マキタのトリマって種類が多くて、結局どれを選べばいいのか迷いますよね。特に「M373」という型番を見かけて、他のモデルと何が違うのか気になっている方も多いはずです。
今回は、DIYで使うことを前提に、マキタ M373 トリマの実力を包み隠さずお伝えします。この記事を読めば、「M373は自分の作りたいものに合っているのか」「付属の6mmビットでどこまでできるのか」がスッキリすると思いますよ。
「M373」って結局どのモデル?まずは基本スペックを整理
「M373」という型式を聞いても、パッとイメージが湧かない方がほとんどだと思います。これは「M3700」シリーズや「M373D」とは別物なのか?という疑問を持つ方もいるでしょう。
まずここで混乱を解消しておきたいのですが、現行のマキタ製トリマにおいて「M373」という単独の型番で販売されている製品は、実は存在しません。
多くの場合、皆さんが調べている「M373」は、以下のいずれかの「セット品番」を指しています。
- M373D: 充電式トリマ + バッテリ + 充電器 + 6mmビット付きケースセット
- M373R: 100V交流式トリマ + 6mmビット付きケースセット
つまり「M373」というのは本体の型番ではなく、「M3700系本体に、おまけのビットとケースが付いたお得なパッケージの型番」なんです。
「M373で調べても情報が少ない…」と感じていたのは、それが本体ではなくセット販売専用の品番だから。この前提を理解しておくと、レビューや価格比較がグッと楽になります。
口コミでわかったリアルな評価。DIYで使うならここが決め手
このセットを購入した人の声を集めてみると、評価はかなりはっきりと二分されます。
「これで十分!」派の声
- 「ちょっとした角面取りや溝掘りなら、全然パワー不足を感じない」
- 「トリマ台に付けて簡易ルーターとして使っているけど、音が静かで夜でも作業しやすい」
- 「コード式のM373Rは軽くて取り回しが最高。女性でも片手で楽に扱える」
「ちょっと物足りない…」派の声
- 「6mmのストレートビットで深く掘ろうとすると、回転数が落ちて焦げる」
- 「トリマテーブルに逆さ付けしたら、高さ調整がしづらくて結局上位機種を買い直した」
この意見の違いは、「何を作りたいか」で明確に分かれます。
例えば、小さな木箱の角を丸める「R面取り」や、板にV字の飾り溝を入れる程度なら、M373セットはコストパフォーマンス最強と言えます。軽いので繊細なコントロールが効き、失敗が少ないからです。
逆に、「厚さ18mmの集成材にダボ穴用の深い溝を一発で彫りたい」「直径12mmの大物ビットを使いたい」という本格木工には、トルク不足を感じるでしょう。
付属の6mmビットは本当に使える?知っておきたい活用法
このセットの大きな特徴は、本体とは別にマキタ トリマビット 6mmがケース付きで付属していることです。
「6mmのストレートビットなんて、使う場面あるの?」と思うかもしれませんが、DIYではこれが意外と重宝します。
- スリムスピーカーの裏蓋加工
小型のバスレフ型スピーカーを自作する際、裏蓋に音を抜くための溝を掘るのに最適です。6mm幅は狭すぎず広すぎず、スマートなデザインに仕上がります。 - 名前プレートの埋め込み
無垢材に子供の名前を彫ってプレートを作る時、文字の太さが6mmだと視認性が抜群です。M373の軽さを活かしてフリーハンドで掘るのも簡単です。 - 配線隠しの溝掘り
壁に這わせたくないスピーカーケーブルやLANケーブルを、巾木の裏に隠すための溝加工。これが一番実用的で、「M373買ってよかった」となる瞬間です。
ただ、一点だけ注意が必要です。付属ビットはあくまで入門用。ガンガン使っていると切れ味が落ちてきます。長く使うなら、マキタ トリマビット 6mm 超硬に買い替えると、仕上がりの美しさが段違いになります。
もう迷わない。あなたはどっち?購入前の最終判断チャート
ここまで読んで、「結局自分にはどれが合うんだろう」と悩んでいる方のために、簡単なチャートを作りました。
Q1. あなたのメイン作業は何ですか?
- A. ちょっとした面取り、銘板彫刻、小物作り → M373で決まり!
- B. トリマテーブルに固定して、ルーターとしてガンガン使いたい → 上位機種(M3600系など)を検討
Q2. 作業する場所は?
- A. マンションのベランダや夜の室内 → 静かなM373(特にコード式M373R)が◎
- B. 音を気にしないガレージや工房 → パワー重視の別モデルを
まとめ:マキタ M373 トリマは「最初の一台」として最高の相棒
もう一度お伝えしますが、「マキタ M373 トリマ」は、木工DIYの楽しさを知るための最良の入り口です。
本格的なルーターテーブルを組むための道具ではなく、手に持って、木の香りを感じながら少しずつ形を作っていくための道具。それがこのM373セットの本質だと感じます。
「高い機能使いこなせるかな…」と不安な方ほど、まずはこの軽量トリマで「削る楽しさ」を体験してみてください。付属の6mmビットを握りしめて、休日の工作がちょっと楽しみになるはずです。
もし「どうしても厚い板に深い溝を掘りたい」という明確な目的があるなら、その時はまた別のマキタ製品を検討しましょう。あなたの作りたいものが、きっと最適な一台を教えてくれます。

コメント