です。ドア付きの壁やコンセントの増設なども可能です。
家具・パーテーションで仕切る場合
工事は一切不要。突っ張り棒や自立式のパーテーション、収納棚などを使って空間を視覚的に区切る方法です。手軽さが最大の魅力で、賃貸でも気軽に試せます。
部屋に壁を作る簡単な方法①:DIYで自分で壁を組み立てる
ここからは、それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。
まずはDIYで壁を作る場合です。材料費を抑えられ、自分のペースで進められるのが魅力ですが、壁の強度や仕上がりは自分のスキル次第です。
DIYのメリット
DIYのいちばんの魅力は、やっぱりコストの安さです。プロに依頼するよりも大幅に費用を抑えられます。実際の事例では、材料費が約3万円だったというケースもあります。また、自分の好きな時間に作業できるので、休みの日を利用して少しずつ進められるのもメリットです。やり遂げたときの達成感も、DIYならではの楽しみですね。
DIYのデメリット
その反面、デメリットも少なくありません。まず、専門的な知識と工具が必要です。インパクトドライバーや水平器、のこぎりなど、ある程度の道具をそろえる必要があります。また、仕上がりにどうしてもバラつきが出やすく、プロのようなきれいな仕上げは難しいでしょう。
そして何より、安全性の確保が大きな課題です。特に、高さのある壁や広い面積の壁をDIYで作る場合、倒れてこない強度を出すのは初心者にはハードルが高いといえます。
向いている人・向いていない人
向いている人
- DIYに慣れていて、ある程度の工具を使いこなせる人
- とにかく費用を抑えたい人
- 将来、壁を撤去する可能性がある人
向いていない人
- 完璧な仕上がりを求める人
- まとまった時間を確保するのが難しい人
- 体力に自信がない人
- 安全性を最重視する人
DIYの注意点
構造上の重要な壁(耐力壁)をDIYで作ることはできません。あくまで部屋の内部の間仕切り壁が対象です。また、吹き抜けや階段に面した場所で壁を作るのは危険なため避けてください。
使用する材料のなかでも、石膏ボードは重くて扱いが大変です。粉塵も出るので、マスクやゴーグルを着用するなど安全対策をしっかり行いましょう。
DIYの具体的な材料と工具
DIYで壁を作るときの主な材料と工具は以下のとおりです。
材料
- フレーム材(2×4材や軽天材)
- 石膏ボード(規格は910×1820mm、厚さ9.5mmまたは12.5mm)
- ビス
- パテ
- クロス
工具
- インパクトドライバー
- のこぎり
- 水平器
- メジャー
部屋に壁を作る簡単な方法②:プロのリフォームに依頼する
次に、プロのリフォーム会社に依頼する方法です。ここでいう「簡単」は、「自分でやる手間がかからない」という意味での簡単さです。費用はかかりますが、その分、安心と品質が得られます。
リフォームのメリット
最大のメリットは、やはり高品質な仕上がりです。壁がまっすぐで、クロスの継ぎ目もきれい。さらに、耐久性が高く、長く使える壁になります。工期も約2〜4日と比較的短く、プロが施工するので、途中でトラブルが起きるリスクも少ないでしょう。
また、プロに頼めば、壁の中に電気配線を通したり、ドア(建具)を設置したりすることも可能です。収納を兼ねた壁や、防音性を高めた壁など、用途に合わせたカスタマイズもできます。施工後の保証があるのも大きな安心材料です。
リフォームのデメリット
デメリットはやはり費用です。DIYと比べると、どうしてもコストが高くなります。プロに依頼する場合の費用相場は、15〜20万円、または1メートルあたり28,000円〜32,000円程度です。また、信頼できる業者を選ぶためのリサーチも、ある程度の手間がかかります。
向いている人・向いていない人
向いている人
- 長く使う壁が必要な人
- 仕上がりや品質を重視する人
- 自分で作業する手間をかけたくない人
- コンセントの増設やドア付きの壁を作りたい人
向いていない人
- できるだけ費用を抑えたい人
リフォームの注意点
マンションにお住まいの場合は、必ず管理規約を確認してください。壁の新設が制限されているケースもあります。また、事前に業者が現地調査を行い、構造上の制限がないかを確認します。複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。
部屋に壁を作る簡単な方法③:家具やパーテーションで手軽に仕切る
最後は、工事不要で空間を仕切る方法です。壁を作るというよりは、「壁のように使う」アイテムを設置するイメージです。
家具・パーテーションのメリット
いちばんのメリットは、とにかく簡単・手軽であることです。工事が一切不要なので、賃貸物件でも原状回復を気にせずに使えます。費用も比較的安く、レイアウトの変更も自由自在。気分を変えたいときに簡単に模様替えができるのも魅力です。
具体的なアイテムとしては、突っ張り棒とカーテン、自立式のパーテーション、収納棚、ラブリコのようなアジャスター式の簡易間仕切り、ロールスクリーンやブラインドなどがあります。
家具・パーテーションのデメリット
ただし、完全な個室にはならないという点は理解しておきましょう。遮音性や気密性が低いので、音やにおいを完全に遮断することはできません。また、倒れるリスクがあるので、設置場所や固定方法には注意が必要です。特に収納棚を兼用する場合は、転倒防止策を必ず講じましょう。
向いている人・向いていない人
向いている人
- 賃貸に住んでいる人
- 気軽に空間を分けたい人
- 一時的に仕切りたいだけの人
向いていない人
- 完全なプライバシーや防音性能を求める人
家具・パーテーションの注意点
突っ張り棒式の場合は、天井や床の強度を事前に確認してください。石膏ボードの天井に強く突っ張ると、凹んだり傷つけたりする恐れがあります。ラブリコなどのアジャスター商品は、専用の部材を使うことで天井や壁を傷つけずに間仕切りを設置できます。
DIYとリフォームとパーテーション、どれを選べばいい?
ここまで3つの方法を見てきました。それぞれの特徴を改めて比較すると、以下のようになります。
| 評価軸 | DIY | リフォーム | 家具・パーテーション |
|---|---|---|---|
| 費用 | 安い(事例:約3万円) | 高い(相場:15〜20万円) | 安い |
| 手間・難易度 | 高い | 低い(プロ任せ) | 非常に低い |
| 仕上がり | スキル次第 | 高品質 | 簡易的 |
| 安全性 | 自己責任 | 保証あり | 注意が必要 |
| 向いているケース | 持ち家・DIY経験者 | 長く使いたい・品質重視 | 賃貸・一時的な仕切り |
このなかで、あなたにとっての「簡単」はどれでしょうか?
- お金をかけずに自分でやりたいなら → DIY
- 手間をかけずに確実な仕上がりがほしいなら → リフォーム
- とにかく今すぐ手軽に仕切りたいなら → 家具・パーテーション
このように、自分にとっての「簡単」は人によって異なります。費用や手間、求める品質のバランスを考えて選ぶことが大切です。
部屋に壁を作る際によくある疑問
ここで、部屋に壁を作る際に多くの人が抱く疑問をまとめました。
DIYで壁を作るのは初心者でもできますか?
可能ですが、初心者がいきなり本格的な壁を作るのはハードルが高いです。まずはラブリコのような簡易的な間仕切り商品から試してみるか、最初からプロに依頼するほうが結果的に安心です。どうしてもDIYで挑戦する場合は、ホームセンターが開催するDIY教室に参加するなど、事前に知識と練習を積むことをおすすめします。
賃貸でも壁を作れますか?
壁に穴を開ける工事は原則として禁止されています。ただし、ラブリコのようなアジャスター式の商品や、突っ張り式のパーテーションを使えば、壁や天井を傷つけずに空間を仕切れます。退去時の原状回復義務があることを忘れずに、必ず管理会社や大家さんに確認してからにしましょう。
費用はどのくらいかかりますか?
DIYの場合、材料費だけで約3万円程度の事例があります。プロに依頼する場合は15〜20万円が相場です。家具やパーテーションの場合は、数千円から数万円程度で済むものもあります。ただし、いずれもあくまで目安です。材料費や工事費は時期や地域、業者によって変動するので、正確な金額を知りたい場合は、実際に見積もりを取ることをおすすめします。
防音壁を作りたいのですが、DIYでできますか?
防音性能を本気で求めるなら、プロに依頼したほうが無難です。防音には壁の構造、使用する材料、隙間の処理など、専門的な知識と施工技術が必要です。DIYで防音壁を自作するのは非常に難しく、期待する効果が得られないケースが多いでしょう。
部屋に壁を作るなら、まずは目的をはっきりさせよう
ここまで読んでいただき、あなたの頭のなかで「自分にはこの方法が合ってそう」という選択肢が見えてきたでしょうか。
部屋に壁を作る簡単な方法は、DIY、リフォーム、家具・パーテーションの3つです。どれが正解かは、あなたの目的や状況によって変わります。
- 長く住む予定の持ち家で、品質の高い壁がほしい → リフォームがおすすめ
- 予算を抑えたいけど、ある程度自分でやる気がある → DIYを検討
- 賃貸で、とにかく手軽に空間を分けたい → 家具・パーテーションが最適
最初から完璧を目指さなくても大丈夫。まずは自分に合った方法で、快適な空間づくりを始めてみてください。
もしプロに依頼する場合は、必ず複数の業者から見積もりを取り、実績や口コミもチェックしてから決めましょう。DIYで挑戦する場合は、安全第一で、わからないことがあればホームセンターのスタッフに相談しながら進めてみてください。
あなたにとって、一番「簡単」な方法が見つかりますように。


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