マキタのチェーンソー チェーンの正しい張り方と調整のコツを解説

マキタ

マキタのチェーンソーを使っていて「なんだか切れ味が落ちたな」「チェーンが外れそうで怖い」と感じたことはありませんか?

実はそのトラブル、チェーンの張り具合を調整するだけで解決することがほとんどです。

この記事では、安全に使い続けるために欠かせないマキタのチェーンソー チェーンの張り方を、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

なぜチェーンの張り方が重要なのか

チェーンソーのチェーンは使っているうちに必ず伸びます。

特に購入直後は「初期伸び」と呼ばれる現象が起きやすく、数回使用しただけでたるんでくることも珍しくありません。

このたるみを放置すると、最悪の場合チェーンがガイドバーから外れて使用者の方に飛んでくる危険があります。

逆に張りすぎるとモーターやエンジンに過剰な負荷がかかり、バッテリーの消耗が早まったり、チェーンやガイドバーの寿命を縮める原因になります。

安全で快適な作業のためには、適切な張り具合を保つことがなにより大切です。

チェーン調整前に必ずやるべき安全確認

作業を始める前に、次の2つを必ず守ってください。

  • 電源を完全に切る:充電式ならバッテリーを本体から取り外す。エンジン式ならエンジンを停止し、マフラー周辺が冷えていることを確認する。
  • 保護手袋を着用する:切れ味の鋭いカッター(刃)から手を守るため、必ず軍手や作業用手袋をつける。

「ちょっとだけ調整したい」というときこそケガをしやすいもの。面倒でも毎回徹底してください。

マキタのチェーンソー チェーンの張り方|基本手順

ここからは実際の調整手順をステップごとに解説します。

1. ガイドバー取り付けナットを緩める

マキタのチェーンソーには専用のボックススパナが付属しています。サイドカバーにあるガイドバー取り付けナットにスパナをはめ、反時計回りに回して緩めましょう。

機種によっては「ナットが完全に外れない落下防止機構」がついているものもあります。無理に外そうとしなくて大丈夫です。チェーンとガイドバーが動く程度のゆるみで十分です。

2. チェーンの張りを調整する

つづいて張り具合の調整です。マキタのチェーンソーの多くは、本体側面にテンション調整ダイヤルを備えています。

マイナスドライバーを差し込んで、右に回せば張りが強くなり、左に回せば緩む仕組みです。最初は少しずつ回しながら、様子を見てください。

3. 適正な張り具合をチェックする

調整後のチェックがもっとも大事な工程です。

ガイドバーの中央付近で、チェーンを指で軽くつまんで持ち上げてみてください。ドライブリンク(ガイドバーの溝にはまっている出っ張り部分)の先端が、ガイドバーからほんの少し顔を出すくらいが適正です。

目安としては0.5mmから1mmほどの隙間。感覚的に言うと、「チェーンがバーに軽く吸いついているけど、手で引っ張ればスッと動く」くらいの塩梅です。

張りすぎるとチェーンを手で動かしたときに抵抗を感じます。逆にゆるすぎると、バーからチェーンが浮き上がってしまいます。

4. 最終確認とナットの本締め

適正な張り具合になったら、ガイドバー先端を持ち上げるように軽く押さえながら取り付けナットを締め込みます。

このとき、付属のボックススパナをしっかりと握り、テコの原理を活かして確実に締めてください。締めがゆるいと作業中に張りが変わってしまい、チェーン外れの原因になります。

最後にチェーン全体を手で一周させ、引っかかる箇所がないか、スムーズに回るかを確認して作業完了です。

マキタのチェーンソーを快適に使い続けるためのメンテナンス

チェーンの張り方に加えて、知っておくと長く快適に使えるポイントをいくつか紹介します。

こまめな張り確認を習慣にする

作業前だけでなく、作業中も30分に一度を目安に張り具合をチェックしましょう。チェーンが温まると金属が膨張し、張りが変化することがあるからです。

また、マキタの上位モデルに使われているスプロケットノーズバー(先端にギアが内蔵されたガイドバー)は、バーの動きがスムーズなぶん、適正な張り調整がより重要になります。操作が軽快になる一方で、メンテナンスの手間は惜しまないようにしてください。

交換用チェーンの選び方

チェーンが伸びきって調整代がなくなったら交換のタイミングです。

マキタのチェーンソーには、モデルごとに適合するチェーンの「タイプ」と「コマ数(ドライブリンク数)」が細かく決められています。

たとえばマキタ 25AP-52 チェーンのように、チェーン本体に刻印されている品番を確認して、まったく同じものを選ぶのが確実です。品番が消えている場合は、コマ数を数えてメーカーに問い合わせるか、マキタの純正品番を販売店で調べてもらいましょう。

互換品も出回っていますが、初めての交換なら純正品を選ぶのが安心です。

チェーンオイルの補充も忘れずに

切れ味が悪くなる原因は張りだけとは限りません。チェーンオイルが不足すると摩擦が増え、バッテリーの消耗が早まったり、チェーンやバーが傷んだりします。

作業前には必ずオイル残量を確認し、マキタ純正のチェーンオイルを補充してください。

マキタのチェーンソーでよくある疑問と答え

最後に、実際によく寄せられる質問にお答えします。

  • Q. チェーンを張ってもすぐにゆるくなる
  • A. 新品のチェーンは初期伸びが起きやすいため、最初のうちは頻繁に調整が必要です。作業開始前に張り直し、30分使ったら再チェックするくらいの感覚でいてください。何度使ってもすぐ伸びる場合は、チェーン自体の寿命かもしれません。
  • Q. チェーンが外れてしまったときの直し方は?
  • A. 慌てずにバッテリーを外し、ナットを緩めてガイドバーごと付け直してください。このとき、チェーンのカッター(刃)の向きが進行方向と合っているか必ず確認します。向きが間違っているとまったく切れませんし、キックバックの危険もあります。
  • Q. マキタのチェーンソーは振動が少ないって本当?
  • A. 実際にお使いの方の声として、「振動が少なく疲れにくい」という評価は多く聞かれます。充電式モデルのマキタ 充電式チェーンソーはバランスの良さにも定評があり、枝打ちから薪づくりまで幅広く活躍してくれます。

まとめ:正しいマキタのチェーンソー チェーンの張り方で安全作業を

マキタのチェーンソー チェーンの張り方は、たった数分の作業で安全性と切れ味が大きく変わります。

  • 作業前には必ずバッテリーを外し、保護手袋を着用する
  • 張り具合の目安はドライブリンクの先端が少し見えるくらい
  • 調整後は取り付けナットを確実に締め込む
  • 作業中もこまめに張り具合をチェックする

この基本をおさえておけば、チェーンソーをもっと安全に、そして気持ちよく使い続けることができます。

道具の調子がいいと、作業そのものが楽しくなりますよね。ぜひ今日から実践してみてください。

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