「壁に棚をつけたいけど、DIYって難しそう…」
「賃貸だから壁に穴を開けられない…」
そんな風に思っていませんか?
実は、やり方次第で初心者でも簡単に、そして賃貸でも壁を傷めずに素敵な壁面棚をDIYできるんです。
この記事では、壁面棚のDIY方法を「賃貸向け」と「本格的なもの」に分けて、必要な材料や手順、そして選び方のポイントまで徹底的に解説します。これを読めば、あなたにぴったりの壁面棚の作り方がきっと見つかりますよ。
DIYで壁面棚を作るときに最初に決めるべきこと
DIYを始める前に、まずは設置場所と目的をはっきりさせておくのが成功のカギです。
何を置きたいのか? 本なのか、観葉植物なのか、それともお気に入りのコレクションなのか。載せるものによって、必要な耐荷重や棚のサイズが変わってきます。
また、壁の種類を確認することも忘れてはいけません。一般的な壁には「石膏ボード」と「コンクリート(モルタル)」があります。壁の種類によって、適した工法や使えるパーツが変わってくるので、必ず事前にチェックしておきましょう。
賃貸でもできる!壁に穴を開けない壁面棚の作り方
まずは、賃貸にお住まいの方や「壁に穴を開けるのはちょっと…」という方に向けて、壁を傷つけずに壁面棚を設置する方法を紹介します。
ディアウォール 棚受けSを使った方法
壁を傷つけないDIYの代表格とも言えるのが、ディアウォール 棚受けSを使った方法です。これは、天井と床の間にポールを立てる「ディアウォール」というシステムに取り付ける専用の棚受けです。
まず、ディアウォール本体で柱を作り、そこにこの棚受けを取り付けて、その上に棚板を載せます。
特徴とメリット
壁に一切穴を開けずに棚を設置できるのが最大の魅力です。見た目もスッキリしていて、インテリアを邪魔しません。賃貸でも気兼ねなく使えるのが嬉しいポイントですね。
デメリットと注意点
ディアウォール本体が別途必要になる点と、耐荷重が2個使用時で4kg(参考値)と、そこまで大きくないことです。メーカー公式情報でも「参考値」とされており、保証値ではないため、重いものは載せすぎないように注意しましょう。
こんな人に向いています
- 賃貸で壁に穴を開けられない人
- 軽い飾り物やちょっとした小物を飾りたい人
- シンプルですっきりした見た目を好む人
ラブリコを使った方法
「ラブリコ」も、壁に穴を開けずに棚をDIYする方法として人気のパーツです。ラブリコは、2×4(ツーバイフォー)材という木材と組み合わせて使う、突っ張り式の支柱です。
天井と床、または壁と壁の間に突っ張って柱を作り、そこに棚板を渡して固定します。
特徴とメリット
壁を傷つけずに、比較的自由なレイアウトで棚を組める点が魅力です。SNSなどでも多くのDIY事例が紹介されており、初心者でも挑戦しやすい方法です。
デメリットと注意点
設置する場所の天井の高さや、突っ張る力加減に注意が必要です。また、突っ張り式なので、地震などで外れるリスクがあることも頭に入れておきましょう。統一された公式の耐荷重情報は見つかりませんでしたが、口コミでは「軽い物を飾るのにちょうどいい」という声が多いです。
こんな人に向いています
- 壁を傷つけずに、ある程度大きな棚を作りたい人
- DIY初心者で、まずは簡単なものから試してみたい人
- 木材を加工する楽しさも味わいたい人
スタンドバーとL字パーツを使った方法
壁に極力小さな穴しか開けたくない、という方には「スタンドバー」と「L字パーツ」を組み合わせた方法もおすすめです。
これは、壁にピンを差し込んでスタンドバー(レールのようなもの)を設置し、そこにL字パーツを引っかけて棚板を支えるという仕組みです。
特徴とメリット
壁に開ける穴がピン穴程度と非常に小さいのがメリットです。また、L字パーツの位置を変えれば、棚の高さを後から調整することもできます。
デメリットと注意点
こちらも耐荷重には限界があります。ピンの強度に依存するため、重いものは載せられません。こちらの方法も、口コミサイトなどでDIY事例として紹介されている方法です。
こんな人に向いています
- 壁に開ける穴を最小限にしたい人
- 棚の高さを後から変えられるようにしたい人
- 軽めの小物やディスプレイ用の棚が欲しい人
壁にしっかり固定したい人向けの本格的な壁面棚DIY
次に、壁に穴を開けても問題ない場所で、しっかりとした強度の棚を作りたい方向けの本格的なDIY方法を紹介します。
ファブラック ロング棚受けを使った方法
ファブラック ロング棚受けは、汎用性の高い棚受けです。自立型の棚、柱付けの棚、そして壁付けの棚として、3通りの使い方ができるのが特徴です。
壁に直接ネジで固定するため、しっかりとした強度が得られます。
特徴とメリット
何より使い方が自由な点が魅力です。一つの商品で色々な使い方ができるので、アイデア次第で様々な棚を作れます。デザインもシンプルで、どんなインテリアにも合わせやすいでしょう。
デメリットと注意点
壁に直接ネジで固定するため、当然穴が開きます。壁の種類によっては、別売りの専用ピン(石膏ボード用など)が必要になることもあります。耐荷重も取り付け方によって変わり、壁付けの棚として使う場合は10kg以下、または3kg以下と、公式情報で案内されています。
こんな人に向いています
- 自分の好きな場所にしっかりと固定したい人
- 比較的重い本や食器などを収納したい人
- ある程度DIYの経験がある人
ホームセンターの木材で作る方法
もっと本格的に、一から自分でデザインを考えて作ってみたい、という方には、ホームセンターで販売されているパイン材や1×4材(いちよんざい)、2×4材(ツーバイフォーざい)、胴縁(どうぶち)などの木材を使う方法があります。
これらの木材は、ホームセンターで購入でき、カットサービスを利用すれば自宅に電動ノコギリがなくても大丈夫です。
特徴とメリット
自分の理想のサイズやデザインにぴったり合った棚を、一番安く作れる可能性があります。木材の種類も豊富で、オイルステインなどで塗装すれば、世界に一つだけのオリジナル棚が完成します。
デメリットと注意点
木材の選定や加工、塗装など、すべて自分で行う必要があるため、ある程度のDIYスキルと手間がかかります。また、木材の種類によって強度や見た目が大きく変わるので、選び方には注意が必要です。
こんな人に向いています
- 自分だけのオリジナルデザインの棚を作りたい人
- DIYそのものを楽しみたい人
- 費用をできるだけ抑えたい人
壁面棚DIYに必要な材料と道具
ここからは、壁面棚DIYに必要な基本的な材料と道具をまとめて紹介します。これからDIYを始める方は、ぜひ参考にしてください。
木材
棚板の材料です。ホームセンターで購入できるパイン材や、1×4材、2×4材などが代表的です。厚みや幅も様々なので、載せたいものの重さや大きさに合わせて選びましょう。
棚受け・金具
棚板を支えるための金具です。今回紹介したディアウォール 棚受けSやファブラック ロング棚受け、L字アングルなど、用途に合わせて選びます。
ネジ
木材と金具を固定するためのものです。木材の厚みや金具の種類に合ったものを選びましょう。
電動ドリル(ドライバー)
ネジを締めたり、下穴を開けたりするために必須の工具です。ビット(先端部分)もセットで用意しましょう。
レベル(水準器)
棚を水平に設置するために使います。スマートフォンのアプリで代用することも可能です。
メジャー
採寸に欠かせないアイテムです。
鉛筆
木材にカットラインやネジの位置などをマーキングするのに使います。
壁面棚DIYの基本的な手順
ここでは、壁面棚DIYの一般的な流れを紹介します。今回紹介した各方法でも、基本的な手順は大きく変わりません。
1. プランを立てる
まずは、どんな棚を作りたいかを具体的にイメージしましょう。サイズ、デザイン、設置場所を決めます。
2. 採寸する
設置場所の幅や高さを正確に測ります。棚板の長さもここで決まります。
3. 材料を購入する
プランと採寸に基づいて、ホームセンターやネットショップで材料を購入します。木材はカットサービスを利用すると便利です。
4. 棚受けを取り付ける
壁に棚受けを取り付けます。この工程が、各方法で最も異なる部分です。壁に穴を開ける方法、開けない方法、それぞれの手順に従って作業します。
5. 棚板を載せて固定する
棚受けの上に棚板を載せ、必要に応じてネジなどで固定します。
6. 水平を確認する
レベルを使って、棚が水平になっているか確認します。
7. 完成!
これで壁面棚の完成です。お気に入りのアイテムを飾ってみましょう。
よくある質問
Q. 賃貸でも壁面棚のDIYはできますか?
A. はい、できます。今回紹介したディアウォール 棚受けSや「ラブリコ」など、壁に穴を開けずに設置できる方法を選べば、賃貸でも気兼ねなくDIYを楽しめます。退去時には、跡が残らないようにしっかりと撤去しましょう。
Q. DIYに必要な工具は何ですか?
A. 最低限、電動ドリル(ドライバー)、レベル、メジャー、鉛筆があるとスムーズです。木材を自分でカットする場合は、ノコギリも必要になりますが、ホームセンターのカットサービスを利用すれば、ノコギリはなくても大丈夫です。
Q. 耐荷重はどれくらいを目安にすればいいですか?
A. 載せたいものの重さに合わせて選びましょう。軽い小物だけなら、賃貸向けの方法(ディアウォール棚受けSの耐荷重は4kg)でも十分ですが、本をたくさん載せたい場合は、より耐荷重の大きい方法(ファブラックなど)を選ぶ必要があります。
まとめ:あなたのスタイルに合った壁面棚DIYを見つけよう
壁面棚のDIYは、やり方次第で初心者でも、賃貸でも、手軽に楽しめることがお分かりいただけたでしょうか。
大事なのは、「何を載せたいか」「どこに設置したいか」「壁を傷つけてもいいか」 という3つのポイントを最初に決めることです。
今回紹介した方法はどれも一長一短があります。
- 壁を絶対に傷つけたくないなら、ディアウォール 棚受けSやラブリコのような突っ張り式がおすすめです。
- しっかりとした強度が欲しいなら、ファブラック ロング棚受けのような壁固定式が適しています。
- 自分だけのオリジナルデザインにこだわりたいなら、ホームセンターの木材から作るのが一番でしょう。
まずは、自分が一番「やってみたい」と思える方法を選んで、ぜひチャレンジしてみてください。きっと、お気に入りの空間が完成するはずです。

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