襖張替えDIY 初心者でも失敗しない簡単手順と費用を抑えるコツ

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「なんだか部屋がくすんで見えるなあ」と感じること、ありませんか?壁紙や家具を変えなくても、実は襖を張り替えるだけで部屋全体の印象はがらりと変わります。

でも「襖の張替えって職人さんに頼むものじゃないの?」と思いますよね。私も以前はそう思っていました。ところが実際にやってみると、コツさえ掴めば初心者でもびっくりするほどきれいに仕上がるんです。しかも費用は業者の半額以下。今回はその方法を、これから挑戦するあなたにまるごとお伝えしますね。

なぜ今、襖張替えをDIYするのがアリなのか

和室を洋室にリフォームする流れは昔からありますが、最近は逆に「和モダン」な空間づくりが人気です。無地の落ち着いた色味や、北欧テイストの柄物など、今どきの襖紙は種類がとても豊富。しかもホームセンターや通販で簡単に手に入ります。

そして何より、DIYならではの最大のメリットは費用の安さです。業者に襖の張替えを頼むと、1枚で4,000円から50,000円ほどかかるケースがあります。しかし自分でやれば、材料費だけで2,000円から3,000円ほど。家族みんなで作業すれば楽しい休日の思い出にもなりますよ。

まずはわが家の襖をチェックしよう

ホームセンターに走る前に、まずはご自宅の襖をじっくり観察してください。襖にはいくつか種類があり、張替え方が少しずつ違うからです。

よくある襖は木の枠に紙が貼られた「縁付襖」。最近のマンションでは、ベニヤ板にビニールクロスが貼られた「ベニヤ襖」や、ダンボールでできた「段ボール襖」も増えています。

木枠タイプなら、今回ご紹介する方法でまったく問題なくDIY可能です。ベニヤ襖や段ボール襖の場合は、上から新しい襖紙を貼るだけの「貼り替え」対応が現実的。自分の襖のタイプを確認してから、張替えか貼り替えかを判断しましょう。

どれを選ぶ?失敗しない襖紙と道具選び

襖紙選びで最も大事なのは、自分のスキルや襖の状態に合ったタイプを選ぶことです。せっかくならきれいに仕上げたいですからね。

◆ 初心者にいちばん優しいシールタイプ
裏面の剥離紙を剥がすだけで貼れるタイプ。糊を塗る手間がなく、乾燥による縮みの心配も最小限です。とにかく手軽に済ませたい人向け。ただし、紙の種類は限られます。

◆ 失敗しても直しやすいアイロンタイプ
アイロンの熱で糊を溶かして貼るタイプ。糊のはみ出しがなく、シワが寄っても再加熱すれば剥がして貼り直せます。慣れない作業に不安がある方はこれが安心です。

◆ コスパ最強の水糊タイプ
伝統的な方法で、専用の糊を刷毛で塗って貼ります。襖紙の種類が一番豊富で安上がりですが、糊の乾き具合との勝負になるため、ある程度経験者向き。どうしてもやってみたい方は、小さめの襖で練習するのがおすすめです。

道具は揃えるものが多いように感じますが、100円ショップで代用できるものもたくさんあります。以下のものを準備しておけば安心です。

  • 襖紙(サイズを必ず測ってから購入)
  • 専用糊(水糊タイプの場合)
  • カッター(切れ味の良いもの、刃は折って新しく)
  • 定規(1m程度あると便利)
  • ヘラかプラスチックの定規(空気抜き用)
  • 刷毛(水糊タイプの場合)
  • バール、かなづち(縁を外す時に必要)
  • 霧吹き
  • マスキングテープ(仮止めに使える)
  • ぞうきん数枚

実践!失敗しない襖張替えの手順

準備ができたら、いよいよ実践です。ここからの手順は、焦らずひとつずつやれば大丈夫。むしろ丁寧さが仕上がりを左右します。

手順1:引き手と縁を外す
まず襖をレールから外し、平らな床に古いシーツや新聞紙を敷いて作業します。引き手はネジを回せば簡単に外れます。木枠の縁は、バールを優しく差し込んで少しずつ浮かせていきましょう。釘が折れやすいので、力任せは禁物です。

手順2:古い襖紙を剥がす
表面の紙をゆっくり剥がします。下地に紙が残っていても大丈夫ですが、ボコボコしている部分はカッターで削ぐように取り除いておくと、仕上がりがきれいです。

手順3:いよいよ新しい襖紙を貼る
この工程が一番の山場です。ポイントをしっかり押さえていきましょう。ここでは水糊タイプを例に説明します。

  • 霧吹きで襖紙の裏面をまんべんなく湿らせ、くるくると丸めて5分ほど置いてなじませます。これがシワ防止の最大の秘訣です。
  • その間に、襖の下地に専用糊を刷毛で均一にたっぷり塗ります。
  • 襖紙を広げ、位置を決めたら上からゆっくり貼っていきます。ここで力を合わせられるなら、家族に反対側を持ってもらうとシワや空気が入りにくくなります。
  • 真ん中から外側に向かって、ヘラで空気を押し出します。細かい気泡は気にしすぎなくて大丈夫。乾燥とともに消えることが多いです。
  • はみ出た紙は縁の内側ギリギリにカッターで切り取ります。少し内側を切るくらいが、縁を戻したときに紙が見えなくてきれいです。

手順4:縁と引き手を戻す
貼り終わったら、外した縁を元通りにはめて釘で固定します。古い釘は曲がっているものもあるので、新しい真鍮釘などを用意しておくと仕上がりが美しくなります。最後に引き手を付けて完了です。

やってはいけない!失敗を防ぐ3つの鉄則

どんなに手順通りに進めても、ちょっとしたことで仕上がりに差が出ます。この3つだけはくれぐれも覚えておいてくださいね。

鉄則1:エアコンも扇風機も必ず止める
風は大敵です。風が当たると糊が急に乾いて襖紙が縮み、大きなシワや剥がれの原因になります。作業中は窓も閉め切りましょう。

鉄則2:湿気が多い日を狙う
雨の日や湿度の高い日が実はベストコンディション。紙がゆっくり伸びて貼りやすく、乾燥による縮みのリスクも減ります。乾燥する季節なら、下地にもあらかじめ霧吹きをしておくと良いですよ。

鉄則3:乾かすときは縦に立てかける
貼り終わったら、風のない室内で襖を立てかけて乾かしましょう。床に平置きすると、糊が下地に張り付いてしまうことがあります。完全に乾くまでは丸一日、そのままそっとしておいてください。

もっと簡単に、もっとおしゃれに。代替案も紹介

「やっぱりハードルが高いな…」と感じた方は、襖紙を貼る代わりに「襖に貼れる壁紙」でイメージチェンジする方法もありますよ。糊付きで手軽に貼れて、洋室の壁紙のような豊富な柄から選べます。

最近は「上から貼るだけ」で襖が生まれ変わるパネルシートも人気です。アイデア次第で、世界に一つだけの襖に仕上がります。後々、違う柄にしたくなっても気軽に貼り替えられるのが魅力です。

【実例あり】みんながやった襖張替え、ここが知りたいQ&A

初めての襖張替えDIYに挑戦した方々の声を集めました。あなたの不安や疑問もきっとここにあるはずです。

Q. 1枚にかかる時間はどれくらい?
A. 縁の取り外しから乾燥まで含めると、初めての方は半日(3~4時間)は見ておいたほうが安心です。慣れてくると、1~2時間で終わるようになります。

Q. どうしてもシワができてしまう…
A. 小さなシワは霧吹きで濡らして優しく伸ばすと取れることがよくあります。どうしても残るシワも、乾くと紙が伸びて目立たなくなることが多いので、あまり気にしすぎないのがコツです。

Q. 古い襖紙はキレイに全部剥がさないとダメ?
A. 下地が平らなら、完全に剥がさなくても上から貼れます。ただ、剥がれかけている部分は必ず除去しましょう。数回重ね貼りされた襖は、いっそ下地から張り替えたほうがきれいに仕上がります。


いかがでしたか? 最初は少し勇気がいるかもしれませんが、襖張替えDIYはやってみると「思ったより簡単!」という声が多いリフォームです。まずはリビングの見える襖からでも、一枚だけでも、休日にチャレンジしてみてくださいね。きっと部屋に入るたび、ちょっとした誇らしさを感じられるはずです。

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