キッチンで毎日使う食洗機。長く使っていると、汚れが落ちにくくなったり、異音がしたり、そもそも古くなって交換時期かな……と感じることもありますよね。
でも、実際に食洗機を交換しようと思ったとき、「費用はどれくらいかかるの?」「どこに頼めばいいの?」「自分で交換できるの?」と、不安や疑問がたくさん出てくると思います。
この記事では、食洗機交換にかかる費用相場から、信頼できる業者の選び方、自分で交換する場合のリスクまで、検討するうえで必要な情報をわかりやすくまとめました。
「交換しようか迷っている」「とりあえず情報を集めたい」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
食洗機の交換時期っていつ?目安を知っておこう
まず、食洗機を交換するタイミングですが、一般的な目安は設置から約10年と言われています。
もちろん、使用頻度や機種によっても変わりますが、以下のようなサインが出てきたら交換を検討してもいいタイミングです。
- 洗浄力が明らかに落ちた
- 異常な音や振動がする
- 水漏れが発生した
- 操作パネルが反応しなくなった
- 扉の開閉がスムーズでなくなった
また、新しいモデルは省エネ性能が向上していることが多く、水道代や電気代の節約にもつながります。
「まだ使えるけど……」という状態でも、交換することでランニングコストが下がる可能性もあるので、検討してみる価値はありますよ。
食洗機交換の費用相場は?
気になる費用ですが、総額で10万円〜20万円前後が一般的な相場です。
東京ガスの販売実績データを見ると、食洗機交換にかかった費用の約8割が15万円〜20万円の範囲に収まっているそうです。
内訳としては、以下のようなイメージです。
- 本体代:7万円〜15万円程度
- 工事費(標準):2万円〜5万円程度
- 処分費:数千円〜1万円程度
ただ、これはあくまで標準的なケース。配管の位置を変えたり、既存の食洗機のサイズと違う機種を選んだりすると、追加工事が発生して費用が上がることもあります。
標準工事費の相場
たとえば、東京ガスの基本工事費は40,700円(税込)で、約93%のケースでこの基本工事費だけで済んでいるそうです。
一方、家電量販店のエディオンでは、標準工事費が5,500円〜と設定されています。
このように、業者によって工事費の設定は大きく異なります。見積もりの段階で、「標準工事に何が含まれているのか」をしっかり確認しておくことが大切です。
どこに頼む?食洗機交換の主な選択肢
食洗機の交換を依頼できる先は、大きく分けて以下の3つです。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分の状況や優先したいポイントに合わせて選ぶのがおすすめです。
1. 家電量販店(ヤマダ電機、エディオンなど)
家電量販店は、多くの人が最初に思い浮かべる選択肢ではないでしょうか。
メリット
- 豊富な品揃えから実物を確認して選べる
- ポイント還元や長期保証が充実している
- 工事費込みのセット価格が明確で分かりやすい
デメリット
- 他店で購入した製品の取り付けは基本的に不可
- 工事の日程が混み合っていると希望日に合わないことも
向いている人
- 実物を見てから決めたい人
- 初めての交換で、対面での相談を重視する人
- 店舗が近くてアフターフォローに期待できる人
向いていない人
- ネットで安く購入した製品を持ち込みたい人
- とにかく最安値を求める人
ヤマダ電機では工事費込みで10万円〜28万円程度、エディオンでは工事費込みのプランが用意されており、標準工事費は5,500円〜という設定です。購入と工事をまとめてお願いできるので、初めての方でも安心感があります。
2. 専門交換業者(交換できるくんなど)
「食洗機の交換」に特化した業者もあります。
メリット
- 交換作業の専門性が高く、スピーディーな対応が期待できる
- 持ち込み製品の設置に対応している場合が多い
- 見積もり無料のケースが多く、価格が明朗
デメリット
- 小規模な業者の場合、相談体制やアフターサポートに差がある
- 事前に信頼性を調べる必要がある
向いている人
- 価格を重視したい人
- スピード対応を求める人
- ネットで本体をすでに購入済みの人
向いていない人
- 総合的なアフターサポートを重視する人
- 大手の安心感を求める人
専門業者の費用相場は8万円〜18万円程度と、家電量販店よりやや安めに設定されていることが多いです。ただし、業者によって品質にばらつきがあるので、口コミサイトなどで評判を確認してから依頼するのがおすすめです。
3. メーカー直営サービス
パナソニックやリンナイなど、各メーカーが直営で行っているサービスもあります。
メリット
- 自社製品に完全対応しており、適合確認が正確
- 純正部材を使用するため、信頼性が最も高い
- 保証やアフターサポートがしっかりしている
デメリット
- 料金が高額になる傾向がある
- 他社製品には対応していない
向いている人
- 同じメーカーの製品で交換したい人
- とにかく安心感を最優先したい人
向いていない人
- コストを最優先する人
- 他メーカーの製品を検討している人
メーカー直営は安心感が魅力ですが、その分費用も高めになる傾向があります。
食洗機は自分で交換できる?DIYのリスクと現実
「工事費を節約するために、自分で交換しようかな」と考える方もいるかもしれません。
結論から言うと、DIYでの交換は可能ですが、おすすめはできません。
自分で交換する場合の流れ
もし自分でやるとしたら、大まかに以下のような流れになります。
- 既存の食洗機の取り外し(給排水ホース、電源の接続を外す)
- 新しい食洗機の設置(給排水ホース、電源の接続)
- 動作確認と水漏れチェック
DIYのリスク
- 水漏れのリスク:配管の接続が不十分だと、水漏れによる壁や床の損傷、階下への被害にもつながります。
- ケガのリスク:食洗機はかなりの重量があります。設置場所が狭いと、腰を痛めたり、指を挟んだりする危険性もあります。
- 保証対象外になる可能性:メーカー保証は専門業者による施工が前提となっていることが多く、DIYだと保証を受けられない場合があります。
- 資格が必要なケースも:給水装置の工事には、一部資格が推奨される場合があります。
それでもDIYを検討するなら
もしどうしても自分で交換したいという場合は、以下のポイントを確認してください。
- 新しい食洗機が既存のものと同じサイズ・同じ配管位置であること
- 給排水ホースの接続や止水栓の扱いに自信があること
- 万が一水漏れが起きた場合のリスクを理解していること
成功すれば工事費を3万円〜8万円程度節約できる可能性はありますが、その分のリスクを負うことになります。特にマンションなど、漏水時の賠償リスクが大きい環境では、素直にプロに頼むのが無難です。
食洗機交換をスムーズに進めるためのチェックポイント
実際に業者に依頼する前に、確認しておきたいポイントをまとめました。
見積もりで確認すること
- 標準工事費に何が含まれているか(取り外し・設置・処分・諸経費など)
- 追加工事が発生する可能性があるか(配管延長・電源工事など)
- 保証期間はどのくらいか(製品保証+工事保証)
- 廃業者の処分は含まれているか
事前に自分で確認しておくこと
- 現在の食洗機のメーカーと型番
- 設置スペースのサイズ(幅・奥行・高さ)
- 給排水の位置(既存の配管がそのまま使えるか)
これらの情報を事前に用意しておくと、見積もりがスムーズに進みます。
よくある質問
Q. 他メーカーの食洗機に交換できますか?
A. 基本的には可能です。ただし、サイズや配管の位置が合わない場合は、追加工事が必要になることがあります。特に高さや奥行きはメーカーによって微妙に異なるので、事前に確認が必要です。
Q. ネットで買った食洗機の設置を依頼できますか?
A. 業者によります。家電量販店は自社で購入した製品のみの取り付け対応が基本ですが、専門交換業者には持ち込み製品の設置に対応しているところもあります。事前に確認しましょう。
Q. 交換工事にはどのくらい時間がかかりますか?
A. 標準的には2時間〜4時間程度です。ただし、追加工事が必要な場合や、古い機種の取り外しに手間取る場合は、もう少し時間がかかることもあります。
まとめ:食洗機交換は情報収集と事前確認が成功のカギ
食洗機の交換は、10年に一度あるかないかの大きな買い物です。だからこそ、費用相場を知り、複数の業者を比較し、自分に合った選択肢を選ぶことが大切です。
もう一度おさらいすると、以下のような流れで検討を進めるとスムーズです。
- 現在の食洗機の状態や型番を確認する
- 費用相場(10万円〜20万円程度)を頭に入れておく
- 家電量販店・専門業者・メーカー直営など、複数から見積もりを取る
- 標準工事の内容や保証の有無を比較する
- 自分に合った業者を選んで依頼する
もし自分で交換するか迷っているなら、プロに頼む場合の費用と、DIYのリスクを天秤にかけて判断してください。特に水回りの工事は、「プロに任せたほうが安心」という選択肢が、結果的に安上がりになることも少なくありません。
この記事が、あなたの食洗機交換をスムーズに進めるための、ひとつの判断材料になれば嬉しいです。

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