「棚が欲しいけど、既製品はサイズが合わない…」「DIYに興味はあるけど、難しそうで不安…」
そんな風に思っていませんか?
実は、棚DIYは特別な技術や高価な工具がなくても、初心者でも十分に楽しめるんです。しかも、100円ショップで材料が揃うものも多く、賃貸住宅でも壁に穴を開けずに設置できる方法もあります。
この記事では、「棚DIY 簡単」 をテーマに、これからDIYを始めたい初心者の方に向けて、具体的な作り方や材料選びのコツ、アイデアをご紹介します。
まずはここから!「簡単な棚DIY」とは?
「簡単な棚DIY」の基準は人それぞれですが、ここでは「特別な工具が不要」「1,000円以内で作れる」「1時間以内に完成する」 ものを目安に考えてみましょう。
初心者が最初にぶつかる壁は、「何を買えばいいかわからない」「作り方がわからない」という点です。そこで、まずは100円ショップで手に入る材料から始めるのがおすすめです。最初の一歩を踏み出すためのハードルを、ぐっと下げることができますよ。
まずは「すのこ」から始めよう
棚DIYの入門編として、特におすすめなのが「すのこ」を使った方法です。すのこは、ホームセンターや100円ショップで手軽に購入でき、カット不要ですぐに使えるのが魅力です。例えば、ダイソーでは以下のような5サイズのすのこが販売されています(執筆時点)。
- 31cm×30cm(110円)
- 40cm×25cm(110円)
- 45cm×20cm(110円)
- 50cm×33cm(220円)
- 74cm×33cm(330円)
このすのこを、好みのサイズに組み合わせて接着するだけで、オリジナルの棚の完成です。
簡単!100均ですぐできる棚DIYアイデア3選
ここからは、実際に100円ショップの材料でできる、簡単な棚のアイデアを3つご紹介します。どれも初心者向けで、材料費も抑えられるものばかりです。
1. ダイソー すのこを使ったミニ棚
特徴:最もシンプルで、失敗が少ない方法です。すのこ同士を木工用ボンドで貼り合わせるだけで、ミニサイズの棚が完成します。
作り方のイメージ:
- お好みのサイズのすのこを2枚用意します。
- 脚になる方のすのこに、天板になる方のすのこを垂直に立てて、木工用ボンドをたっぷり塗って接着します。
- 乾くまで動かさないように固定します(マスキングテープで仮固定すると便利です)。
メリット:
- 材料費が安い(数百円で作れます)。
- のこぎりなどの道具が不要です。
- ナチュラルな風合いがインテリアに馴染みます。
デメリット:
- 強度があまり高くありません。重いものは置けません。
- ボンドだけで作る場合、衝撃に弱いです。
向いている人:とにかく手軽にDIYを体験したい人、軽い小物や写真立てなどを飾りたい人。
向いていない人:本や食器など、ある程度の重さがあるものを収納したい人。
注意点:すのこの向きに注意しましょう。脚と天板のスリットの向きが合わないと、高さが合わなかったり、安定しなかったりします。強度を重視するなら、ボンドに加えてL字金具で補強するのも良いでしょう。
2. 突っ張り棒とカラーボードで作る壁掛け棚
特徴:壁に穴を開けないので、賃貸住宅でも気軽にチャレンジできる方法です。突っ張り棒でカラーボード(薄い木板)を支える、というシンプルな仕組みです。
作り方のイメージ:
- 設置したい場所の幅に合った突っ張り棒を2本用意します。
- 棚板になるカラーボードを、2本の突っ張り棒の上に渡すように置きます。
- お好みで、カラーボードにリメイクシートを貼ってデコレーションします。
メリット:
- 壁に穴を開けないので、賃貸でも安心です。
- 工具がほとんど不要で、わずか10分程度で作れます。
- リメイクシートを使えば、好みの色や柄にカスタマイズできます。
デメリット:
- 突っ張り棒の強度に依存するため、耐荷重は高くありません。
- 地震などで落ちるリスクがあります。
向いている人:賃貸住まいで壁に穴を開けられない人、手軽に飾り棚を作りたい人。
向いていない人:重いものを収納したい人、長期間の使用で絶対的な安心感を求める人。
注意点:突っ張り棒が落ちてこないよう、設置後はしっかりと固定されているか確認しましょう。より安定させたい場合は、突っ張り棒用のホルダーを使うのもおすすめです。執筆時点での材料費の目安は、突っ張り棒2本(約220円×2)+カラーボード2枚(約110円×2)で、合計約550円ほどです。
3. 革ベルトと木材で作る吊り下げ式棚
特徴:木材と革のベルトを組み合わせた、おしゃれな吊り下げ式の棚です。こちらも工具はほぼ不要で、賃貸でも比較的取り入れやすい方法です。
作り方のイメージ:
- お好みのサイズの木材(天板)と、同じ長さの革ベルトを2本用意します。
- 壁に、耐荷重を確認したフックを2つ取り付けます。
- 革ベルトをフックに掛け、その輪の中に天板を通して設置します。
メリット:
- 木材と革の組み合わせがおしゃれで、インテリア性が高いです。
- 作り方が非常にシンプルで、誰でも簡単に作れます。
デメリット:
- 使用するフックの耐荷重に依存するため、重いものは置けません。
- 壁の素材によっては、フックがうまく固定できない場合があります(石膏ボードなど)。
向いている人:見た目にもこだわりたい人、簡単にインテリア性の高い棚を作りたい人。
向いていない人:大容量の収納が必要な人、壁に穴を開けることを避けたい人(フックの取り付けには壁に穴を開ける場合があります)。
注意点:使用するフックの耐荷重は必ず事前に確認しましょう。例えば、耐荷重2.7kgのフックを2つ使えば、合計で約5.4kgまで対応できる計算になりますが、安全を見て、全体の重さはその7〜8割程度に抑えるのが無難です。
棚DIYを成功させるための3つのコツ
せっかくDIYするなら、満足のいく仕上がりにしたいですよね。ここでは、初心者がつまずきがちなポイントを押さえた、成功のためのコツを紹介します。
1. 材料を買う前に設置場所を測ろう
これは棚DIYに限らず、絶対にやっておきたいことです。設置場所の幅、奥行き、高さを正確に測ってから材料を買いに行きましょう。「なんとなく」で買うと、サイズが合わずに無駄にしてしまうことがあります。メジャーは100均でも買えますので、まずはそこから始めましょう。
2. 強度を上げるなら「すべり止め」と「重心」
特にすのこを使った棚は、強度面で不安が残る場合があります。グラつきを防ぐには、以下の点を意識しましょう。
- すべり止めシートを敷く:棚脚の下に敷くだけで、ズレや滑りを防ぎ、安定感が増します。
- 重心を低くする:重いものは上の段ではなく、下の段に置くようにしましょう。重心が高くなると、倒れやすくなります。
3. ボンドだけの強度に頼らない
すのこ同士をボンドだけで接着する場合、どうしても強度に限界があります。もし少しでも重いものを置く予定があるなら、L字金具やネジを使って補強することをおすすめします。これだけで、格段に耐久性がアップしますよ。
棚DIYに関するよくある疑問
ここからは、棚DIYを検討している初心者の方からよく寄せられる疑問に答えていきます。
Q. 初心者でも本当にできますか?
A. はい、大丈夫です。
この記事で紹介した「すのこを貼り合わせる」方法や「突っ張り棒と板を組み合わせる」方法は、どれもDIY経験がほぼゼロの人でも挑戦しやすいものばかりです。最初から完璧を目指さず、「とりあえず作ってみる」という気持ちで始めてみましょう。
Q. グラつきを防ぐにはどうしたらいいですか?
A. 設置場所の水平を確認し、すべり止めシートを活用しましょう。
まず、棚を置く場所が水平かどうかを確認します。傾いていると、どうしてもグラつきの原因になります。次に、棚脚に市販のすべり止めシートを貼ることで、ズレを防ぎ、安定感が増します。それでもグラつく場合は、L字金具などで壁に固定することを検討しましょう。
Q. 賃貸でも大丈夫ですか?
A. 壁に穴を開けない方法を選べば大丈夫です。
この記事で紹介した「突っ張り棒を使った方法」や「革ベルトとフックを使った方法」は、壁を傷つけずに設置できる(または傷が最小限の)方法です。ただし、フックを使う方法は壁に小さな穴を開ける場合があるため、事前に賃貸契約書を確認するか、管理会社や大家さんに確認することをおすすめします。
棚DIYをもっと楽しむために
今回紹介した方法は、あくまでも「超初心者向け」の入門編です。これらに慣れてきたら、ぜひステップアップも考えてみてください。
- ペンキやニスを塗る:木材に色を塗ったり、保護塗料を塗ることで、オリジナリティあふれる仕上がりになります。
- ワイヤーネットと組み合わせる:結束バンドでワイヤーネットと組み合わせれば、より自由度の高い収納スペースが作れます。
- ピラシェル(棚柱)に挑戦する:壁にレールを取り付ける本格的な方法ですが、一度設置すれば高さを自由に変えられる便利なシステムです。
まとめ:まずは一歩を踏み出してみよう
棚DIYは、決して特別な人だけのものではありません。この記事で紹介したような、簡単な方法から始めることで、きっとあなたもDIYの楽しさを実感できるはずです。
最初の一歩として、まずは100円ショップで材料を手に取ってみるところから始めてみませんか?きっと、自分だけの空間を作る喜びを感じられるでしょう。
棚DIYは、あなたの暮らしをもっと快適で、楽しいものにしてくれます。さあ、今日から始めてみましょう!

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