賃貸でも傷つけずに作れる!おしゃれなDIY壁面収納棚の作り方10選

DIY

引っ越したばかりの賃貸物件。収納が足りなくて床に物が溢れてるけど、壁に棚を作るのはハードルが高い。そう感じていませんか。

「退去時に原状回復できるか不安」「どんな材料を選べばいいかわからない」「女性ひとりでも作れるの?」。こんな悩みを抱えながら、結局カラーボックスで妥協してしまう。実はそれ、すごくもったいないんです。

今回ご紹介する方法なら、壁に穴を開けず、床も傷つけず、退去時にきれいに原状回復できる棚が作れます。工具に自信がない人でも大丈夫。100円ショップの材料から本格的な突っ張り式まで、あなたに合ったDIY壁面収納の作り方をまとめました。

賃貸DIYで絶対に守るべき3つのルール

まず最初に、これだけは絶対に押さえてほしいポイントがあります。この3つを守れば、退去時のトラブルをほぼ回避できます。

1つ目は「原状回復できる工法を選ぶ」こと。国土交通省のガイドラインでは、画鋲やピン程度の小さな穴は通常損耗として借主負担にならないとされています。つまり、壁に穴を開けるとしてもピン穴程度なら問題ないケースが多いんです。ただし管理会社によって基準が違うので、事前確認は必須です。

2つ目は「床の凹み対策を徹底する」こと。これ、意外と見落としがちなんですが、突っ張り式の棚で一番多い退去時の指摘は壁ではなく床の傷や凹みなんです。棚の脚部分にフェルトやゴム板を貼るだけで防げるので、必ずやっておきましょう。

3つ目は「管理会社に相談する勇気を持つ」こと。「棚を作りたい」と伝えると断られるのではと不安かもしれませんが、原状回復できる工法を具体的に説明すれば許可がおりるケースが多いです。口頭だけでなく「ディアウォールを使った突っ張り式で、壁に穴を開けず床も保護します」と書面やメールで伝えるとよりスムーズです。

壁に穴を開けない!賃貸で使える棚の固定方法4タイプ

賃貸で使える固定方法は大きく4つあります。それぞれ特徴が違うので、設置したい場所や目的に合わせて選んでください。

天井突っ張り式(ディアウォール・ラブリコ)

2×4材を天井と床で突っ張って柱にし、そこに棚板を取り付ける方法です。耐荷重はしっかりしたもので全体100kg程度。壁にまったく穴を開けないので、原状回復の心配がほぼありません。

ディアウォール

ディアウォールは2×4材に差し込んで使う専用アジャスターで、女性でも簡単に設置できます。ただし天井を突っ張る構造上、地震の揺れで緩むことがあるので月に1回程度の増し締めが必要です。また床面に大きな荷重が集中するため、フローリングが凹まないよう設置面には必ずフェルトシートを貼ってください。

ラブリコ

ラブリコはディアウォールの類似品で、2×4材の他にイレクターパイプにも対応しているタイプがあります。価格はやや安めで、ホームセンターで手に入りやすいのが利点です。

突っ張り棒式ラック

天井と床で突っ張る既製品のラックです。工具不要で設置でき、耐荷重は棚板1枚あたり10kg前後の製品が多いです。

平安伸銅工業 突っ張り棚

平安伸銅工業の突っ張り棚はJIS認証を取得しており、安全性の高さが特徴です。幅60cmから90cmまで伸縮するので、設置場所を選びません。価格も5,000円前後からと手頃で、DIY初心者に最もおすすめできる既製品です。

ニトリ 突っ張り壁面収納

ニトリの突っ張り壁面収納シリーズは、デザイン性が高くカスタマイズパーツも豊富。見た目にこだわりたい人に人気です。価格は1万円前後からで、既製品としてはコスパが良いと評判です。

粘着式・ピンフック式

石膏ボードの壁に画鋲より少し太いピンを刺して金具を固定し、そこに棚を引っ掛ける方法です。ピン穴は退去時にほぼわからないレベルなので、原状回復の心配は少なめです。

カインズ 傷つかない壁面収納

カインズの「傷つかない壁面収納」シリーズは、専用のピンフックと棚受けがセットになっています。耐荷重は1か所あたり2〜3kg程度と軽めなので、小物や観葉植物を飾るのに向いています。

100均のセリアでは「貼ってはがせる両面テープ(耐荷重2kg)」やL字金具も販売されており、超軽量の棚ならこれらを組み合わせて自作することも可能です。ただし粘着式は夏場の高温や湿気で剥がれやすくなるので、定期的なチェックが必要です。

置くだけ・立てかけるだけ式

壁にも床にも一切固定せず、床に置いたり壁に立てかけたりするタイプです。原状回復の心配がゼロなのが最大のメリットですが、地震で倒れるリスクがあるので背の高いものは要注意です。

初心者でも失敗しない!材料選びと費用の目安

材料選びで悩んでいる人のために、予算別のおすすめセットを紹介します。

3,000円コース(100均+ホームセンター)

  • すのこ板 2枚(セリア・ダイソー):200円
  • 突っ張り棒 2本(セリア):200円
  • L字金具(粘着式)4個:400円
  • 水性ニス小缶(ホームセンター):500円
  • その他ビスやヤスリ:1,000円程度

すのこをニスで塗装して突っ張り棒で支えるだけの簡易棚。1時間もあれば完成します。

8,000円コース(ディアウォール+2×4材)

  • ディアウォール2個セット:3,000円程度
  • 2×4材6フィート2本:1,500円
  • 1×4材(棚板用)3枚:1,500円
  • 棚受け金具6個:1,000円
  • フェルトシート・ビス類:1,000円

幅180cm×高さ240cmの壁面収納が作れます。製作時間は初心者で2〜3時間。慣れれば1時間で組み上がります。

15,000円コース(既製品突っ張りラック)

  • 平安伸銅工業の突っ張り棚やニトリの壁面収納がこの価格帯です。工具不要で30分もあれば設置完了。DIYが苦手な人や時間がない人に最適です。

賃貸DIY棚の地震対策と安全に使うコツ

DIYの棚で一番怖いのは地震です。耐震対策は絶対に省かないでください。

まず重心を低くすること。重い本や食器は下段に、軽い雑貨や観葉植物は上段に置くだけで倒れにくくなります。奥行きは30cm以内に抑えると重心が壁側に寄って安定します。

突っ張り式の場合は、柱が垂直になっているか水平器で確認してから固定してください。ほんの少し傾いているだけで耐荷重は半分以下になることもあります。

耐荷重はカタログ値をそのまま信じず、8割以下で使うのが安全です。たとえば耐荷重10kgの棚なら8kgまで。余裕をもたせることが長く使うコツです。

音が気になる人は、棚板にコルクシートを敷いてください。食器のカチャカチャという音がかなり軽減されて、階下への騒音対策にもなります。

退去時の原状回復をスムーズにする準備

退去時に慌てないために、入居時の床や壁の写真を必ず撮っておきましょう。入居前からあった傷を「あなたがつけた傷です」と言われないための証拠になります。

突っ張り式棚の床接地面には必ずフェルトやコルクを貼ること。これは作るときにやっておけば、退去時までずっと床を守ってくれます。

ピン穴は退去時にティッシュを詰めてから上から白い修正ペンでポンポンと叩くように塗れば、ほとんど目立たなくなります。画鋲サイズなら通常損耗として貸主負担になることが多いので、過度に心配する必要はありません。

管理会社によっては「棚の設置そのものが禁止」というケースもあります。契約書をよく読んで、わからなければ必ず問い合わせてください。無断で設置して退去時にトラブルになるのが一番避けたいパターンです。

まとめ:賃貸でもDIY壁面収納は自由に楽しめる

賃貸だからと収納を諦める必要はまったくありません。突っ張り式や粘着式を使えば、壁も床も傷つけずにあなただけの壁面収納が作れます。

初心者なら既製品の突っ張りラックから始めるのが安心です。慣れてきたらディアウォールで本格的な造作棚に挑戦してみてください。材料費は3,000円から、製作時間は最短30分。週末の半日で部屋の印象がガラッと変わる達成感は、一度味わうとやみつきになりますよ。

今回ご紹介した10の方法の中から、あなたの部屋と暮らしに合ったDIY棚をぜひ見つけてください。原状回復できる工法を選んで、賃貸でも自由に収納を楽しみましょう。

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