部屋のちょっとしたスペースに、自分好みのテーブルが欲しい。でも、使わないときは邪魔になるし、収納場所もない。そんな悩みを抱えているなら、「折りたたみテーブルDIY」が本当におすすめです。
既製品を買うより愛着が湧きますし、なにより自分の生活スタイルや部屋のサイズに合わせて、自由にサイズや色を決められるのが最大の魅力。今回は、初心者でも失敗しない作り方のポイントから、自作をラクにしてくれる便利な金具まで、まとめてお伝えしますね。
まずは折りたたみテーブルDIYの設計図をざっくり固めよう
DIYで一番大切なのは、実はノコギリを握る前の「設計」です。いきなり材料を買いに行くのではなく、まずは紙とペンを取り出してみてください。
どこで使うのか
リビングのソファ脇で使うサイドテーブルなのか、ベランダでちょっとお茶を飲むための台なのか。それとも在宅ワークのデスクとしてしっかり使いたいのか。用途によって、必要な天板の広さも脚の強度もまったく変わってきます。
収納場所を確認する
折りたたんだときに、どこにしまうのかも事前に決めておきましょう。ソファの下にスッと入れるのか、壁に立てかけるのか。収納スペースのサイズを測っておけば、天板の大きさや脚の形状を逆算できます。
簡単なスケッチでOK
「設計図」と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、無料の間取りアプリや方眼紙を使う必要はまったくありません。天板のサイズと脚の長さ、そして金具の取り付け位置がわかれば十分です。この工程をサボると、材料を無駄にしたりネジ穴を間違えたりするので、面倒でもやっておきましょう。
初心者でも扱いやすい材料と木材の選び方
DIY初心者の方にいきなり無垢の一枚板をおすすめするのは、正直ハードルが高いです。コストもかかりますし、反りや割れへの対応も必要になるからです。
そこで最初の一台には、ホームセンターで手軽に手に入る材料がベストです。
SPF材(1×4や2×2など)
白くて軽く、価格も安いので、まずはこれで試してみてください。カットサービスを利用すれば、自宅でのノコギリ作業はほぼゼロにできます。やすりをかけてワトコオイルなどで塗装すれば、安っぽさも感じさせない風合いになりますよ。
パイン集成材
天板に使うなら、パイン材の集成材もおすすめです。あらかじめ板が接着されて一枚のパネル状になっているので、天板を作る手間が一気に省けます。サイズも豊富に揃っているので、イメージに近いものを見つけやすいですよ。
ここが肝!折りたたみを実現する金具の種類と選び方
さて、ここからが「折りたたみテーブルDIY」の核心です。どんなに天板を綺麗に仕上げても、この部分を間違えるとスムーズに折りたためません。DIYのスタイルに合わせて、いくつかの選択肢を見ていきましょう。
完成された折りたたみ脚を取り付ける
一番簡単で確実な方法です。天板の裏側にネジで固定するだけで、あっという間に折りたたみ脚が完成します。例えば、ハイロジック 折り畳み式テーブル脚のような製品を選べば、細かい調整はほぼ不要。とにかく手軽に完成させたいという方にぴったりです。
自作の脚と天板をつなぐ専用金具を使う
「脚のデザインにもこだわりたい」という方には、折れ脚金具がおすすめです。lewu 折れ脚金具のように、レバーを操作するだけでロックがかかるタイプなら、見た目もスマート。木製の脚を自分で作って、この金具で天板とつなげば、完成度がぐっと上がります。
壁に取り付けて跳ね上げ収納する
そもそも床に置くスペースすら惜しい、という場合は壁付けタイプを検討してみてください。KING DO WAY 2本セットのような折りたたみ金具を壁に固定すれば、使わないときは天板を壁にペタッと収納できます。作業台や狭いキッチンの補助テーブルに最適です。
折りたたみテーブルDIYの基本的な作り方ステップ
ここでは、SPF材を使ったシンプルなサイドテーブルの手順をイメージしてお伝えします。
- 材料をカットする
設計図に合わせてカットした材料を用意します。ホームセンターのカットサービスを最大限活用してください。 - やすりがけと塗装
組み立てる前に、パーツの状態でやすりをかけておくと楽です。塗装もこの段階で済ませておくと、細かい部分まで綺麗に仕上がります。 - 天板を組む
1×4材を数枚並べて、裏側から当て木をしてビスで固定すれば天板の完成です。集成材の場合はこの工程が丸ごとカットできます。 - 脚フレームを作る
2×2材などでコの字型のフレームを二つ作ります。ここに先ほどの折れ脚金具を取り付けるか、完成された折りたたみ脚を取り付けるための下準備をします。 - 天板と脚を合体させる
金具をしっかりネジ止めすれば、もう完成です。このとき、ぐらつきがないか、スムーズに折りたためるかを必ずチェックしてください。
完成度をグッと上げる仕上げと便利な収納アイデア
せっかく作ったテーブルですから、仕上げにも少しこだわってみませんか。
オイルフィニッシュは、木の質感を生かしながら保護できるのでおすすめです。ブライワックスやオスモカラーなどを使えば、より深みのある色合いになります。水性ニスなら匂いも少なく、部屋の中での作業も安心です。
そして、折りたたんだ後の収納方法も意外と悩みどころです。ここで試してほしいのが、壁面を利用する方法。ダイソーなどで売られている大きなフックを壁に取り付けておけば、折りたたんだテーブルを引っ掛けて立てかけておくことができます。床に直置きするより部屋が広く見えますし、掃除もしやすくなりますよ。
折りたたみテーブルDIYで失敗しないためのまとめ
最後に、これから折りたたみテーブルDIYに挑戦するあなたに、成功のコツをもう一度お伝えします。
まず、必ず設計図を書くこと。これが材料の無駄遣いを防ぎ、作業時間を大幅に短縮してくれます。次に、自分のスキルに合った金具を選ぶこと。「なんだか難しそうだな」と感じたら、完成された折りたたみ脚をポン付けするのが一番です。そして、仕上げと収納方法までセットで考えること。
DIYの楽しさは、世界に一つだけのものを作れること。そうして完成したテーブルは、きっとあなたの暮らしにぴったりと馴染んでくれるはずです。さあ、週末はホームセンターに出かけて、折りたたみテーブルDIY、始めてみませんか。

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