金属の切断に欠かせない高速カッター。特にマキタの高速カッターは、パワーと信頼性の高さでプロからDIYユーザーまで幅広く支持されています。
とはいえ、いざ買おうとすると「355mmと305mm、どっちを選べばいいの?」「コード式と充電式はどっちがいい?」と迷ってしまいますよね。
この記事では、そんな疑問をスッキリ解消しながら、あなたにぴったりのマキタ高速カッターが見つかるよう、選び方のポイントとおすすめ機種をわかりやすく紹介していきます。
マキタ高速カッターとは?他のカッターとの違い
高速カッターとは、高速回転する砥石(といし)を使って金属を切断する電動工具のことです。
「チップソーカッターと何が違うの?」という声をよく聞きますが、結論から言うと、それぞれ得意な作業が違います。
高速カッターの特徴は、太い材料でもぐいぐい切れるパワーと、砥石が減りにくいことによるランニングコストの低さです。一方で、チップソーカッターのほうが切断面はきれいに仕上がります。
「がっつり金属を切りたい」「コストを抑えたい」という人には、高速カッターが断然おすすめです。
マキタ高速カッターの選び方。チェックすべき3つのポイント
たくさんあるモデルの中から、失敗しないためのポイントを3つに絞って解説します。
1. 砥石のサイズで選ぶ
マキタの高速カッターに使われる砥石のサイズは、主に355mmと305mmの2種類です。
切断できる材料の太さが変わってくるので、ここはしっかりチェックしましょう。
- 355mmタイプ:丸パイプなら最大127mm、角パイプなら最大119mmまで切断可能。太い単管パイプや鉄骨を切るならこちら一択です。
- 305mmタイプ:丸パイプは最大89mm、角パイプは最大80mm。細めの材料が中心なら、こちらのほうが本体が軽くて取り回しが楽です。
「とりあえず色々切りたい」という人は、汎用性の高い355mmを選んでおけば間違いありません。
2. コード式か充電式かで選ぶ
電源の確保ができるかどうかで、選ぶべきモデルが変わります。
- コード式(AC100V):安定したパワーで連続作業ができるのが強み。工場内や電源の近くで使うならこれです。
- 充電式(36V):マキタは業界で唯一、36Vの充電式高速カッターを展開しています。電源がない現場や、移動しながらの作業で圧倒的に便利。18Vシリーズのバッテリーをすでに持っているなら、本体のみの購入でシステムを拡張できるのも大きなメリットです。
3. バイスの開き幅で選ぶ
材料を固定するバイスの開き幅も、意外と見落としがちなポイントです。
幅の広いフラットバーを切断するときなど、バイスの開き幅が足りなくて固定できない…ということも。マキタの355mmクラスは、最大180mm前後の開き幅を確保しているので、かなり太い材料にも対応できます。
マキタ高速カッターおすすめ6選【用途別】
ここからは、実際にどんなモデルがあるのか、用途別におすすめを紹介します。
1. プロも納得のハイパワーモデル:マキタ LW1401
355mmの砥石を使うシリーズで、丸パイプなら最大127mmまで切断可能。これは同クラスの中でもトップクラスの切断能力です。
スパークガードで火花の飛散を抑えつつ、角度切り用のガイドプレートも付いているので、単管パイプを使ったDIYにも最適。持ち運び用のハンドルが付いているのも地味に嬉しいポイントです。
「1台でなんでも切りたい」という人には、まずこれをおすすめします。
2. 電源不要のコードレスモデル:マキタ LW141DZ
「現場に電源がない」「延長コードを引き回すのが面倒」という悩みを根本的に解決するのが、36Vの充電式モデルLW141DZです。
「バッテリーだとパワーが心配…」と思うかもしれませんが、AC100V機と同等のパワーがあるので心配いりません。工具レスで砥石交換ができるのも、作業効率を上げてくれます。
マキタの18Vバッテリーをすでにお持ちなら、バッテリーユニットとしても使えるので、システムを無駄なく拡張できます。
3. コストパフォーマンス重視の305mmモデル:マキタ 2414B
「355mmだと大きすぎる」「そこまで太い材料は切らない」という人には、305mmの2414Bが狙い目です。
本体重量も355mmより軽く、取り回しが楽。価格も抑えめなので、初めての高速カッターとしてもおすすめです。
4. 交換砥石は純正品を:マキタ A-80922
高速カッターを選ぶとき、一緒にチェックしておきたいのが交換用の砥石です。
対応サイズさえ合えば社外品も使えますが、安全性と切れ味のバランスを考えると、やはり純正品が安心。マキタの純正砥石は、355mm用ならA-80922が定番です。
5. 比べておきたい競合モデル:HiKOKI CC14SF
「マキタ以外も見てみたい」という人のために、競合の人気モデルも紹介しておきます。
HiKOKIのCC14SFは、ワンタッチで材料を固定できるバイスや、握りやすいソフトグリップを採用。長時間の作業が多い人には、こうした使い勝手の良さも選ぶポイントになります。
6. 安全性を重視するなら:HiKOKI FCC14ST
HiKOKIのFCC14STは、アンダーカバーが付いていて、床面への接触や切り粉の飛散を防ぎます。安全面に配慮された設計で、初めて高速カッターを使う人にもおすすめです。
マキタ高速カッターを使うときの注意点
高速カッターは非常に便利ですが、火花や粉塵が多く出る工具です。安全に使うための注意点を押さえておきましょう。
- 保護具は必須:火花や切り粉から目を守る保護メガネ、軍手は回転部に巻き込まれる危険があるので避けて皮手袋を使いましょう。
- 周囲の安全確認:火花が飛ぶ方向に可燃物がないか、必ず確認してください。できれば火花の飛散を抑えるスパークガード付きのモデルを選ぶか、後付けのスパークガードを活用しましょう。
- 砥石の適合サイズを守る:指定外のサイズの砥石を使うと、カバーが閉まらなかったり、最悪の場合破損事故につながります。交換時は必ず取扱説明書で適合サイズを確認してください。
まとめ:マキタ高速カッターで快適な金属切断を
マキタの高速カッターは、太い材料をガンガン切りたい人にこそおすすめしたい工具です。
- とにかくパワーと切断能力を求めるなら:LW1401
- 電源がない現場でも使いたいなら:LW141DZ
- 305mmでも十分という人には:2414B
あなたの作業内容や環境に合わせて、ぴったりの1台を選んでくださいね。

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