部屋の雰囲気を変えたいけど、引っ越しや大掛かりなリフォームはハードルが高い。そんなときにぴったりなのがDIY壁紙です。しかも最近は、賃貸でも安心して使えるはがせるタイプが充実していて、初心者でも気軽に挑戦できるようになっています。
この記事では、失敗しない壁紙の選び方から、きれいに貼るコツ、そして「貼ってみたけどココがうまくいかない!」というときのリカバリー方法まで、実際の体験談を交えながらお話ししていきますね。
DIY壁紙の魅力とは?まずは基本を知ろう
壁紙を変えるだけで、部屋の印象は驚くほど変わります。一面だけでもガラッと雰囲気が変わるので、模様替えのインパクトは抜群です。
特に人気なのが、アクセントクロスという取り入れ方。テレビの裏の壁や、ベッドのヘッドボード側の壁だけを違う色や柄にすると、空間が引き締まっておしゃれなカフェのような雰囲気になりますよ。
失敗しないために知っておきたいDIY壁紙の種類
DIY壁紙には大きく分けて3つのタイプがあります。これを知らずに買ってしまうと、「想像と違った…」となりがちなので、まずはここをしっかり押さえておきましょう。
のり付き壁紙
本格派向けで、質感や高級感はピカイチ。ただ、施工には糊付けの作業が必要で、カットや柄合わせの難易度も高めです。「せっかくやるならプロっぽく仕上げたい」という上級者向けですね。
はがせる壁紙シート
これが今、一番人気です。シールになっているので、台紙を剥がして貼るだけ。シワになりにくく、失敗しても貼り直しがききます。サンゲツ かべがみリメイクシート や リリカラ はがせる壁紙シート がホームセンターでもよく見かけます。
ウォールステッカー
一部分だけのアクセントに便利。レンガ調やウッドパネル風の立体感があるものもあって、気軽に試せます。
賃貸でもOK!原状回復できる貼り方のポイント
賃貸で壁紙を貼るときの最大の不安は「退去時に怒られないかな…」ですよね。ここをクリアしないと、せっかくのDIYも楽しめません。
まず大前提として、「はがせる壁紙シート」を選ぶこと。これだけでハードルはかなり下がります。でも、それだけでは不十分です。
じつは、はがせるシートでも下地の壁紙が古いと、剥がすときに一緒にめくれてしまうことがあるんです。これは口コミでもよく報告されているトラブル。対策としておすすめなのが、養生テープを壁に先に貼って、その上から壁紙シートを貼る方法です。一晩そのままにして、翌日問題なければ本番も安心です。
また、壁紙を貼るための専用両面テープも出ています。LIXILやサンゲツなどのメーカーが、賃貸向けの施工方法を公式サイトで紹介しているので、気になる方はそちらもチェックしてみてください。
必要な道具リスト|100均でそろうもの、ちゃんと揃えたいもの
「とりあえず壁紙だけ買ってきた!」で始めると、絶対に後悔します。以下のものは事前に準備しておきましょう。
絶対に必要なもの
- カッター(刃は必ず新しいものに)
- 定規(30cm以上の長いものが便利)
- スキージーまたはヘラ(気泡を抜くため。なければ厚手の布でも代用可)
- マスキングテープ(仮止め用)
あると格段に作業が楽になるもの
- 水平器(または100均の下地センサー付き水平器)
- メジャー(コンベックス)
- 霧吹き(静電気防止に。冬の施工に特に効果的)
カッターの刃はこまめに折って、常に切れ味の良い状態で使うこと。これだけで仕上がりの美しさがまったく違います。
きれいに貼るための下準備|ここで8割決まる
壁紙DIYの成否は、貼る前の準備でほぼ決まります。
壁面の状態チェック
まず壁がボロボロしていないか確認。凹凸が激しい壁紙の上からだと、シートの粘着力が弱まったり、デコボコが目立ったりします。特に光沢のあるシートは下地のアラが強調されやすいので、マットな質感を選ぶのが無難です。
採寸とカットの落とし穴
寸法を測るとき、天井から床までの高さプラス10〜20cmの余裕を持たせてください。家の壁は意外と傾いているもので、ピッタリで切ると上が隙間だらけ…なんてことに。柄物の場合は「柄リピート」といって、柄がつながるように余分に長さが必要になるので、パッケージの表示を必ず確認しましょう。
実際の貼り方ステップ|シワと気泡を防ぐコツ
では、いよいよ貼っていきます。
- 壁紙シートの上から10cmほどの位置で、マスキングテープで壁に仮止めします。ここで水平器を使って、まっすぐになっているか確認。最初の1枚が曲がると、全部曲がります。
- 上から30cmほど台紙を剥がし、壁にそっと貼り付けていきます。一気に全部剥がすのは絶対にダメ。空気が入りまくって収集がつかなくなります。
- スキージーを中央から外側に向かって動かし、気泡を追い出します。このとき、スキージーの先端に布を巻いておくと、シート表面に傷がつきません。
- 少しずつ台紙を下ろしながら、同じ作業を繰り返します。
- 上下の余った部分は、定規を当ててカッターで切り落とします。このとき、カッターを寝かせすぎると切り口がギザギザになるので、30〜45度くらいの角度がベスト。
- コンセントやスイッチの周りは、いったんシートを貼ってから中をくり抜くときれいに仕上がります。必ずブレーカーを落としてから作業してくださいね。
よくある失敗とリカバリー術|もう慌てないために
気泡が抜けない!
小さな気泡なら、針で小さな穴を開けて空気を抜き、スキージーでならせばOK。でも穴が目立つことがあるので、どうしても気になる場合は、その部分だけカッターで切り取って小さなパッチを貼るほうがきれいです。
角が浮いてきた
時間が経つと、どうしても端っこから浮いてきます。このときは、壁紙用の補修糊や、木工用ボンドを爪楊枝で少量差し込んで圧着。賃貸なら、剥がせるタイプの補修テープを細く切って貼るのも手です。
下地の壁紙ごと剥がれた
これはショックが大きいですよね。先ほども書きましたが、貼る前に養生テープでテストするのが一番の予防策。もし剥がれてしまったら、似た色の壁紙パッチを買ってきて補修するしかないのですが、これがなかなか色が合わない。だからこそ、事前のテストが本当に大切なんです。
DIY壁紙でかなえるおしゃれな空間づくり
ここまで読んで、「ちょっと面倒そう…」と思ったかもしれません。でも大丈夫。最初は小さなスペースから試してみてください。トイレの一面や、キッチンのカウンター下、クローゼットの中など、人目につかない場所で練習するのがおすすめです。
慣れてきたら、リビングのアクセントクロスに挑戦。朝日が当たる壁に暖色系を持ってくると、それだけで部屋全体が明るく心地よい空間になりますよ。
道具を揃えて、休日の午前中から始めれば、その日の夜には新しい部屋でくつろげます。ぜひ、あなただけのおしゃれ空間をDIY壁紙でつくってみてくださいね。

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