オフィスや店舗、イベントスペースでよく見かける間仕切りパネル「ラブリコ」。
デザイン性が高く、レイアウト変更も手軽にできることから、多くの現場で導入されています。
でも、せっかく設置したラブリコが「倒れてしまった」という話を聞くと、ちょっと不安になりますよね。
「自分が使っているものも、いつ倒れるかもしれない?」
「そもそも、どうすれば倒れにくくなるんだろう?」
今回は、ラブリコが倒れる原因と、安全に使い続けるための対策を、できるだけ具体的に解説していきます。
もしすでに倒れた経験がある人も、これから設置を考えている人も、最後まで読んでみてくださいね。
そもそもラブリコってどんなもの?
まずは、ラブリコがどんな製品なのか、簡単におさらいしておきましょう。
ラブリコラブリコは、天井と床の間に突っ張って設置するタイプのディスプレイパネルです。
壁に穴を開けたり、大きな工事をしなくても設置できるのが大きな特徴。
そのため、賃貸物件や、レイアウト変更が多いオフィス、展示会やイベントスペースなどで重宝されています。
見た目もスッキリしていて、空間を仕切りながらも圧迫感を与えないデザインが人気の理由です。
でも、突っ張り式だからこそ、設置方法や環境によっては「倒れる」リスクもゼロではありません。
ラブリコが倒れる主な原因
ラブリコが倒れてしまうのには、いくつかの共通した原因があります。
ここでは、考えられる主な理由を整理してみました。
天井高が製品の適合範囲外だった
これは意外と見落としがちなポイントです。
ラブリコには、それぞれ対応できる天井高の範囲が決められています。
天井が高すぎる、あるいは低すぎる場所に設置すると、突っ張る力が適切にかからず、不安定になってしまいます。
設置する前に、必ず天井の高さを実測し、製品の対応範囲内かを確認することが大切です。
圧着力が足りない
突っ張り式の製品は、天井と床をしっかりと押し広げる力(圧着力)で固定されています。
この圧着力が足りないと、ちょっとした衝撃や振動でずれたり、倒れたりする原因になります。
特に、設置直後はしっかり固定できていても、時間が経つにつれて徐々に緩んでしまうことも。
定期的な点検が欠かせない理由がここにあります。
地震や衝撃が加わった
地震はもちろん、人がぶつかったり、近くで大きな物を移動させたりするだけでも、予期せぬ衝撃が加わることがあります。
突っ張り式は、完全にビスやアンカーで固定されているわけではないので、大きな外力にはどうしても弱い面があります。
特に日本は地震が多い国。
地震対策を考えずに設置していると、思わぬタイミングで倒れてしまうリスクがあります。
経年劣化や部品のゆるみ
使っているうちに、ゴム部分が劣化したり、ネジがゆるんだりすることもあります。
見た目には分かりにくいですが、少しずつ固定力が落ちている可能性があるんです。
「設置したときは大丈夫だった」という状態をずっと続けるのではなく、ときどきチェックすることが大切です。
倒れるリスクを減らすための具体的な対策
では、実際にどうすれば倒れるリスクを減らせるのでしょうか。
できることから始めていきましょう。
設置前に天井高を正確に測る
まず基本中の基本。
設置する場所の天井高を、必ずメジャーで正確に測ってください。
製品の箱や公式サイトに、対応天井高が明記されているので、それと照らし合わせて適合するか確認します。
「だいたい大丈夫だろう」ではなく、数値で確認することが、安全への第一歩です。
正しい手順で設置する
ラブリコには、必ず取扱説明書や設置マニュアルが付属しています。
この手順をしっかり守ることが、何よりも重要です。
特に、圧着力を調整する部分は、説明書の指示通りに行ってください。
「強く締めればいい」というわけではなく、適切な力加減が求められます。
もし説明書をなくしてしまった場合は、公式サイトで確認するか、サポートに問い合わせるのが確実です。
定期的に緩みをチェックする
設置したら終わり、ではありません。
できれば1〜2ヶ月に一度は、天井や床との接地面に緩みがないか、パネル自体がぐらついていないかを確認しましょう。
「倒れる」トラブルの多くは、この定期点検を怠ったことが原因で起こります。
特に、季節の変わり目は建物自体がわずかに動くこともあるので、注意が必要です。
追加の固定具を検討する
もっと安心したいなら、追加の固定具を使う方法もあります。
例えば、L型金具などを併用することで、より強固に固定することが可能です。
特に、地震が多い地域や、人が頻繁に通る場所に設置する場合は、検討する価値があります。
ただし、賃貸物件の場合は壁や床に傷をつけないように、設置前に管理会社などに確認することをおすすめします。
耐震対策を意識した配置を考える
地震対策としては、設置場所の選び方も重要です。
出入り口の近くや、人がよく通る動線の真上に設置するのは避けたほうが無難です。
もし倒れたとしても、人や大切な物に影響が少ない場所を選ぶのも、リスク管理のひとつです。
もし倒れたらどうする?
万が一、ラブリコが倒れてしまった場合は、まず安全を最優先にしてください。
けが人がいないかを確認し、大きな物損がある場合は写真を撮って記録しておくと、後の対応がスムーズになります。
また、倒れた原因を特定することも大切です。
「天井高が合っていなかった」「設置が甘かった」「地震があった」など、原因がわかれば再発防止につながります。
メーカーのサポートに相談するのも有効です。
公式サイトには問い合わせ窓口があるので、設置方法や補修部品について相談してみるとよいでしょう。
ラブリコの正しい選び方・使い方のポイント
ここまで読んで、「そもそも自分に合ったラブリコを選べているのかな?」と気になった人もいるかもしれません。
ラブリコを選ぶときや使うときのポイントを、改めてまとめておきます。
天井高に合ったモデルを選ぶ
これは何度でも言いますが、最も重要です。
天井高が製品の範囲内かどうかは、購入前に必ずチェックしてください。
対応範囲ギリギリではなく、余裕をもったモデルを選ぶと、より安定しやすくなります。
設置場所の環境を確認する
床や天井の素材も、固定力に影響します。
例えば、カーペットや畳の上だと、ゴム部分が沈み込んでしまうことがあります。
また、天井が斜めになっていたり、凹凸がある場合も、うまく突っ張れないことがあります。
設置前に、床と天井の状態もよく観察しておきましょう。
パネルのサイズや重さも考慮する
ラブリコには、スリムタイプやワイドタイプなど、いくつかのサイズ展開があります。
パネルが大きかったり、重いものを掛けたりする場合は、それに見合った強度のモデルを選ぶ必要があります。
見た目だけでなく、使い方をイメージして選ぶことが、長く安全に使うコツです。
よくある質問
ラブリコの設置や倒れに関する疑問を、いくつかまとめました。
Q. 賃貸でも設置できますか?
はい。
ラブリコは、基本的に天井や壁に穴を開けずに設置できるので、賃貸物件でも使いやすい製品です。
ただし、追加で金具などを使用する場合は、原状回復が必要になることもあるので、事前に管理会社や大家さんに確認することをおすすめします。
Q. 地震が起きたら倒れる可能性は高いですか?
突っ張り式の製品は、完全に固定されているわけではないので、ある程度の地震では倒れるリスクがあります。
特に震度5以上の揺れでは、倒れる可能性が高まると考えておいたほうがよいでしょう。
耐震対策として、追加の固定や、倒れても被害が少ない場所への設置を検討してください。
Q. 倒れた場合、メーカーの保証はありますか?
保証内容は、製品や購入時期、倒れた原因によって異なります。
まずは、公式サイトや製品に同梱されている保証書を確認し、必要であればメーカーサポートに問い合わせてみてください。
Q. 自分で設置するのは難しいですか?
工具不要で設置できるモデルも多いので、特別な技術がなくても設置は可能です。
ただし、説明書をしっかり読み、手順を守ることが大切です。
不安な場合は、専門業者に依頼するという選択肢もあります。
正しい知識で、ラブリコを安全に使い続けよう
ラブリコは、正しく設置し、適切にメンテナンスすれば、とても便利で優れた間仕切りパネルです。
倒れるトラブルの多くは、設置時の確認不足や、その後の点検不足が原因で起こります。
今回お伝えしたポイントを押さえて、安全に使い続けてくださいね。
もし今使っているラブリコに不安を感じたら、まずは一度、設置状態を見直してみましょう。
それだけで、倒れるリスクはぐっと減らせます。
ラブリコ安全で快適なオフィスづくりのために、ラブリコを上手に活用してください。


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