収納スペースが足りない……そんな悩みを抱えているなら、棚をDIYするのがおすすめです。
「DIYなんて難しそう」と思うかもしれませんが、実は100均の材料やホームセンターで手軽に買えるすのこを使えば、初心者でも十分に素敵な収納棚を作れます。
この記事では、棚収納DIYをこれから始めたい人に向けて、手軽にチャレンジできるアイデアや材料の選び方、失敗しないための注意点をまとめています。
棚収納DIYを始める前に知っておきたいこと
DIYと聞くと、特別な技術や高価な工具が必要なイメージがあるかもしれません。
でも、最近は100均でもDIYに使えるアイテムが多く販売されています。すのこやワイヤーネット、突っ張り棒など、手軽に扱える材料が揃っているんですね。
初心者が棚収納DIYを始める前に、まず押さえておきたいポイントをいくつか紹介します。
どんな材料で棚を作れるの?
棚収納DIYでよく使われる材料には、いくつかの種類があります。
それぞれ特徴が異なるので、作りたい棚のイメージや設置場所に合わせて選ぶとよいでしょう。
すのこ
ホームセンターや100均でも手軽に手に入るのがすのこです。板と板の間に隙間があるのが特徴で、通気性が良いので靴箱や洗面所の収納にも向いています。
すのこは軽くて加工しやすいので、DIY初心者にもおすすめの材料です。100均のすのこは1枚100円程度で販売されており、5枚あれば小さな棚を作ることも可能です。費用を抑えたい人にとっては、とてもありがたい選択肢になります。
一方で、すのこ単体では強度がそれほど高くない点には注意が必要です。本などの重量物をたくさん載せたい場合は、補強を検討したほうがよいでしょう。また、板と板の間に隙間があるので、小さなものをそのまま置くのは向いていません。
ワイヤーネット(ワイヤーラティス)
金属製のメッシュ状のパネルで、結束バンドを使って組み立てるのが一般的です。軽量で強度があり、通気性も良いので、水回りの収納にも使いやすい材料です。
見た目もスタイリッシュで、モダンなインテリアに馴染みやすいというメリットがあります。ダイソーなどの100均でも購入できるので、手軽に取り入れられる点が魅力です。
小さなものを収納する場合は、ワイヤーネットの目から落ちてしまうことがあるので、カゴやトレイを併用するのがおすすめです。また、金属製なので、長期間使用する場合はサビにも注意しましょう。
カラーボックス(リメイクDIY)
カラーボックスは、すでに棚の形ができている既製品です。そのまま使うこともできますが、ペンキで塗装したり、キャスターや取っ手を付け加えたりして自分好みにアレンジするのも楽しい方法です。
安定感があり、初心者でも比較的簡単にオリジナルの収納棚に生まれ変わらせられます。ただし、一般的なサイズが決まっているため、設置場所にピッタリのサイズを見つけるのが難しい場合があります。また、リメイク前には素材を確認して、適した塗料や接着剤を選ぶことが大切です。
突っ張り棒を応用した棚
賃貸住宅などで壁に穴を開けられない場合に便利なのが、突っ張り棒を使った方法です。壁を傷つけずに設置でき、取り付けや撤去も簡単に行えます。
場所を選ばず、既存のスペースに後付けしやすいのが大きなメリットです。キッチンや洗面所のちょっとした隙間を有効活用したいときに重宝します。
ただし、耐荷重があまり高くないものが多いので、重い物を載せるのは避けたほうが無難です。また、設置する壁の材質(石膏ボードなど)によっては、専用のパーツが必要になる場合もあります。
棚収納DIYで必要な工具は?
簡単な棚を作る場合、最低限以下のような工具があると便利です。
- ドライバーや電動ドリル(ネジを締めるため)
- のこぎり(木材をカットするため)
- メジャー(寸法を測るため)
- 水平器(棚が傾かないようにするため)
- グルーガン(接着にも使えます)
これらはホームセンターで揃えられますが、DIY初心者の場合は、まずはカット済みの材料を購入したり、工具レンタルを活用したりするのもひとつの手です。
おすすめの棚収納DIYアイデア
ここからは、実際に試してみたい棚収納DIYのアイデアをいくつか紹介します。
どのアイデアも、100均やホームセンターで手に入る材料で作れるものばかりです。自分のスペースや好みに合わせてアレンジしてみてくださいね。
1. すのこで作るシューズラック
玄関に靴が散らかってしまう……そんな悩みを解決してくれるのが、すのこを使ったシューズラックです。
すのこを2〜3枚重ねるか、縦に並べて固定するだけで、簡単に靴置き場が完成します。すのこの隙間があるので、靴の湿気も逃がしやすく、通気性の面でも優れています。
作り方はとてもシンプルです。すのこを好きな高さに積み重ねて、L字金具で壁に固定したり、結束バンドで連結したりするだけ。ナチュラルな風合いが玄関の雰囲気にも馴染みやすいでしょう。
2. ワイヤーネットで作る洗面所の収納棚
洗面所やキッチンなど、水回りの収納におすすめなのがワイヤーネットを使った棚です。
ワイヤーネットを結束バンドで組み合わせて棚の形を作り、S字フックでタオルや小物を掛けられるようにするのも便利です。通気性が良いので、濡れたものもそのまま収納しやすいのが魅力です。
洗面所のちょっとした隙間に合わせてサイズを調整できるのも、DIYならではの利点ですね。スタイリッシュな見た目なので、インテリアのアクセントにもなります。
3. カラーボックスをリメイクしてキッズ収納に
カラーボックスを子どものおもちゃ収納にリメイクするアイデアも人気です。
カラーボックスにキャスターを取り付ければ、移動式の収納棚になります。さらに、取っ手を付けて引き出し風にしたり、カラフルに塗装を施したりすると、子どもが自分で片付けやすくなるでしょう。
既に形ができているので、初心者でもアレンジしやすいのがポイントです。おもちゃだけでなく、絵本や文房具などもすっきり収納できます。
4. 突っ張り棒で作るキッチンの隙間棚
キッチンの冷蔵庫と壁の間にできたデッドスペースを活用するなら、突っ張り棒を使った棚がおすすめです。
突っ張り棒を縦に何本か渡して、そこにすのこや板を載せれば、即席の収納棚の完成です。調味料やラップなど、キッチンでよく使うものを置くのに便利です。
壁に穴を開けずに設置できるので、賃貸住宅でも気軽に試せます。ただし、耐荷重を確認し、重いものは載せすぎないように注意しましょう。
5. 棚柱を使った可変式収納棚
もう少し本格的な収納棚を目指すなら、棚柱を使った可変式の棚も検討してみてください。
壁に棚柱を固定し、棚板を好きな高さに調整できるタイプの棚です。収納するものに合わせて高さを変えられるので、とても便利です。見た目もすっきりしていて、インテリアの邪魔になりにくいでしょう。
ただし、壁に穴を開ける必要があるので、持ち家の方や壁の穴が許される環境でのDIY向けです。賃貸の場合は、壁を傷つけない方法を選ぶようにしてください。
棚収納DIYで失敗しないための注意点
DIYは手軽に始められる一方で、いくつか注意しておきたいポイントもあります。せっかく作った棚がすぐに壊れてしまったり、見た目がイメージと違ったりしないように、以下の点を意識してみてください。
耐荷重を確認する
作りたい棚に、どんなものを収納するのかをあらかじめ考えておきましょう。
軽い小物だけを置くのか、本や食器などの重量物を載せるのかによって、必要な強度は大きく変わります。すのこやワイヤーネットは軽量物に向いていますが、重量物には不向きな場合があります。
重いものを収納する予定がある場合は、棚板に厚みのある木材を使ったり、補強金具を追加したりするなど、強度を高める工夫が必要です。
壁を傷つけずに設置できる方法を選ぶ
賃貸住宅に住んでいる場合、壁に穴を開けることはできませんよね。
その場合は、突っ張り棒やワイヤーネットを使った方法を選ぶと安心です。設置場所の壁の材質を確認し、適した取り付け方法を選びましょう。
壁を傷つける可能性のあるDIYを行う場合は、事前に大家さんや管理会社に確認しておくことをおすすめします。
100均材料の品質を見極める
100均の材料は手軽で安価な反面、品質にばらつきがあることも事実です。
特にすのこは、板が反っていたり、ささくれがあったりするものもあります。購入する際は実際に手に取って状態を確認し、必要であればやすりで表面を滑らかにしてから使いましょう。
強度が心配な場合は、ホームセンターのほうが丈夫なものが揃っている場合もあります。用途に応じて使い分けるとよいでしょう。
作業前に設計図を描く
いきなり材料をカットして組み立て始める前に、簡単な設計図を描いてみてください。
どのくらいのサイズで、どこに設置するのかをイメージすることで、材料の無駄を減らせます。寸法を間違えてしまい、やり直しになる……という失敗も防げますよ。
メジャーで設置場所のサイズを正確に測り、それに合わせて材料を選びましょう。
工具の正しい使い方を確認する
DIYでケガをしないためには、工具の正しい使い方を知っておくことが大切です。
特に電動工具を使う場合は、取扱説明書をよく読み、安全に配慮して作業を行いましょう。のこぎりやドリルを使う際には、保護メガネや軍手を着用するのもおすすめです。
棚収納DIYに関するよくある疑問
棚収納DIYを検討している人がよく抱く疑問をいくつかピックアップしました。
DIYは初心者でもできますか?
はい、十分に可能です。
最初から大きなものや複雑なものを作ろうとしなければ、DIYは初心者でも楽しめるものです。まずはすのこを2枚組み合わせただけの簡単な棚から始めてみてはいかがでしょうか。
慣れてきたら、少しずつレベルアップしていくのもDIYの醍醐味です。完成したときの達成感は、きっとやる気につながるはずです。
棚収納DIYにかかる費用の目安は?
使う材料によって大きく変わりますが、100均の材料だけで作る場合は数百円から始められます。
例えば、すのこ5枚で約500円程度から棚を作ることが可能です。ワイヤーネットや突っ張り棒も、100均で手に入るものを使えばかなり安価に済みます。
工具を持っていない場合は、その分の初期投資が必要になりますが、長く使うことを考えれば投資する価値はあるでしょう。
賃貸でも棚収納DIYはできますか?
もちろんできます。
突っ張り棒やワイヤーネットなど、壁に穴を開けずに設置できる方法を選べば、賃貸でも十分に棚収納DIYを楽しめます。
退去時に原状回復が必要な場合もあるので、壁を傷つける可能性があるDIYは事前に確認することをおすすめします。
棚収納DIYを始めるならまずは小さな一歩から
いかがでしたか?棚収納DIYは、特別な技術がなくても、そしてそんなにお金をかけなくても始められます。
大事なのは、完璧なものを作ろうと最初から気負わないことです。まずは100均ですのこを買って、小さな棚を作ってみる。その積み重ねが、やがてあなただけの素敵な収納スペースを作り上げていくでしょう。
自分で作った棚には愛着も湧きますし、市販のものにはない満足感も味わえます。収納に悩んでいるなら、ぜひこの機会に棚収納DIYにチャレンジしてみてくださいね。


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