「よし、草刈りするぞ!」
そう意気込んで庭や畑に出たものの、エンジンがなかなかかからない。チョークを引いたっけ? プライマリーポンプって何回押せばいいの? そんな経験、ありませんか。
実はマキタの草刈機、手順さえ覚えればコツはいりません。ちょっとしたポイントを押さえるだけで、毎回すんなりエンジンがかかるようになります。この記事では、安全に作業を始めるための準備から始動手順、うまくかからない時の対処法まで、あなたの「困った」を解決していきますね。
エンジンをかける前に必ずやっておきたい3つの安全確認
草刈機は便利な道具ですが、使い方を間違えると大けがにつながります。エンジンをかける前のチェックを習慣にしましょう。
作業エリアの安全を確保する
まずは周囲を見渡してください。人、子ども、ペットが15メートル以内にいないことを確認します。草刈機の刃は小石や枝をすごい勢いで飛ばしますから、思わぬ方向に飛んで当たってしまうこともあるんです。
「誰もいないから大丈夫」と思っても、死角から子どもが飛び出してくるかもしれません。作業中も油断せず、常に周囲に気を配りましょう。
本体と刃の取り付けを確認する
次に草刈機本体をチェックします。グリップがしっかり固定されているか、シャフトにガタつきはないか、そして刃やナイロンコードカッターが確実に取り付けられているかを確認してください。
特に刃の取り付け部は要チェックです。緩んだ状態でエンジンをかけると、刃が外れて大事故になりかねません。不安があれば取扱説明書を見ながら増し締めしておきましょう。
保護具をしっかり着用する
「ちょっとだけだから」と軽装で始めるのは絶対にNGです。最低限、次の装備は必ず身につけてください。
- 保護メガネ:目に飛び込んでくる石や草の破片を防ぎます
- 耳栓:エンジン音は想像以上に大きく、耳を傷める原因に
- ヘルメット:跳ねた石が頭に当たるのを防ぎます
- 滑りにくい手袋:グリップをしっかり握れて、振動からも手を守ります
- 長ズボン:飛来物から足を守り、刃の接触事故も軽減します
さあ、ここまで準備できましたか? それではいよいよエンジンをかけていきます。
マキタ 草刈機のエンジン始動手順を解説
マキタの草刈機には、始動を助ける「プライマリーポンプ」と「チョークレバー」がついています。この2つを使いこなせば、驚くほど簡単にエンジンがかかるようになりますよ。
ステップ1:燃料を確認してスイッチを入れる
まずは燃料タンクに混合ガソリンが入っているかチェック。マキタの2ストロークエンジン用草刈機は、ガソリンと専用オイルを混ぜて使います。混合比はモデルによって違うので、取扱説明書で必ず確認してください。
燃料OKなら、エンジンのスイッチを「ON」にします。あたり前のようですが、意外とこれでつまずく人、多いんです。
ステップ2:プライマリーポンプを押す
キャブレターに燃料を送るためのポンプです。半透明の丸いボタンみたいな部品を探してみてください。これを指で数回押します。
「何回押せばいいの?」というのが一番多い質問ですね。おおよその目安は、気温が高い時期なら4〜5回、寒い時期なら6〜7回。でも必ず、お手持ちの機種の説明書を優先してください。押しすぎると「かぶり」といって燃料が多すぎて逆にかかりにくくなるので注意です。
ステップ3:チョークレバーを操作する
エンジンが冷えている時は、チョークレバーを「閉」の位置にします。クローズドとかスタートと書かれている方ですね。これで混合気を濃くして、エンジンがかかりやすい状態にします。
すでにエンジンが温まっている時は、チョークは「開」のままで大丈夫です。
ステップ4:リコイルスターターを引く
さあ、いよいよ本番。草刈機を地面に安定させ、片手で本体をしっかり押さえます。もう一方の手でリコイルスターターのグリップを握り、軽く引いて抵抗を感じる位置までゆっくり引き出します。
抵抗を感じたら、そこから一気に勢いよく引いてください。ポイントは「ゆっくり引いて、スッと止めずに最後まで引き切る」こと。ビクッと止めるとエンジンにうまく火が入りません。
ステップ5:チョークを戻して暖機運転
エンジンがかかったら、すぐにチョークレバーを「開」に戻します。そのまま数分間はアクセルを開けず、アイドリングで暖機運転を。エンジンが安定してきたら、少しずつアクセルを開けて通常作業に入ります。
「チョークを戻すタイミングがわからない」という方は、エンジン音が不安定になったらすぐ戻す、と覚えておいてください。
それでもエンジンがかからないときの原因と対処法
手順通りにやったのにかからない。そんな時は焦らずに、原因をひとつずつ潰していきましょう。
燃料が多すぎる「かぶり」の解消法
プライマリーポンプを押しすぎたり、チョークを長く引きすぎると燃料過多の「かぶり」状態になります。こうなるとプラグが燃料で濡れて火花が飛ばなくなるんです。
対処法は、スパークプラグを外して乾かすこと。リコイルスターターを数回ゆっくり引いて、余分な燃料をシリンダー内から追い出します。プラグが濡れていたら、布でしっかり拭いてから取り付け直せば、たいてい一発でかかるようになりますよ。
アイドリング中に刃が回転する場合
エンジンはかかっているのに、アクセルを開けていないのに刃がくるくる回る。これはアイドリング回転数が高すぎるサインです。そのまま作業すると芝生を傷めたり、思わぬ事故につながります。
自分で調整するのは難しいので、販売店かマキタのサービスセンターに点検を依頼しましょう。安全のためにも、無理に使い続けるのは避けてください。
それでもダメならプロに相談
燃料を入れ直しても、プラグを掃除してもダメ。そんな時は無理に分解したりせず、お近くの販売店やマキタサービスセンターに相談するのが一番の近道です。キャブレターの詰まりや点火系の不具合など、素人判断が難しいトラブルの可能性もありますからね。
マキタ 草刈機のエンジンのかけ方をもう一度おさらい
ここまで読んできた手順を、自分のものにできていますか? 最後にもう一度、ポイントをおさらいしておきますね。
安全確認をして、保護具を着けること。燃料とプライマリーポンプ、チョークの操作は機種ごとの説明書が基本であること。そしてエンジンがかかったらすぐチョークを戻し、暖機をすること。この流れさえ頭に入っていれば、もうマキタ 草刈機のエンジンのかけ方で迷うことはありません。
草刈りはしっかり準備すれば快適で気持ちのいい作業です。安全第一で、今日も気持ちよくエンジンをかけていきましょう。きれいに整った庭や畑が、あなたを待っていますよ。

コメント